もしいつか最後まで読んで下さる方がいらっしゃいましたら「舞台裏」まで御一読頂ければ幸いです。
説明と、タネ明かしについて書いています。
ネットで作品を載せて人様に見てもらうことにはただ載せただけでは全く足りず、海の藻屑になりますね。
自分にはネットの海は広過ぎます。でも浅瀬に行ったとしても自分はミトコンドリアのようなものだなと思い知るだけに終わりますね。
「思いつきで遊んだら駄目なのかな……」
「書きたかっただけものを人に見せたら駄目なのかな」と、つい考えてしまいます。
書き方や構成についてはもう、技術面で足りていないどころかその知識もない、初心者マークを顔面に貼り付けた私が「ディディーコングレーシングではこの要素あった!」と言って、マリオカートで逆走しているような大やらかしであり、指摘の山でお叱りを受けるしかない頓珍漢のハリボテであることも自覚しています。
私はプロットすら書いていませんし、映画やアニメのようにワンカットの映像がぽんと思い浮かぶのをそのまま文章にアウトプットしているだけで、それすらも繊密にできているわけではありません。
「ああしたい、こうしたい」だけが先行しているのが丸出しでお恥ずかしいのですが、自分のための創作として、元は人に見せる予定がなかったものなのでついそのまま好き放題突っ走りました。
話を考えるのも苦手で、短い文章しか書けなくて、何故かいつも台詞が少なくなってしまう自分の文章でも、全体の形を変えればいいのでは。物語が作れなくてもこれなら一つの形にできるかも知れないと考えて試した次第です。
「小説を書いているんじゃなくて、映像作品やゲームをつくろうとしているのに近いんだな」と思って頂ければ幸いです。
でも、たとえ高グラフィックのCGがで動いてなくたってフレーバーテキストを楽しめる人達や、ノベルゲームが好きな人達は沢山いるのに、小説だけ、作り方に遊びが許されないように見えるのはどうしてだろうと不思議に思うんです。
むしろ顔面に初心者マークを貼り付けた自分だから、知らないままの自分だからそう感じたということなのでしょう。
お気を悪くされた方がおられましたら本当にごめんなさい。私が勝手に自由にやっているだけで、小説の書き方そのものや、小説というコース料理に似た丁寧な構築を否定したいわけではないんです。
私が思ったことを自分でやってみたかったという我儘の形がこの作り方なだけです。
攻撃の意図も、批判の意図もありません。
一番怖いホラー媒体は小説だと思っています。
それができるってことは、ゲームにできることも小説にもできるのではと考えたかったんです。
勿論そんな難しいことを私がやって成功すると判断したわけではありませんが。
映像や音やキャラクターの疑似操作でとことん記憶に介入してしまうゲームには絶対にできない
「周回したことでしか脳内に現れない映像」がつくれるのは小説じゃないのかと思ったんです。
私が、はじめて人前に公開する文章としての創作がこの作品です。自分にとっては大切なもので、どうしても自分の脳味噌から直接的に引き摺り下ろすことで表現することを最優先したいと決めていました。
オムニバスといいながらも連作の短編になり、
しかもオムニバス同士を繋ぐストーリーもなく、
思いつきを思いつきで繋げたばかりの代物ですが、
私は自分の創作を自分で組み立てられることに非常に面白さを感じました。
バラバラ構成でも読者の方に寄り添う体験としての提示ができなかったことは、偏に力量不足故であり、まだこのような方法を取るべきではなかったということの証明のようになってしまいましたが、私は自分の創作として、自分のための創作として、してみたかったことが試せてよかったです。ひとりあそびに過ぎませんでしたが。
書くことの難しさを思い知りました。向いてなさ過ぎる……足りないものが多過ぎる……本当に難しいですね夢でも悩み続けていました。
そして現在、自律神経が壊滅的にバグり散らかしており何も書けていません。
立ち読みで寄って下さった方、たくさんのエピソードを読み進めて下さった方、お付き合い頂き本当にありがとうございます。
完結記念に、数年前に描いたトムトリアスのイラストを載せます。ちょっと気持ち悪めなので注意して下さい。