エノコログサは、犬子(えのこ)の尾っぽに似ているから、えのころ草なのだそうである。
猫じゃらしという名もある。猫の前で振れば、多分じゃれつくからだ。
まったく、仔犬の尾っぽに猫がじゃれつく姿とか、実に怪しからん光景である。かわいすぎて、魂を抜かれそうである。
そういえば、平野耕太『ドリフターズ』で、お豊が『えのころ飯』という言葉を用いていた。調べてみると、薩摩では……ふむ。お殿様が召し上がるときは赤犬……ほう。
そういえば、はだしのゲンで、赤犬が美味いと言うとったのう。
先にウチが死んだら、ウチを食べて生きてくんさいね、戦友よ。
戦場では、そういうこともありますね。史実に。食料自給率的に、将来、私が似たことを本当に言う可能性も、ゼロじゃないと思います。
