腸が破けてるかも。
ここじゃ見られへんから病院変えるで、とドクターに言われる。
救急車が来るまで、ちょっとベッドの上でまっとき。
チャンスである。普段から1人になる時間が少ないから、病院のベッドで小説を書く。
窓から見える空は曇り空で、痛み止めを体に入れてるのに、全然お腹が痛い。
オナラがしたかっただけ、と思ってなのに、どうしてこうなった?
それでも私は小説を1話分書き上げ、また救急車に乗せられる。
ドクター様、看護師様、医療に関わる全ての人に申し訳ない気持ちや、感謝をしつつ、ココからどうなるんだろう、という不安を乗せて、救急車は進んでいく。
別の大きな病院。
ビニールで作られた部屋みたいなところに入れられ、ことの経緯を説明する。「お腹が痛くて、オナラしようと思いまして、はや24時間。私はなぜかココにおります」
データ見せてとらったぜよ、めっちゃ腸が腫れとるやん、破れてないか確認するからゾウエン検査するで。
ゾウエン? なにそれ?
体の中にゾウエンを入れて確認しましょ?
その、ゾウエンがなんなのかを知りたいんです。
ゾウエン入れたら体が一気に熱くなるで。
だから、そのゾウエンなんなんですか?
ゾウエン検査をしました。
点滴でゾウエンを入れると、体が一気に熱くなる。
スーパーサイヤ人になった悟空も、こんな感じなんだろうな、と私は思う。(絶対に違う)
検査の結果、腸は破けてなかったです。良かったです。