激重な台詞を作る話題を、SNSのTLで見かけました。
あら素敵!と思い、私も考えようとしていたはずなのですが、その結果、台詞というより短い独白めいた掌編になりました。
今回やってみてわかったのですが、私はたぶん、台詞で「重い!」「萌える!」を立ち上げるのがあまり得意ではないらしいです。
私が一日考えて出てきた台詞が「明日、死ぬか。俺と」だけだったので、本当に向いていない。
それ以外の台詞を考えているうちに、この人はなぜこんなことを言うのか、相手とはどんな関係なのか。本人の中ではどういう理屈なんだろう……と、背景をこねくり回すことがどんどん楽しくなってしまいました。
そうして最終的にできたのが、「田舎の屋敷へ行きましょう」です。
萌え要素はどこかへ消えました。そもそも台詞でもないため、SNSの話題にも乗れず……私はいったい何を書いたのでしょうか。
でも、普段あまり書かない一人称視点(独白調)で、情景描写やモチーフに意味をもたせすぎないことなど、いつもと違った雰囲気で取り組んでみたのは楽しかったです。ちょっと濃いし、短さ的にも二次創作のワンライに近い書き味にもなりました。
愛する人との新しい暮らしを心から楽しみにしている、幸福な男のお話です。
せっかくなので供養的な意味でカクヨムに置いていますが……こういう作品はとくに、公開するのに照れがよぎりますね。
いろんなことに挑戦していきたいなと思います。