「作戦の都合上フユと相乗りしてフユを全身で感じる役得を味わうのは誰か」というちさきがみ脳内選手権に惜しくも敗れたアカネの没シーンです。せっかくなのでお蔵出し。
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##アカネ版
「ねえ、アカネ。
ほんとにこんな体勢で乗らなきゃダメなの? サブシート出して座るじゃだめなの?」
イベント衣装を着たままのフユの困惑は、自身を膝の上に座らせ両腕をお腹に回してホールドしてくるラビッツエッジ副隊長に向けたものだ。
艦の振動がコクピットユニットのサスペンション越しでも伝わってくる。不安定な上、子どもみたいに抱えられているのは何とも気恥ずかしい。
「だってこうしたら希望波形がぐんぐん上がるんだもん、
だいじょうぶ、ぜ~ったいフユちゃんのこと放したりしないよ」
「耳元でしゃべらないで、くすぐったい」