今日はジムに行った。おじさんおばさんがダイエット目的に行くような一般的なファミリーフィットネスだ。フリーウェイトは20分の時間制である。俺はベンチプレスをやりたかったのだが、あいにく埋まっていた。順番待ちのホワイトボードにイニシャルと開始時間を書いて、それまで別のことをしていた。時間になったのでホワイトボードをみたらなぜかおれのイニシャルと開始時間が消されていて、違うやつがベンチプレスを始めようとしていた。誰かに消されたのかな?と思い、改めてイニシャルを書き20分待った。また消されないようにちょくちょく見に行った。ようやく20分が経ち、ホワイトボード前で待機していたが、今使っているやつは片付ける気配すらない。そのまま待っているとなんとそいつが俺のイニシャルと開始時間を目の前で消した。俺は唖然としたが、、
「それ、俺が書いてたんですけど。」
なんか変な間が生じた。が、そいつは悪びれもせず、
「え、いいすよ!俺レスト中なんで。何キロ挙げます?」
は?あのベンチ台はお前のなんか?俺は怒りというよりも呆れた。で、ベンチ台を見ると110キロがついていた。
「俺も110でいいすよ。でもアップさせてください。」
全く腑に落ちないままベンチ台に向かった。
高さは俺がいつも調整しているものと同じだったので助かった。とりあえず60で6発挙げて、すぐ100にして3発あげた。あいつのレストがいつ「終わり」になるか分からないからだ。
「アップ終わったんで115やります。」と言ったら
「え、レスト無いんすか?」とか言われた。お前の「レスト」とやらがいつ終わるかわからんからだよ!
特段頼んでないのにそいつは補助をしてくれた。難なく115は上がった。
「じゃあ俺やります。」
そうだよね。そろそろレスト終わる時間だよね。そいつはエルボースリーブやらギアをたくさん付けた上で130にセットした。
「補助お願いします。」
俺は合トレ童貞なんで、補助のやり方は知らない。
「わかんないすよ」
そういうと、そいつは動画を見せてくれた。よくわからん。見様見真似でやることにした。曰く、ラックアップ時が一番大事らしい。
「スリー、ツー、ワンで上げてください。」
英語なんかい!
まあ言われた通りにやった。130は上がったが、ダメだしされた。下で踏ん張っている時に手は添えないでほしいとのこと。
はい、次回から気をつけます。ごめんなさい。俺の番なんだけどね!
他のジムの話とかした。ゴールドジムのどこがいいとか。
「ここは20分縛りがきついですよねぇ」
何気なくこいつにホワイトボード消し消しの罪悪感があるか聞いてみた。
「そうすね。だから消して伸ばしてます。俺がこのジムで一番重量あがるから。」
ああ、そういう哲学なんですね。ここゴールドジムじゃなくてファミリーフィットネスなんすけどね。
もう帰りたい・・
でも、俺の身体に染み付いた「凄いすね!マジすか!ヤバいすね!」の社畜スキル「三点褒め殺し」が発動してしまってめっちゃあいつを気持ちよくさせちゃった。結局また継ぎ足しホワイトボード書き換えやって不本意合トレ45分となった。
とはいっても、いいこともあった。120を補助してくれて上がったこととか。
それくらいかな。