権力者は誰を添い臥し=天皇の最初(にして大抵は筆頭格)の妻に選んだか。
一言で言うと、身内である。
ということで、摂関期に元服した天皇の添い臥しと推定される女性を列挙する。
村上天皇 藤原安子(関白実頼の姪)
冷泉天皇 昌子内親王(関白実頼の義姪孫)
円融天皇 藤原(女+皇)子(関白兼通の嫡長女)
花山天皇 なし
一条天皇 藤原定子(摂政兼家の嫡孫)
三条天皇 藤原綏子(摂政兼家の四女)
後一条天皇 藤原威子(摂政道長の嫡四女)
後朱雀天皇 藤原嬉子(摂政道長の嫡六女)
後冷泉天皇 章子内親王(関白頼通の嫡外姪)
後三条天皇 藤原茂子(関白頼通の義姪)
このように見ると、嫡出で適齢の娘がいる場合は娘を、いない場合は姪から選ぶことが多いことがわかる。
もっとも左大臣的にはアウトオブ眼中だが、姪を先に入内させた場合は、その後に娘が入内することもままあった。