• 異世界ファンタジー
  • エッセイ・ノンフィクション

吐く息の 吐ききって なお あつい

積乱雲も 靴底も アスファルトも 溶融して 流動体

入道雲は 数十歩ほど 歩く間に 形を変え

冷やした部屋を 外気から 加熱する 冷房の 排熱

2階建てを 越える家なら 蒸留塔に なるんじゃないか

汗から さまざまな 無機物有機物DNARNAを 抽出

コーヒー豆を 屋根の上で 湯煎して ガラス管で 引き込んで

リービッヒ 冷却管で 一日中 恋の苦しみと悲しみと

肥料の三要素を 歌いつつ 今日も

天国で リービッヒとベルセリウスは 論争を 続けていることだろう

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