ついに、『消えた天才《フッカツノネガイと呼ばれた競走馬》』、完結です。
ここまでお付き合いいただいた皆様、本当にありがとうございました。
本来は一ヶ月前にお届けするはずが、今日までずれ込んでしまったこと、心よりお詫び申し上げます。
最終話は書きたいことがあまりにも多く、物語が大きく膨らんでしまい、半分近くを削るという作業に没頭しておりました。その影響で、プロットを書いているときには登場していなかったハナマンカイの出番を十分に確保できなかったことは、作者としての一つの心残りです。
さて、本作はこれにて一度、幕を下ろします。
これ以上のこの作品でヒューマンドラマを描き続けることは難しく、また現代ドラマというジャンルで無双させるのも違うと感じたためです。
(ちなみに引退編のプロットを組んだところ30万字コースが見えてしまい、こちらはまた別の機会にできればと思います)
【次回作について】
そして、次回作ですが、現在テーマを非常に悩んでおります。
一つは、個人的に書き進めている「一度は捨てた夢を、それでも追いかける者たち」の物語。ですが、これはWeb小説の読者層とは少し違うかもしれない、という懸念もあります。
いっそ思い切って、Web小説の潮流に乗った、より多くの方に楽しんでいただけるテーマに挑戦するか。
執筆に多くの時間を費やすからには、一人でも多くの方に読んでいただけたら、という気持ちも強くあります。
なるべく早く方針を固め、皆様に新しい物語をお届けしたいと思っております。
そこで、皆様にご相談があります。
次回作の参考にさせていただきたく、本作『消えた天才』の率直なご感想をお聞かせ願えないでしょうか。
作者自身では客観的な判断が難しいため、「面白かった点」や、逆に「物足りなかった点」など、皆様の感じたことを教えていただけますと幸いです。
皆様のご意見を糧に、最高の次回作を届けられるよう励みますので、どうぞよろしくお願いいたします。