『恐竜返還プロトコル』第21話「恐竜を恐れる女」より。
西から一人の女性が、リッカたちの村へやってきます。
榊マヒロ。
彼女がココの姿を見た瞬間、表情は一変しました。
ココは何もしていない。
ただ、いつものようにリッカのところへ歩いてきただけ。
それでもマヒロにとって、ラプトルは恐怖の対象でした。
「私は無理です。たぶん、何年一緒にいても無理だと思います」
恐竜と共に暮らすリッカたちとは違い、マヒロの村は恐竜を柵の外へ出して暮らしてきました。
そして彼女が伝えたのは、西で起きている山火事。
火そのものはまだ遠い。
けれど、火から逃げる恐竜に押し出され、別の恐竜が動き、さらに翼竜まで生息域を変え始めている。
昨日まで正体の分からなかった「西から東への移動」が、少しずつ一つにつながり始めます。
第21話の一場面をイメージしたイラストです。
※イラストは生成AIを使用して制作しています。