本日投稿したエピローグをもって、『図書室の幽霊と、放課後三センチの境界線』は幕を閉じます。
実は、私にとってこれが人生で「はじめて完結させた小説」なんです。
書き始めた当初は、まさかハルキがあんなにインクまみれになって(笑)、凛があんなに壮絶な罪悪感に襲われる展開になるとは思っていませんでした。
執筆中は「ハルキ、ごめん……!」「凛、頑張って……!」と、自分でもキャラをいじめ抜く展開に心を痛めながら(確信犯ですが)、キーボードを叩く毎日でした。
「喜んで」なんて言えないほどの地獄をくぐり抜けて、ようやく辿り着いたラストシーン。
書き終えた今は、なんだか自分の中にあった黒いインクを全部出し切ったような、不思議とスッキリした、でも少し寂しい気持ちです。
ここまでハルキと凛の、もどかしくて痛々しい「三センチ」を見守ってくださった読者のみなさん。
みなさんの「続きが気になる!」「切ない……」という声がなければ、途中でくじけてハルキを深淵に置き去りにしていたかもしれません(笑)。
みなさんの応援があったからこそ、二人の物語を最後まで描き切ることができました。本当に、本当にありがとうございます!
しばらくは「完結の余韻」という名の、ただの抜け殻になっていると思いますが(笑)、また新しい物語を思いついたら、ふらっと戻ってきたいと思います。
その時はまた、図書室の隅っこで会うような感覚で、気軽にお付き合いいただけたら嬉しいです。
二人の放課後に付き合ってくれて、最高の時間をありがとうございました!