もはや恒例の感もある、アルカライ家の大人達による家族会議です。語っている内容については本文を見ていただくとして、今回は文中に出てきた「第三陣・第二陣・第一陣」という言葉について。
魔術師の位階は10段階に分かれていますが、これらは三つに分けられます。この区分が先程挙げた「第三陣・第二陣・第一陣」です。この内第一陣は一番下から四番目まで、四つの位階が属します。結社の下級構成員たちのグループですね。
第二陣は五番目から七番目のグループです。これは結社の幹部であり、意思決定機関を構成するグループとなります。建前上は、結社の真の指導者である第三陣からの指示に従い、実際の運営を行っているメンバーです。
第三陣は八番目から十番目までの位階のメンバーが属します。この位階に至った魔術師は「秘密の首領(シークレット・チーフ)」と呼ばれ、肉体を持たない高位存在であるとされています。彼等は第二陣のメンバーに啓示を与え、結社を正しい方向へと導いていく存在です。
まあ本当にサード・オーダーの指導者が存在していたかはともかく、これが魔術結社のヒエラルキーです。3つに分かれていますが、第一と第二を「外陣結社」、第三を「内陣結社」という分け方も存在しています。現実(リアル)と理想(イデア)、顕教と密教と表現してもいいかも知れません。
内陣結社とは、秘密結社の内部で限られた高位のメンバーだけが属する結社内結社のことです。上記のグループに属さない結社の構成員は、外陣結社に属しているということになります。
こういう秘密結社の内部事情とかは、すごく厨二心をくすぐられますよね。