あとがき
最終話だけでなく、ここまでお読みくださり、ありがとうございます。
『いか司書』はこれにて最終回となります。
カルリアナとディートシウスの帰結に納得し、温かい気持ちになっていただければ、作者としてこれほどうれしいことはありません。
第3部を書こうと思ったきっかけはコミカライズでした。
生まれて初めてコミカライズの監修作業をしていくうえで、作品そのものやキャラクターたちを掘り下げる必要が出てきました。
また、匣乃先生と担当さんが再構成してくださり、マンガとして描かれた『いか司書』を読むうちに、「あ、まだ、書いていないカルリアナとディートシウスの物語がある」と気づくことができました。
昨年の夏、某大ヒット映画を観に行ったときに、第3部でディートシウスがどうなるかが思い浮かび、それからずっと温めてきました。
こうしてラストまで書き上げ、皆さまにお届けすることができて、感無量です。
皆さまが応援してくださらなかったら、コミカライズも第3部もなかったでしょう。そう考えると、縁とは不思議なものだなあ、と心から思います。
番外編などはこれからも書いていきたいと思っておりますが、『いか司書・番外編』として、本編から独立させるかもしれません。
語りたいことはまだまだありますが、いったんここで筆を置かせていただこうと思います。
100話以上にわたる本作をお読みくださり、本当にありがとうございました。