山田耕造

溺愛が大好きな百夢冷夏《ゆめれいか》と狂愛が大好きな栗凪璃々《くりなぎりり》。 二人は恋人同士であり、 毎日お互いに愛を囁いているのです。 しかし、ある日を境に璃々は冷夏に 狂っ…

短歌を初めて書きました。

もしもこの世界が、結晶化した数千億の脳髄が見る夢だとしたら？　それが狂ってしまったとしたら？　わたしもあなたも、そこに閉じ込められてしまって、もう、誰も……。

ようこそ、わたしという名の地獄(パラダイス)へ。

通学途中、電車の中で痴漢に遭ったわたしは、途中下車をした。閖町……その不思議な場所で、わたしは彼女に出会う。 花とリューシカを巡る、三度目の物語。

美桜と一緒に来た初詣。 そこで三奈は人生で初めて神様に祈った。 少しでも美桜に追いつきたくて……。 前作「君と、わたしと。」 https://kakuyomu.jp/works…

古本屋で出会った平凡な少女と不思議な少女。 普通って何だろう。 答えがない正解を求めて彼女たちが過ごす、穏やかで温かな一年間の青春物語

磔にされて処刑になった僕は、どういうわけか生きてしまった。 そんな今際の際に出会った少女に、僕は助けられるけれど……。

何かを変えたい僕と、それを否定する彼女のバーでの一件。

草原で見かけた少女は、何かを変えられたのだろうか？

アルコールに溺れて堕落してしまった先輩と、彼女を断ち切れない僕の、関係記録。 ※R-15要素が多分に含まれているため、苦手な方はブラウザバックを推奨致します。 ※この物語はフィ…

夢の中で、僕は水槽を見張っていた。

彼女のことを初めて知ったのは高校三年の春。 そして再会した十年後。 変わってしまった彼女は、変わらないものを求めていた。

宝の持ち腐れニートと、それに嫉妬する貧乏な夢追人の、醜い小話。

高知三奈にとって、今までの人生は最悪だった。 高校一年の夏、彼女に出会うまでは。 『君と、わたしと。』の本編終了の翌日のお話。 （本編 → https://kakuyomu.…

わたしね、これでも一度だけ……人を好きになったことがあるんです。 カクヨム公式自主企画「百合小説」参加作品。

『だからわたしも、この一本を吸う時に、祈りを込めているの』 大好きな先輩の送別会。 碌に想いも伝えられずに落ち込んでいた私は、先輩に誘われて二人で会うことになる。 雨の気配にも、…

まっすぐで素直だけれど自分にも他人にも興味を持てない高校の臨時教員と繊細でクールな生徒 そんな2人を取り巻く人たちが織りなす、優しくも切ない年の差百合ストーリー。 番外編 …

看護師に嫌気が差していたわたしの元に、一通の電話が。それはわたしを、遠い場所に連れて行く、姉の娘からの電話だった。 カクヨム公式自主企画「百合小説」参加作品です。

閉ざされたこの全寮制の女学校で、わたしの妹は花の君になる。 カクヨム公式自主企画「百合小説」参加作品。

旅行先の函館山で転倒し、入院を余儀なくされた杏珠。離れ離れになったわたしたちは、三か月後、やっと会えるというのに……。 カクヨム公式自主企画「百合小説」参加作品。

主人公の美咲は幼い頃からの親友である悠人との結婚を約束していた。 二人はお互いに深い愛情を抱きながら、将来を夢見ていた。 しかし、美咲がある日、交通事故に遭い、一時的な記憶喪失と…

まだ東京オリンピックが開催される前、コロナ禍のとある海辺の町。見捨てられたメリーゴーランド。名前のない鳥。廃墟の寄宿舎学校。あなたの……死体。 以前、『まだあげ初めし前髪の』と…

【殺伐感情戦線132】 十年前、虐められていた私は、その加害者と一緒に食事をしていた。彼女の口から語られた、真意とは？

七緖さんとの旅行。そこに差す妹の影。これは、血のエピソードの物語。

聴きたくもないクラシックの旋律とあの花の香りが、彼女を思い出させる。

雨の教室、僕は彼女を待っていた。 苦しみの先にある世界へ、旅立つために。 ※若干の性描写があります。苦手な方はブラウザバックを推奨いたします。

ジーニァと出会ったのは、僕が僕であるために必要な、運命だったのかもしれない。 少女と出会った獣の、葛藤を描く物語。

ある時、大人たちの命令で僕たちは空へと昇る。またある時は、彼女の歌声を耳にしながら、夜を過ごす。全ての始まりに、終わりが存在しているように、少女も僕の中で死んでいく。それでも、少…

女子高生である白河なずなはかわいい女子小学生が大好き！ 最近一緒に暮らし始めた妹の柑奈を溺愛している その妹や、たまたま出会った女子野球チームの女の子を通じて、小学生の知り合いが…

高校に入学した日、睦は初めて出会った芽久瑠に恋に落ちる。 その美しさと魅力で注目を集めながらも、他人に愛されることを極端に嫌がる芽久瑠。 大好きな芽久瑠の側にいるために、睦は自分…

夜の街を歩いていた私は、出会いたくない彼女に、出会うこととなる。

高校二年生になった千智（ちさと）と瑞稀（みずき）は十年以上の付き合いがある幼馴染。 常に周囲と距離を置こうとする瑞稀の苦悩を千智は知ろうとするが……。 七夕の夜、二人は互いの距離…

邑がある夜であったのは、罠にかかった一羽の鳥。 『鶴の恩返し』をモチーフにした、百合作品です。 どうかお楽しみくださいませ。

中学二年の由良は漢字テストにひとり不合格になり、居残りしてテストを受けることになる。漢字の練習中に教室にやってきたのは、同じグループの友だち、桃佳。 入学した日からその可愛さで有…

紗月の使っている通勤カバンはかなり年季の入ったものだった。なぜならそれは好きだった先輩、佳那子からもらったものだから。 しかし数年前に佳那子は退職して今はどこでどうしているかも知…

突然の通り雨に困る主人公。そこへ傘を差し出したのは年下の女性で⋯。

詩で御座います。

詩です。

詩です。

わたしの幼なじみには、秘密があった。彼女が蚕に触れると……。 ゆきのまち幻想文学賞第31回佳作。

雪山で道に迷った瞽女が、一夜の宿を借りたのは……。 ゆきのまち幻想文学賞第29回佳作。この度主催者様の許諾を得ましたので、ご一読いただければ幸いです。

葉桜へと変わった並木道を響子さんと一緒に歩いていた時、彼女の顔に悲しみが浮かんだ。私たちのこれまでとこれからを見つめる話。

【殺伐感情戦線100】 夜の雨に打たれていた美しい女に、私は呼び出された。その目的は一体……。

校舎裏の温室に隠されていた、十五年前の想い合う二人の交換日記。それを見つけた主人公は、温室が取り壊されることを知り⋯⋯。 カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ お題「日記…

【殺伐感情戦線98】 生まれ育った地元で出会ったのは、あの子を知る少女だった。

社会人の紗雪と乃愛は付き合っている。 そんな二人は大学時代に出会って今に到る。 紗雪の恋の別れと乃愛との出会い。 カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ お題「出会いと別…

好きだったけれど、あなたは私を見ていなかった。 カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ お題「第六感」用に書いた話です。

【殺伐感情戦線96】 吹奏楽コンクールにて、香蓮は舞台袖から舞台を見ながら、自分とみんなとの実力の差に絶望していた。コンクール終了後、同期のキナと会話を交わすが、彼女には理解して…

孤独を恐れる主人公『前田』は川を眺めながら寂しさを噛み締めていた。その帰り道、彼はクラスメイトである『湯波』と偶然にも出会う。孤独と向き合う2人は、答えを見つけられるのだろうか？