以前予告しました通り、知られざる音楽家の人生、カール・ディッタース・フォン・ディッタースドルフをいつか書いてみたいと思い、彼が最晩年に息子に口述筆記させたという自伝の英語版を翻訳システムを使いながら読み進めています。
ヴァンハルの様なフリーランサーとは真逆の「仕える」人生を選び、その世界で「成功」した彼の一生を読み進めていくと、古今東西変わらぬ「組織」と「人」の関係を思わずにいられなくなります。
貴族に列せられたのも、読んでいくと様々な事情があったようでとても興味深いです。
”光の夜”を奏でた4人を「組織」との関係で整理してみると、下記構造が思いつきました。まるでビジネス書みたいですが、披瀝します。
ハイドン 組織に守られた者
モーツァルト 組織に入れなかった者
ヴァンハル 組織に入らなかった者
ディッタースドルフ 組織に飲み込まれた者
どの生き方の方が良かったというものでもなく、おそらく四者四様そう生きるしかなかったのだと思いますが。音楽家の人生と組織論を組み合わせる考察という視点は面白くなるようなそんな気もしました。