題名の通りです。
今回作った裁可証は、
前々回の近況ノートで話した新バージョンの「STURMANGRIFF SOLDAT」の設定に
合わせています。
なので、発行年が全く違いますが、
気にしないでください。
以下は裁可証の説明となります。↓
_______________________
特務戦闘裁可証
オトゥール王国ならびにボストニア帝国の安寧を保持するため、
ボストニア帝国陸軍最高司令部は、
統帥権の名において、ここに左記の裁可を下す。
裁可文
通常の指揮命令系統および戦闘規定をもってしては
対処し得ざる特別事態に際し、
帝国の利益を最優先として任務を遂行せしめるため、
本証をもって、被授与者に対し特務戦闘裁量を付与する。
被授与者
陸軍大尉
ラインハルト・レイ・ハイツマン
効力条項
第一条
被授与者は、指定された作戦地域において、
指揮命令系統の断絶、もしくは即時判断を要する状況に直面した場合、
命令の到達を待つことなく、
帝国に敵対する存在に対し、殲滅を含む戦闘行動を
自らの裁量により決定し、これを実行することを許可される。
第二条
本裁可証により付与される裁量は、
任務完遂を最優先とし、必要と認められる範囲において、
通常の交戦規定、戦闘許可段階、
ならびに部隊指揮権限の一部を一時的に超越する効力を有する。
第三条
ただし、本裁可証は、以下に掲げる行為を
いかなる場合においても許可するものではない。
一、私怨、報復、感情、または個人的判断に基づく武力行使
一、非戦闘員ならびに拘束下にある者への加害
一、任務目的と直接の関連を有さぬ破壊行為
一、王国および帝国の統帥秩序を損なう行為
第四条
本裁可証の効力は、
当該特務任務の完遂、
もしくはボストニア帝国陸軍による回収命令の発令をもって、
即時に失効する。
第五条
本裁可証の存在、内容、ならびにその行使の結果は、
原則として公式記録に留められず、
王国史、帝国戦史、ならびに公刊資料に記載されることはない。
付記
本裁可証は、
被授与者に対し、地位、栄誉、勲功、
また将来における一切の保証を与えるものではない。
王国と帝国は結果のみを要し、
その過程および理由を問わない。
剣は命ぜられし時にのみ抜かれ、
任務の終結とともに、必ず鞘へと戻されるものとする。
発行事項
発行日
帝暦一九五二年一月一日
発行番号
〇〇〇〇一
裁可者
オトゥール王国国王
アルフレッド・オトゥール
(署名)
ボストニア帝国陸軍元帥
ボロミアス・ハイゲント
(署名)
※ 本裁可証は、
軍内部において 「無冠の剣」 と通称される。
