おはようございます。
komachiです。
本日、『隣の席の室井くん』第4巻を無事に完結させることができました。
こんなに長い物語をここまで読んでくださった皆さま、本当にありがとうございます。
4巻を書くにあたって、私が何より大切にしたのは「五年という月日の重さ」です。
10代の終わりから20代へ──
その時間は、たった五年でも人生を大きく変えてしまうほどの長さと重みを持っていると私は思っています。
高校生の頃の2人は、すれ違い、痛み、葛藤を抱えながら別れを選びました。
それでも、心のどこかではきっと、忘れられない想いを抱き続けていたのだと思います。
だからこそ、ようやく訪れた再会の場面を、
ただの“ときめき”や“感動”のシーンにはしたくありませんでした。
それは、“傷”を抱えたまま向き合う再会であり、
互いに変わったもの、変わらなかったものを静かに確かめ合うような、そんな再会にしたかったのです。
二人のあいだには、もう越えられない壁があるのかもしれない。
それでも、もう一度目を合わせて言葉を交わすことに意味がある。
そんな想いを込めて、この4巻を書きました。
物語はこれで終わりではありません。
ここからまた、新しい章が始まっていきます。
どうか、彼らの歩みを、これからも静かに見守っていただけたら嬉しいです。
…とはいえ、まだ実は5巻はまっさらな状態です。
恐らく、このままのペースだと当初の目標だった
9月1日には間に合わないでしょう…
ですが、じっくり向き合いながら、10年間思い描いていたこの先を形に出来るように頑張りたいと思います。
5巻の公開まで少しお時間頂くことになるかと思いますがよろしくお願いします。