ストーリーにおいての意外性というのは読者を楽しませる上でとても大切だと思う。
ただ、自分で小説を考える上で思うことは「自分が描きたいストーリー」と「読者を飽きさせないストーリー」のギャップだ。
自分に限った話かもしれないが、書きたいと思う話はすでに誰かが書いていて、予測しやすいストーリーになってしまう。
そこで意外性が大事になるのだが、毎章で予想できないストーリーに仕上げつつ、自分の想定通りの流れに持って行くことは不可能だろう。
だが、予想できないストーリーは5章に一回、テンプレとは真逆のストーリーを入れるだけで作れると思う。
一度裏切りを生むことで、次から「テンプレ通りに進むだろう」というある種の『信頼』を打ち壊すことができる。そのおかげでこれからテンプレ通りに進めようが読む側からすると予測できなくなる。
だから物語を書く上で大切なのは、毎度予測できない意外なストーリーを考えることではなく、もっと広く視野を持ち、予測できない環境や前例を作ることではないだろうか。