本日から『八雲の旅』岡山・剣山編が始まります。
これまで八雲は、宮島から瀬戸内、九州へと旅を続けてきましたが、ここから物語は少しずつ『海底の楔』の核心へ近づいていきます。
この物語は、私が以前から抱いていた「縄文海進によって失われた風景や集落は、古事記や日本書紀に残る記憶とどこかでつながっているのではないか」という想像から生まれました。
地図を眺め、論文や伝承を読み、点と点をつなぎながら、「もし八雲がこの場所を旅したら」と考えて書いています。旅そのものはフィクションですが、実在する地名や伝承、歴史をできるだけ大切にしながら、一つの物語として紡いでいます。
岡山・剣山編は、そうして生まれた旅です。
ここから先も、八雲と一緒に旅を続けてもらえたら嬉しいです。