新作『となりの五次元』を公開しました。
2026年の日本によく似た街に、現代日本人の主人公・葉山志乃が迷い込むところから始まる物語です。
そこには、駅もあります。
カフェもあります。
住まいもあります。
人も、料理も、音楽も、祭りもあります。
けれど、お金がありません。
改札がありません。
時計も、広告も、価格表示もありません。
よく知っているはずの日本に似ているのに、世界の前提が少しずつ違っている。
『となりの五次元』は、そんな五次元地球で、現代日本人の常識が少しずつバグっていく、日常系の存在論SFコメディです。
『風の通るパン屋』とは、雰囲気も舞台もかなり違う作品。
けれど、根っこにあるものは同じ。
お金のあるなし、役に立つかどうかだけで、
そこにいる人や物に値札をつけないこと。
正しい、間違っていると分ける前に、
その人がそこにいることを、まず見ること。
分断のない、つながりの世界を、
今度は少し不思議な現代日本のような場所から描いていきます。
初週は、月曜から金曜まで5日連続で公開します。
その後は、月・水・金の週3回更新予定です。
笑いながら、少しだけ「あれ?」と思ってもらえる物語になればうれしいです。
どうぞよろしくお願いいたします。
『となりの五次元』
https://kakuyomu.jp/works/2912051601821077881/episodes/2912051601821733252