参加の方々、お疲れ様でした。
私はヨム参加でしたが、最後のあたりはあまり読みに窺えなくて残念でした。
ですが、皆さん気合の入ったお話ばかりで楽しませていただきました。
今年もよく盛り上がったのかなと思います。
結果がついてくるとなお嬉しい。皆様の嬉しいお知らせ、楽しみにしています(*^^*)
その最中、拙作『姫様と秘密の恋人との文がみつかってから』も完結いたしました。
遅ればせではありますが、ラストまでお付き合いいただいた皆様には御礼申し上げます。
ありがとうございました(*^^*)
ところで、ここ半年ほどの間、読書配信に時折参加しております。
書籍化作家さんも参加されていて、批評は的確で、知らなかった不勉強を学んだりしています。
その中で、上記拙作につきまして昨年12月に取り上げていただきました。
配信のスタンスとしては、作品への批評を自作の読者に見せるのはよくないとしているのですが、私の作品をお読みいただいている方は書き手でもある方がほとんどですので、創作の参考にしていただける部分があると思います。
下記に、作品の問題点として挙げていただいたポイントをいくつか記しますので、参考にされたい方、よろしければ御覧ください。
なお、ヨム専の方はお読みいただかない方がよいかと思います。酷評の酷評なので、拙作を楽しんでお読みいただいた方にお見せするのは心苦しいので。
ご自身のご判断でお願いいたします(*^^*)
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a, 企画のまずさ
1, 読者の応援したくなる主人公になっていない
→行動動機が保身のためだから(木葉は手蹟の能力を自分が安全に過ごすために用いようとしている)
2, 主人公の目標が見えない
→逃避行動に理由がない(木葉は自分がいじめから逃れたいが、強い目的意識がない)
3, ジャンル
→2があってその上で何をするか、がジャンルになるため、ジャンルが定められない。
b,平安時代である理由
1, やりたい事が混在している(人間ドラマ、ミステリー)ので、どれか一つを選択。
かつ、やりたいものに合わせてテンプレを用いる事
2, 歴史もので人間ドラマは難しい
→テンプレや他者のイメージにフリーライドする事が困難なため、読者の読解コストを奪ってしまうので読まれにくいため
→江戸時代の人情物が好まれるのは、先人の蓄積(テンプレ)があるため
3, 小説の構成は既存性と独自性を合わせる
平安時代はそれだけで独自性となるので、その他の要素で独自性を出す事ができない
→そのため平安時代を扱うメリットがない
ちょっと説明するのが難しい部分があるのでわかりにくいかもしれませんが、ご参考まで。
上記の配信は書籍化を窺う方々も集まっていらっしゃるので、「書きたいもの」以上に「読まれるもの」、さらに言えば「読まれるものを自分が好きになるべき」というような意欲があって、私のようにただ書いているだけの者には、その強い考え方やシビアさに目から鱗が落ちるような新鮮さがあります。
そのため、指摘の前提がいかに読者に読まれるかに主眼が置かれて批評されますが、もちろん、好きなものを書く、という方法も尊重されるべきです。なので、私の平安時代愛はよく伝わる、とお墨付きいただきました笑
かつ、大事なのは、届けたい層に自分のお話を万全な状態で届ける事で、マスの大小ではなく、自分が書きたいお話を好んでいただける方に向けて、読みたいと思っていただけるような作品作りに向上を心がける努力と姿勢、なのだろうな、と気づかせていただきました。
自分としては、読まれるものに自ら舵を切っていくマインドに持って行くのはなかなか難しいですが、書きたいものを書く、とは別に人に読まれる作品を心がけるのも自作への愛情なのだな、と今更ながら気づかされつつあるこの頃です。
でも、もう少し分かりやすくて好まれやすいお話を目指したい、いや、うむむ、難しいな……笑
ブルーライト文芸とか悪役令嬢溺愛ものとか取り組んでみたいですね。テンプレが強いもので模索してみたいです。といいつつ、人間ドラマに絡めた歴史ものが書きたいですが。しばらくは書いてる余裕がないかもしれませんが、色々試してみたいですね。
カクヨムに関係ない事を長々と書いてしまいました。創作の一貫という事でご容赦を。
お読みいただきありがとうございます(*^^*)