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1つの章ができるまでにやること(生成AI補助利用含む)

 なんとなく今回は、私が小説を投稿するまでの流れについて記事にしてみます。
 ただし、創作論とかそういう大層なものじゃないので、あくまで私の場合ってだけです。
 おそらく一般的な小説を書く流れとそう変わらないはずです。

0.大前提
 今回は、現在連載中の『ウチ、ただの行商人やで?』を例にしています。
 この作品は生成AIを補助的に利用しています。といっても使い始めて2か月ほどということで、さほど経っていません。
 それから全体的なストーリーや世界設定などは既にしてある前提で、例えば第〇章を書き始めるときにはこうする、みたいなことを紹介しています。

1.章プロット作成
 最初はここからです。
 基本的に章プロットは「序破急」の三段構成で書いています。
 これは次章へのつながりなどからして、こっちのほうが書きやすいかなと感覚的に採用しています。
 ちなみに起承転結構成は、全体プロット作成時に使います。やはりこれは、結末をしっかり用意しておくためです。
 この作品でも、一応どう終わらせるかは考えてありますが、かなりふわっとしているのでそのとおりになるとは限りません。

 それで、肝心のプロットについてですが、どこから考え始めるかは時と場合に寄ります。
 もちろん、一番のメインのイベント(破)から考えることが多いですが、次章への繋がり(急)を先に考えることもあります。
 導入(序)から考えることは少ないですね。
 どっちにしてもこの作品の場合、「序」は余談が多いので後回しが多かったりします。

2.補助資料の検討
 さて、章プロットが出来たら、実際に執筆していくわけですが、その前に必要そうな資料を集めます。
 たいていはGoogle先生が教えてくれます。もちろん手元の参考本などを資料にすることもあります。いわゆるファンタジー事典みたいなやつですね。
 で、ここで生成AIを使うことがたまにあります。
 資料だけだとイメージがわかない時に画像を探してきてもらったり、イメージを生成してもらったりすることに使います。
 例えば「糸車のイメージ」とかね。
 でも、章1つ書くのに1回使うぐらいです。別に糸車を細かく、そして正しく描写をしたいわけじゃないですからね。主人公は糸車をみても、自転車とうまい棒で表現しますからね。

 ところで、補助的利用っていう用語には「アイデア出し」までが含まれるようです。
 アイデア出しってのは、つまりストーリーに対しての基本構想づくりそのもの、ということと理解しています。
 私の場合、基本構想自体には使っていません。あくまでそのバックグラウンドに必要な資料集めに使う、ってところでしょうか。

3.執筆開始
 で、いよいよ執筆を始めます。
 どこから書くか?
 冒頭部分(序)からです。
 途中から書くことはありません。
 もちろん書いているうちに、当然新たな資料が必要になったりしますので、現実には「2」でやってることも並行しながらです。
 この作品はほぼ関西弁なので、もちろん最初から関西弁で書いていきます。
 日本語IMEでは変換できないことが多いのですが、自動変換がそれなりに学習したので、当初よりもだいぶ書きやすくなりました。

4.草稿上がり
 とりあえずプロットに従い、あるいは修正しつつ、草稿が出来上がります。
 ここでこの草稿を生成AIに投げて、誤字脱字等を見つけてもらいます。
 それと感想を貰う、というか内容を簡潔にまとめてもらいます。これはちゃんとこちらの書いた意図が伝わっているかの確認のためです。
 なお、大幅な加筆訂正等の提案はさせないように、最初から「不要」とプロンプトに投げています。

5.改稿作業
 そして本番ですね。
 一から読み直しつつ、読みにくい部分などを修正しつつ、文章を追加したりして、読みやすい文章に変えていきます。
 だいたい『ウチ、ただ行商人やで?』の場合は、その影響によって文章が3割増し程度になります。
 関西弁になっていないところを関西弁にしたり、主人公が地の文を含めて関西弁風の装飾過剰な独特な言い回しをしますので、そのあたりを合わせていきます。
 なんせ生成AIは「自然な」あるいは「過剰な」関西弁には対応していませんので、誤字脱字判定からそのあたりはほぼ漏れています。
 それから余計なネタをわざと追加することによって、ますます増えます。
 改稿した文章は都度生成AIに投げて、誤字脱字訂正をしていき、数回読み直して完成です。

6.タイトル決め
 改稿まで終わればタイトルを決めます。
 ちなみにこの作品はコメディなので、タイトルは中身を正確に表すことはありません。あるいは正確に表していないように書いています。
 なので、かなり悩みます。そのためにもう1回読み直すこともあります。
 なんとかそれが決まったら、生成AIにこれでいくよ、って投げます。たいてい「いいね!」って言われるのでそのままです。

7.あとは投稿予約
 投稿を予約します。
 でも、実際には予約してからも、何度か読み返して細かい修正をしたりします。
 投稿予約をしてしまうのは、そうしないといつまでも修正が続くからですね。
 ここからの修正作業にAIは使いません。というのも、ここで見つかるものはAI的には修正不要とされたものだからです。
 AI的には正しくとも、人間が読むとおかしい、という部分はあるのでしょう。関西弁だから余計にそうかもしれません。

8.(余談)Xへポスト
 投稿された後、一応Xへの宣伝ポストをしますが、この内容はまず生成AIに案を出してもらって、それを修正しています。
 案そのままでいくことはほぼないです。なぜか生成AIはXのポストでネタバレをしようとしたりするので。


まとめるとこんな感じになりました。

生成AIは色々試した結果、claudeに落ち着きました。Proプランを契約していて、モデルはOpusです。
Fableがクレジットなしで使えたときは使っていましたが、そっちのほうが精度がいいのは間違いないです。

それから執筆環境はNolaを使っています。
ただ設定資料の機能はやや使いづらいので、Obsidianで管理しています。

こんなところですかね。

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