読んでいただきありがとうございます。
この作品は、
“異世界で無双する話”というより、
「現代の刑事が、法も常識も違う世界へ放り込まれたらどうなるか」
を軸に書いています。
主人公の滝は、
正義感だけで突っ走るタイプではありません。
組織も、
法の限界も、
人が簡単には救われないことも知っている。
だからこそ、
異世界の事件や権力構造に対して、
少し冷めた目線を持っています。
一方で、
完全に諦めてもいない。
その微妙な距離感を書けたらと思っています。
また、
作中に出てくる橋や河川、治水、宗教観などは、
日本の地方史や伝承をかなり参考にしています。
特に冒頭の“五連の橋”は、
「もし昔の人が“理解できない高度技術”を見たら、それを神話として残すのでは」
という発想から作りました。