こんばんは、言峰空也です。
『ボイスコネクトメモリアル』過去編を最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。
少しだけ、この物語の始まりのお話をさせてください。
始まりは、2024年12月18日。
この頃の私は、ボイメモのキャラクター画像を作りながら、「仲のいい友人たちをゲームのキャラクターにしたら、こんな感じかな」と試行錯誤していました。ちょうど、プロトタイプの雪人と空夜が完成した頃です。
そんな中、ふと思いついたのが——
「蓮さんとお芝居の練習をするなら、文章でエチュードができるんじゃない!?」
……見切り発車もいいところのスタートでした。
実はこのとき、二つの物語が同時に走っていました。
一つは、声の精霊と共犯者になるところから始まる物語。
もう一つは、行き倒れの男の子が白米を求めるところから始まる物語。
前者は、私が構想していたボイメモの世界へと繋がり、主人公は「月怜瑞穂」という名前を得て、この過去編を歩むことになりました。
後者は、ボイメモの作中に映画として登場する作品になりました。——実はこちらも、完成していたりします。
まさか、ここまで来るとは思っていませんでした。
カクヨムでの連載は、2026年6月26日にスタート。そこから約三ヶ月。
過去編は、幕間・番外編を含めて全94話、358,080文字になりました。
文庫本にすると、およそ三冊分です。
セッションは今も続いていて、物語はまだ紡がれている途中です。
ですが、空夜と瑞穂の物語は、ここで一度、区切りを迎えます。
一年以上にわたって月怜瑞穂を生き抜いてくれた瑞浪蓮さん。
そして、ここまで二人の物語を見届けてくださった皆さまに、心からの感謝を。
現代編〈再生の春〉の準備には、もう少しお時間をいただくことになりそうです。
そこで——
その間に、あの日同時に走り出したもう一つの物語を、カクヨムでお届けしたいと思います。
タイトルは、『EDEN』。
ボイメモ本編をお読みの方は、どこかで聞き覚えがあるかもしれません。
そう、第39話「六月の雪辱と、星屑の刃」で、空夜と瑞穂が池袋のデートで観ていた——あの映画です。
行き倒れの男の子が、白米を求めるところから始まるお話。
こちらもまた、蓮さんとのエチュードから生まれた、もう一つの物語です。
全38話、本文と挿絵はすでにすべて完成しています。
途中で途切れることなく、最後までお届けできます。
……ついでに言うと、OP、ED曲まであります(笑)
二人が観ていたあの映画を、今度は皆さまにも。
準備が整いましたら、改めてお知らせします。