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サッポロ異能譚のこれまでのあらすじ

新章開幕に伴い、話数も多くなってきたため、ある読者から「これまでのあらすじを作ってほしい」という声をいただきました。そのため、ここに書いておこうと思います。最新話までの多大なネタバレを含むのでご注意ください。

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これまでのあらすじ
(魔都編・列車編)
2060年秋、トヨヒラ川の河川敷で記憶喪失になり倒れていた少年、ジェイミー・パラディは、偶然助けられたパイレツ・ロカリオンに自身の超能力について聞かされ、パイレツの同僚リコ・アーデン、ローズ・ラミエルの勧誘により、治安が最悪なサッポロを守る少数精鋭の治安機関、「超能力犯罪対策局(超対局)」に加入することになる。
その後、サッポロで超対局と対立している犯罪組織「ランド・マフィア」の幹部メフィストの襲撃を受けたジェイミーは、自分に莫大な額の懸賞金がかけられていることを知る。懸賞金のためにジェイミーを拉致しようと企むランドマフィアは五人の幹部、メフィスト、ジェガ・フラーケン、ソフィ・ハユハ、ジム・ゴードン、アダム・サトラーを、土壇場で懸賞金の依頼主の一味でもある大量殺人鬼、奇術師ミシェルの介入を受け、懸賞金作戦は失敗する。(1話~17話)

(戦争編)
ランドマフィアを使ったジェイミー捕獲作戦が失敗したことを知った黒幕、クロック・チェッカーは、配下を使いパイレツとランドマフィアの首領、NXに対して毒による攻撃を仕掛ける。その後、クロックは超対局・ランドマフィア双方に、「毒は七十二時間でパイレツ、NXの命を奪うこと、解毒剤は一人分しかないこと」を告げ、超対局とマフィアの間での戦争を引き起こそうと画策する。しかし、二組織一時戦闘を行いながらも同盟を組み、クロックのアジトである小樽港に停泊している戦艦「シュヴァン・ミネルヴァ」へ侵攻する。対するクロックは配下であり、ウィルスを自在に操ってパイレツとNXに毒攻撃を仕掛けた張本人であるメアリー・ウォルンスト・シェリーと、合流した奇術師ミシェル、数百人の兵士を擁して迎え撃つ。
その後、メアリー・ウォルンスト・シェリーが敗北するとクロックは彼女を破ったメフィスト、ジェイミーたちの前に姿を現し、ジェイミーを射殺するも、その直後に意味深な言葉を残して自爆する。一方、死んだはずのジェイミーは自らの精神世界の中で“もう一人の僕”という別人格と接触し、「いつの日か失った記憶を取り戻すこと」を約束して生き返る。
その頃、リコは奇術師ミシェルと一対一で戦っていた。人間離れした再生能力や身体能力を見せるミシェルにリコは圧倒されるも、すんでのところで駆け付けたサッポロ市警や、仲間の協力もあり、ついにミシェルを拘束することに成功する。
一方そのころ、アメリカのホワイトハウスでは戦いの舞台となった戦艦と同じ名を持つ老人、シュヴァン・ミネルヴァが、サッポロへ向かうことを決意していた。(18話~32話)

(審判編)
冒頭、テロ組織“最後の審判”が、115年ぶりの会議を開催する。会議の中で“最後の審判”首魁の魔王エルミタニアスは、二人の配下とともに、サッポロへ向かうことを決める。さらに同時期、もう一つのテロ組織、“アガイ一派”の長アガイ・サルテが、護衛であるアシュレイを連れてサッポロへ向かう。

ミシェルを撃破、拘束した後、二週間の休暇の後に緊急招集を受けたジェイミーは、超対局本部に急行するも、そこで圧倒的な強さを誇るリコが、シュヴァン・ミネルヴァに痛めつけられてる場面に遭遇する。シュヴァンはその後悪辣にローズとパイレツを無力化した後、これからの敵は“最後の審判”であること、“最後の審判”の構成員は全員、人ではない超越生物だと告げ、その場を後にする。
その後、奇術師ミシェルも関係があると考えたリコは尋問をするために拘束されているミシェルが収容されている収容所を訪ねるも、そこでランドマフィアが同じく収容されていたメアリー・ウォルンスト・シェリーを脱獄させたことを知る。
一方、脱獄させたメアリー・ウォルンスト・シェリーを連れていたマフィア幹部ジム・ゴードンと彼の部下二人は、かつて仕事仲間だったメアリーを口封じするために現れたアガイと彼女の部下の暗殺者、■■■■■によって殺害される。この一報を受けてNXへ急遽報告した幹部アダム・サトラーは、この事件は戦争編にてNXに反抗したジムと部下二人を危険視したNXによる巧妙な粛清であると悟り、戦慄する。事実、NXはアガイにこっそりメールを送り、ジムたちの殺害を頼んでいた。

その頃、ミシェルとの面会を終え収容所から出たリコは、エルミタニアスの招待を受け、郊外の廃校で彼と会談する。エルミタニアスは自分とミシェルなどの配下たちが人間を超える生物、“異邦人”という種族であると語り、2061年7月、サッポロで大規模なテロを起こすと予告し、リコに宣戦布告する。(36話)

その後、ローズがアパート放火事件の犯人として指名手配される。実はこれはアガイ一派が起こしたテロであり、防犯カメラに映ったアガイが、うり二つの容姿のローズと誤解されていた。それを知ったアガイはローズを必ず助けることを決意する。またここで、ローズがアガイの妹であることが明らかになる。

その日の夜、ローズがリコたちに送った手紙をもとに、パイレツは待ち合わせ場所の公園に向かう。しかし、そこで待っていたのはエルミタニアスの配下、“幻影”のアンドレと“夢魔”のフィーネだった。しかし、フィーネが急遽エルミタニアスの命令を無視して帰還したため、アンドレは単独でパイレツを強襲し、互角の戦いを繰り広げる。
しかしそこにリコとランドマフィアが到着し、不利と悟ったアンドレはパイレツをほめたたえたのち撤退する。一方その頃、ローズは警察の部隊に追い詰められて逮捕され、収容所に拘束されていた。独房に収監されているローズの回想で、アガイとローズの壮絶な過去が明らかになる(41話~42話)

その後、アガイは収容所の看守に変装してローズを厳重に拘束したうえで拉致。とある地下秘密基地で正体を現してローズと再会し、超対局とマフィア、そしてアガイ一派が“最後の審判”に対応するために同盟を組んだことを伝える。この時の会議で、のちに世界を救った英雄と称される、「平和同盟」が結成される。

地下壕に三組織が集まった翌日、2060年12月31日、ローズの提案で新年会が開催され、壕内の皆が平和な時間を過ごし、年越しを迎える。
しかしその一時間後、2061年1月1日午前一時、ジェイミーは突如激しい頭痛で気絶する。その時、ジェイミーの脳内には、“戦争編”で出会った精神世界の“もう一人の僕”が、「記憶を戻すときが来た」と語りかけていた。

1件のコメント

  • 素晴らしく分かりやすいです!
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