こうげつ夜です。
Chapter.4は短いと言いつつ8万字になりました。いつも通りくらいでしたね。
なおChapter.5は長いです!
※5, 6で上下巻のように出す想定なので、厳密には嘘情報。
嘘情報と言えば、Chapter毎のPrologueなんですが、
実際にはプロローグしてないんですよね。
一方でEpilogueは割ときちんとエピローグしています。
何故あれがプロローグなのかと言うと、読み手にとっての導入として考えているからです。
紙の小説における口絵のイメージと言えば分かりやすいでしょうか。
にどほろの物語性って、そもそもがわくわく重視ではありません。
良く言えばしっとりじわじわ、悪く言えばねっちょりぎとぎとです。(悪く言う意味とは)
いつだってジャンル迷子のSF(しゅうまつけいふぁんたじー)作品ですが、
読み筋としては倒叙ミステリーあたりに近い文脈も持っています。
読み手側が少しだけ情報を多く持つと、味わいが増すんじゃないかなと。
まあ紐解かれるのは事件の真相ではなく、
誰かにとっての小さな希望あるいは絶望なのですけれども。
一応、小説の技法としてはフックに近い置き方なのかもしれません。
私は脳が焦げ付いた無法作者なので、難しいことは考えていません。
フックが大切って聞きました! パンチですよね!? 自分ストレートも出せます!!
くらいの頭で日々を過ごしています。
というわけで(?)、今週はノートありです。
隔週固定にしたらノートの進行が遅くて間に合っていません。
やっぱり不定期になりそうです。
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【にどほろノート vol.9 (人物:Chapter.2におけるその他の勢力)】
隔絶都市ルーヴラウにおける、その他の勢力や人々。
具体的にはルーヴラウ調査隊と検疫庁(と一部その他)についてです。
先に組織や集団について書きます。
・ルーヴラウ調査隊
ルーヴラウ調査隊はかつて崇高な目的の下に設立されました。
今や建前に基づいて組織だけが残り、既に誰も彼らに期待していません。
にもかかわらず、本気で外の探索に命を燃やしている人々の集まりです。(言い方)
一応は公的機関なのですが壁の外側にあるため管理が杜撰で、
人員さえ現地登用で好きにしろ状態です。
予算はありますが最小限なので、基本的に装備を整えたら溶けます。
※装備を整えず他に回すと、今度は隊員が溶けます(物理)……
という極貧武装集団なのですが、士気と練度がそれなりに高くて割と強い設定です。
冒頭でしれっと「骨猛禽くらい俺たちで倒すぞ」みたいな空気を出してるのはそのせいです。
設立からの歴史は短いものの、多数の屍を積み上げた果てに今の強さを築いています。
ヴァリアントに対して実戦水準の経験や知識を備える軍隊は、実のところほとんどありません。
都市間比較で見るなら実はすごいやつらでした。あまり話には絡んで来なかったけど。
・ルーヴラウ検疫庁
聞いてください。こいつら公務員なんですよ。
略式に現地登用された調査隊と違って、壁の内側で採用された人員が勤務地に割り当てられています。
にもかかわらず、中身は完璧にならず者です。時代が時代なら「ヒャッハー!」って言いそうです。
実は体のいい処分場を兼ねていて、内部から爪弾きにされた連中が配属されます。
捨てられ人(≒D区画)から死ぬほど嫌われているだけでなく、内側からも嫌われています。
見方を変えると内側でないがしろにされた分だけ、攻撃性が外側に向いているとも言えます。
だから何だ。
以下、個別の登場人物に関する記述です。
・アンドリューズ・ターナー
現在の調査隊を率いる隊長。過酷な環境でも笑う男。
おっさん扱いされますが、32歳なのでギリおっさんです。合掌。
いいやつです。そして、出番はあるが見せ場はない!
ドリュー……
指揮官としては中の上くらいで、部下からの信頼は厚いがさほど凄くはない。
あくまで現場向きで、有り余る行動力とそこそこ何でもこなす器用さを備えたオールラウンダーです。
ただ常識人なところが抜けないため、非常識なD区画ではピエロになりがち。
ちなみにセフィのアンディ呼びを蹴ったのは、亡き両親からの愛称がアンディだったという
どこにも出てこないし何の役にも立たない設定があります。
・レイモンド
調査隊の隊員。きっとイケメン。20代後半。
戦隊ブルーみたいな立ち位置でレッドリュー(謎の初出呼称)をサポートする。
個人的な気に入りポイントは、やたら隊長にずけずけと物を言うこと。
普段は達観したクール系っぽい言動が目立つが、内面には荒々しさを宿しています。
(やっぱりブルーじゃん)
黒腫瘍で左腕がほとんど動かせません。
電子機器に強かったり戦闘時は盾を駆使したりと頭脳派かつ技巧派。
・テッド
調査隊の若手隊員。最初は名前すらなかった。20代前半。
声が大きい、元気がよい、声がデカいと三拍子が揃っている。
実は銃器マニアであり、趣味が高じて射撃戦は調査隊の中でトップクラスに上手い。
・トーマス・ターナー
作中に名前すら出てこないターナー父です。
妻エミリーは書くことがそれほどないのですが、割とこの人は重要人物。
初期の調査隊に同行していた人物の一人です。
「ルーヴラウ内に複数人いるヴァリアントってどこから発生したのか?」
という作中で明かさなかった問いがあって、その答えとなる人物です。
天蓋の破損や開門の影響で自然発生的に増えた、にしてはヴァリアの影響を受けた人間が少数です。
※剥がれて射殺された人はもちろんいますが。
実はデルタフレアこそ通したものの、多層天蓋は機能しておりヴァリアは通過していません。
門も同様で浄水門は正常に機能しています。
じゃあ、どこから?
Chapter.3で始祖鼠の話をしましたが、ヴァリアント化には経路として媒介があり得ます。
知己であったレミィヤやバルドは、ターナー父を経由してヴァリアント化しています。
作中人物の認識では最後は行方不明になっていますが、
実態としてはヴァリアント化したことが発覚して消された人物です。
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以上です。
設定資料は手元にあるのですが、時間が空くと作中でどこまで言及したかが
分からなくなります。それもあって、さっさとChapter.3の内容に行きたい……
ではまた来週。
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「二度、滅びゆく世界で」
https://kakuyomu.jp/works/16816700427786198893