掲題について。
こちらは海外の小説になります。
現在連載中の拙作「後方腕組みおじさん」の着想を練る上で、とても影響を受けた作品です。
以下、紹介文のコピペとなります。
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天国より、君の隣で――
“幽霊"になった父から娘へ、やさしい奇蹟。
6歳の娘を学校へ迎えに行く途中、交通事故に遭い、あっけなく死んでしまったシングルファーザーのぼく。 あの子をひとりにはしない、一生守るからと、亡き妻にも約束したのに。“幽霊"になって呆然とするぼくの前に現れたのは、 天国とこの世界を繋ぐという、不思議な案内人だった。娘のそばにいたいと訴えるぼくに、案内人はある条件を出す―― 英国で話題をさらった、涙とユーモアの感動作。
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本作の主人公は、小学一年生の娘を持つ父親です。
妻とは死別したものの、娘を一人にしない、守り続けるという強い意志を持った、とても優しい人です。
しかし、その主人公は、娘を迎えに行く途中、交通事故に遭い、死んでしまうのです。
普通なら、そこで人生は終わってしまうのですが、この物語では違います。
主人公は、なんと幽霊になってしまったのです。
戸惑う主人公の前に、案内人という、死後の世界へと導く人が現れます。
その案内人は言います。
「このまま幽霊として、ここに残り続けることはできない」
しかし主人公は亡き妻と約束したのです。
娘を一人にしない。
だから、娘のそばにいてやりたい、と。
案内人は、特例として、少しの猶予を与えてくれました。
主人公が世界に留まることのできる時間は残りわずか。
その限られた時の中で、主人公は、娘のために何をしてやれるのか……。
ラストの主人公の決断、タイトルの意味を知ったときの感動は、涙ながらに語ることはできません。
読んだのはもうだいぶ前なのですが、今でも印象深い作品です。