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年の瀬とAIについての独り言

えー、本日は大晦日でございます。
関東の人たちはコミケですかね。無事の帰還を祈る。
人も多いからコロナとかインフルエンザとかも心配ですね。
ご自愛ください!

さて、私はと言えば、今日は特に何をするでもなく
普段通りの生活をしております。
次男の算数鬼特訓くらいかな、例年と違うのは。

今さぁ、計算問題とかもChatGPTで出力できちゃうのでとても重宝しています。
勿論回答も別途。
それを.md形式で出力させて、HTMLにコンバートして、それを印刷しています。

「AI」に関してはこと絵師界隈で議論が巻き起こっていますし、私も絵のみならずエンタメ関係でのAI利用に関しては強く反対の立場です。(自覚あり・なしを問わず)悪用者も多いですし。

小説書きの人の多くは絵が描けないので、表紙やイメージにAI使ったりしていますが、そういう小説は私からすると「読む対象」から外れます。もっともカクヨムは幸いにして表紙絵という概念が今のところありませんので、これで弾かれることはないです、ほとんど。

話を戻すと、私は純粋にAIの絵というか雰囲気が嫌いなんですね、これが。あと自分の作品(=小説)には著作権を主張するくせに、学習データの(=絵を描いた人の)著作権はスルーしているあたりとかも、ダブスタを感じてアレです。

学習データ問題あるいは絵柄の剽窃なども勿論私の中では黒なので。とはいえ、学習データ問題はおそらく未来永劫うやむやなままになるでしょうし、学習データとしてWeb上にあるものは利用され続けるでしょうし、なんならAIはそれらでもって更なる自己学習をするでしょうし……つまり、エンタメにAIが使われ、人間の娯楽活動・創作活動がAIに奪われていくのも必定という感じだと考えています。人間は創作などする暇があったら労働しろ、ということですね。ディストピア風味を感じます。

AI絵には人の絵と見分けが付かないやつも確かに存在しますが、小説界隈の人が出力するAI絵はおそらく99.99%見分けがつきます。なんかこう、古い日本人形のような不気味さがあるんですよ、AI絵。この感覚が分かるのは絵師とか絵描きの人だけなのかもしれませんが。

とにかく、私はもう完全にAI絵に関しては拒否反応があるタイプなので、たぶんこれは治らない。アレルギーみたいなもんなんで。AI絵拒否派の絵師たちへの口汚い誹謗中傷とか見てるとなおね。不本意ながら、「AI絵推進派=暴言厨」という方程式が私の中で成り立ってしまっているので、そういう意味でも受け付けません。

お前もAI使ってんじゃねーかと言ってくると予想されますが、私は誰かが必死で作ったものを勝手に借用したりはしていません。「12×98=」のような計算式の羅列に著作権がありますか? ありませんよね。対して絵は「学習データ」があって、その「学習データ」というのは「誰かが描いた絵」です。即ち著作権があります。

そういう意味で、計算問題を出力するのと、AI絵を作るのとは利用のレイヤーが違うのです。といっても、AI推進派の人は理解してはくれないのですが(笑)

ちょっと小難しい話をしてしまいましたが、たまにはねw
あと、医用AIは「画像」を扱いますが、これに関しては私は推進派です。なぜなら「学習データ」が「すべて当人の同意を得た」ものであることが確定しているからです。AI推進派の人たちは「AI」を「ひとくくり」にしてあーだこーだいいますが、「AI」は多層レイヤーで展開されています。データも用途もね。

あ、申し遅れましたが、私は一応AI開発者(の隅っこ辺りにいる人)です。

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