月曜から薔薇のマリアという小説を公開してゆこうと思っています。
これは僕が2004年から書きはじめて十年くらいかけて完結させたシリーズで、作家としてのデビュー作でもあります。
なんとなく角川スニーカー文庫の担当編集者にカクヨムに載せてみてもよいだろうかと尋ねてみたところ、色々確認してもらってOKということになりました。
紙の本は基本的に古本しか流通していないでしょうが、電子書籍はいまも普通に販売していますし、ちょこちょこ売れていたりもするので、普通にダメかもなと思っていたのですが、なぜかOKということだったので、引っ込みがつかなくなりました。
まあ薔薇のマリアを読み返して初心に帰りたいというような思いはあって、でも、ただ読むというのもなかなか億劫だったりしますし、推敲するような感じがだったら真面目に読めるかもしれない、というのがそもそもの思いつきでした。
今、読み返しながら少しずつ手直ししているのですが、さすがにずいぶん前に、しかもこの仕事を始めた最初の頃、本当に未熟で、何が何だかさっぱりわかっていないときに書いた小説なので、わー、という感じです。
わー、としか言えないというか。
内容はともかく、細かいところまで見てゆくと、わー、わー、わー、という感じで、これ直していったらきりがないんじゃないだろうか。
すごく悩みます。
でも、勉強になります。
なんでこうなってるんだろう、ということは、自分が書いただけあって、よく考えるとわかるんですね。
でも、それをやりたかったのはわかるけれど、今だったら絶対そんな書き方はしないし、そもそもそこは書かないな、とか。
じゃあ、どうしたらいいんだ、とか。
そういう試行錯誤などを繰り返してきて、今が一応あるのですが、一つ一つは忘れていたりもするので、あらためて、こんなことやってきたよなあ、と思いだしています。
とりあえず、Ver0という、初めて書いた薔薇のマリア1冊分は、なんとか毎日1話、4000〜6000字くらいずつ、公開してゆこうと思います。
正直、そんなに読んでくれる人がいるとは思っていないので、まあこれくらいかな、という感じであれば、そこでおしまいかな。
もし、思ったより読んでくれる人がいたら、Ver0の次はⅠ、Ⅱ、みたいにやるかもしれませんが、どうなんでしょうね。
反響次第でしょうか。
とりあえず、今の自分でも、わー、という感じにならないように、一生懸命直して、一人でも多くの方に読んでもらえればと思います。
ちなみに、薔薇のマリアを読んだことがあるという方に向けて言うと、文章自体はかなりいじっていますし、会話なんかもぎこちないところは手を入れたり、足したりしています。
ただ、内容は基本、変えていません。
当時意図していたであろうことがうまくできていないところを、現在の技術レベルで極力実現するようにして、なんとか抵抗なく読んでもらえるように、という感じでしょうか。
あとは、ウェブの体裁で読みやすいように形を整えています。
とりあえず、月曜から、薔薇のマリアを順次公開してゆきますので、よろしくお願いします。
あと、更新の予定などこちらでお知らせすることもあるかと思いますので、フォローなどもしていただけるとありがたいです。