僕です。
この度は「ある魔女が死ぬまで 賢者の石と追憶の魔法」を読んでくださりありがとうございました。
【経緯】
本編のあとがきにも書いたのですが、元々本作の後日談を書く予定はありませんでした。
本編が自分の中ではきっちり終わった作品なので、蛇足になりそうな気がしたんですよね。
そんな時、ある日ぽんと生まれたのがこの番外編でした。
最初にドロシーという魔女の女の子を考えて、過去にとらわれる二十四歳のメグの姿も見えてきて、どうやらファウストも関わっているらしい。
ファウストが関わるならこの話は形にするべきだと思い、プロットを作りました。
プロットはかなり前にできてたんですが、何やらかんやらあってモタモタしてたら数年が経っていたという。
時間はかかりましたが、ちゃんと発表できて良かったと思います。
書籍の最終巻が出たこともあり、なるべく内容は書籍版とWeb版の読者も楽しめるものにしようと思いました。
書籍とWebではラストの展開が大きく異なるのですが、どちらも分かる感じで上手く落とし込めたのではないのだろうか。
【小ネタというか補足】
・ゾル家三姉妹とローズマリー(番外編第1・2節)
Web版本編第9話で登場。
ゾル家三姉妹は僕も見分けがついてないです。
誰が長女か毎回首を捻ります。
・エドワード(番外編第2節)
書籍2巻BOOK☆WAKER電子特典で登場。
フィーネの彼氏。情けないけど良いやつ。モデルは魔女宅のトンボ。
フィーネ好きな読者がいたら(いるのか?)怒られそうだなと思いつつも出しました。
自分はどんなキャラでも普通に結婚させるスタンスです。
キャラクターにも人生があんだよ。
・ルナとヨーゼフ教授(番外編第3節)
Web版の星の声編で登場。
書籍ではカットされている。
・ポプラとソロモン(番外編第3節)
アニメ2巻BD特典で登場。
錬金術を研究する魔導師ソロモンのところに数日間修行に行くという内容。
地味に本作の仕込みをやってまして、錬金術の解説を軽く入れてたりします。
番外編でメグに錬金術の下地があるのはこのエピソードがきっかけ。
・ココの彼氏(番外編第5節)
存在だけ初登場。
ジャックに挨拶に行くので生きて帰れるかは不明。
・赤海事件(番外編第5節)
番外編スタートまでの7年間でメグが遭遇した七賢人案件①。
自然災害的な事件で、世界の海が真っ赤に染まってしまう事件。
メグと祈が対応にあたる。
当時水質調査施設で働いていたシャオユウが調査に協力した。
異界からやってきた魔法生物が原因だったそうな。
・兵器の魔女事件(番外編第6節)
番外編スタートまでの7年間でメグが遭遇した七賢人案件②。
魔法で兵器を生み出しちゃうヤバい魔女がロシアを滅ぼそうとした話。
メグと祈とソフィが対応にあたる。
ロシアは各国を魔法で制圧するための強力な魔導部隊の編成を目論んでいた。
兵器の魔女はその研究過程で生み出された人造人間の一人。
他の仲間は過酷な訓練や研究の失敗で死亡し、生き残った彼女はロシアを恨み報復を目論む。
だがソフィに説得され、自身の生み出した兵器と共に消滅した。
ソフィの実家も巻き込まれてるので、たぶんこの事件をきっかけにソフィは実家と和解している(と思う)。
・祈さん
ファウストが死に、ベネット、エルドラが実質現場を引退したあとの七賢人の主力。
フットワークが軽い上に割と寛容なので大体の面倒くさい案件を背負わされる。可哀想。
毎度一緒に事件を解決してくれるメグは祈にとっての『希望』らしい。
・24歳のメグ(番外編主人公)
書籍3巻エピローグで魔法協会新人スタッフとして登場。
編集さんに「このキャラって何か意図あります?」って聞かれたので「それ七年後から来たメグです」って返した記憶がある。
番外編26節『永年の魔女』の会話は元々書籍にも収録したかったのですが、流石に意味わからんなと思って端折りました。
そんな感じでした。
【次回作について】
クソネガティブな女の子が主人公の錬金術師スローライフ物
ダイ・ハードのブルースウィリスみたいな勇者の再起物
の二本を考えてます。
どっちも「ある魔女」くらいの長編にしたい。
錬金術物の主人公はネガティブ方面に振り切ったメグみたいな感じなので、メグが好きな人には刺さりそうな気もしている。
とりあえず形になればいいなー。気長に待っててください。
【最後に】
本作を連載するにあたり、たくさんの感想コメントや応援が励みになりました。本当にありがとうございます。
気の利いたコメ返が思いつかないのでお返事しないことが多いのですが、全部ちゃんと目を通しています。とても嬉しいです。
作者的には読んでる人がいるかわからないまま書いてる部分がありまして、リアクションや反応をいただけることはとてもモチベになります。
改めて、最後まで読んでくださりありがとうございました。
またどこかで見かけたら、遊びに来てもらえると嬉しいです。
ではでは。