零夜

異世界はパッと気づいたらいるというのが、印象だ。 自らの足で赴くこの物語は一緒に異世界へと歩きだす感覚になり、心臓がドキドキ、気持ちがワクワクし始める。 祖父が作り上げた異世界の道…続きを読む

最後までテンポよく、思わず口から突っ込みが飛び出そうになりそうなくらいの行為に笑いしか出てこない(いろんな意味で)

ふだんなにげなく使っているお醤油 当たり前に使っているものだけど、実はこんな風に考えているのかもしれない…… さらりと出てくるように読者に読ませ、じわりと味が広がるように心に感動を…続きを読む

親から受け継いだものは、ガラスのように澄みきった透明さをもち、儚く脆い

個人的なラブコメのイメージは、主人公が"きっかけ"をともなって始まると思っている。相手には些細でも、本人にとってはとても重要なこと。 でも、この物語にはその"きっかけ"がなく、ラブ…続きを読む

小さい頃の初恋は再会したときに、無惨にも散ってしまう。深く悲しい傷がついても、それでも思い続けようとする心はとても美しい。でもいつか壊れてしまわないか、ハラハラする。 人を一途に思…続きを読む

クトゥルフのことを知らなかったけれども、この物語は丁寧に語られていて読みやすく、他はどんなものがあるのだろうと、興味や好奇心をぐんぐん沸かせてきます！ キリッとした雰囲気のなかで紡…続きを読む

何百年も生きてきた可愛らしいプライド高い吸血鬼のルーミアと、彼女とであったゾンビの不楽。二人を取り巻く人々も、ひょっとしたら、すぐそばで軽快で楽しく、時々シリアスに生きているかもし…続きを読む