作者の南足洵ノ佑です。
「虚無を喚ぶ者(ヴォイド・コーラー)と聖釘の審問官」は島での冒険から一転、舞台は世界の中枢、そしてアグネスの故郷でもある王都アークライトへ。
輝かしい白亜の街並みの裏で渦巻く、陰謀と狂気に満ちた新たな章の幕開けです。
今回は、この第三部で待ち受ける新たな脅威と、物語の見どころについて少しだけご紹介させてください。
舞台:白亜の魔窟・王都アークライト
圧倒的な秩序で支配された光の都。しかしその足元には、光も届かぬスラム街「奈落(アビス)」が広がっています。
カインたちはこの「奈落」に潜伏し、教団の目を欺きながら《写本師の血族》の手がかりを探ることになります。
◆ 立ちはだかる二つの闇
これまでの敵とは一味違う、知略と狂気を纏った強敵たちが彼らを追い詰めます。
“織女” イザベラ
アグネスのかつての同期であり、教団屈指の頭脳派審問官。
街全体に張り巡らせた情報網(蜘蛛の巣)で、カインたちをじわじわと追い詰める、冷徹な狩人です。
“人形遣い” アリステア伯爵
王都の闇に君臨する狂気の芸術家。
「壊れる瞬間こそが美しい」という歪んだ美学を持ち、カインの秘めたる力を自らの最高傑作(アート)に利用しようと画策します。
◆ 見どころ:仮面舞踏会と、新たな仲間
新章のクライマックスは、敵の本拠地である伯爵邸で開催される仮面舞踏会への潜入ミッションです。
優雅なワルツと狂気が入り混じる夜会で、カインは自身の力と向き合い、新たな境地へと目覚めます。
引き続き、「虚無を喚ぶ者(ヴォイド・コーラー)と聖釘の審問官」をどうぞよろしくお願いいたします!