『終わらぬ世界の仇世主』のキャラ紹介は小説内でも行なっていますが、折角なので主要キャラについてもう少し掘り下げた解説をしていこうかなと思います。
そういうわけで、何回続くかはわかりませんが、「キャラクター個別紹介」と銘打って記事をしたためました。
栄えある第一回は、もちろん主人公にお願いしましょう。
今回はエレミア・ラーナの紹介です。
【キャラクター名】
エレミア・ラーナ
【プロフィール】
ソテルの聖術士にして〈天使〉。
ソテル中央部に近いラーナの村の出身で、妹を深く愛し、妹からも愛される少女だった。
そんなある日、エレミアと家族は忌還者に襲われた。命の危機の中、エレミアは炎の奇蹟を起こして忌還者を撃退したものの、制御しきれなかった炎は家族をも焼き尽くしてしまう。
その後、たまたま村を訪れていた巡回司祭のファーンに見出され、教会に奇蹟が認定されたことで、ソテルの〈天使〉たる資格を得た。
本来のエレミアは礼儀正しくも明るい少女だったが、炎の奇蹟を起こしてからは、自己を極限まで押し殺し、周囲から求めるままにあることをよしとしている。
15歳になるまでは、検邪聖省直下の〈天使〉として相当の汚れ仕事を担っており、感情を消しソテルの剣としてあることだけを自身に課していた。
だがその後、ファーンに指名されてエンベールに同行したことで、運命が変わる。穏やかな暮らしの中、ファーンに理想の聖職者像を見出し、自身もそのように振る舞うことで、現在のエレミアとしての人格が形成された。
基本的には善人であり、心優しい人物。
しかし、内に押さえ込んできた感情が解き放たれたとき、彼女の取る選択は破滅的なものになるだろう。
【年齢】
21歳
【性別】
女性
【身長】
168cm
【出身】
ソテル教圏 ラーナの村
【一人称】
わたし
【二人称】
あなた
【性格】
表層的には温和で慎み深い理想の聖職者を演じているが、その内面は強い自己否定と自罰感情に満ちている。
他者に対してはたとえ悪人であろうと一度は赦しを与えるが、自分で自分を赦すことには極めて強い抵抗があり、なかば破滅願望にもとづいたかのような行動へと繋がることも。
自己評価の低さにより、自分への好意を認識したり、認識したうえで適切に振る舞うことが苦手。その点をファーンやマリアンヌに窘められることが多い。
「罪深い自分に、己の意思で生きる資格はない」という考えが根本にあり、理想の聖職者としての振る舞いは、恩師であるファーンを見て「このように振る舞うべきだ」と思い至ったため。ゆえにその内面は揺れ動きやすく、師事した相手が違っていれば、まったく異なる人間になっていたかもしれない。
【好きなもの】
・子供
・人に読み書きを教えたり、物語を聞かせたりすること
・甘い食べ物や飲み物
・火や炎
・ソテルの優しさや慈悲ある側面
【嫌いなもの】
・自分
・自分への期待
・火や炎
・ソテルの欺瞞に満ちた側面
【得手】
・炎の聖術
・教会流の剣術
・マリアンヌ仕込みの近接戦闘
・読み書き
・聖典の暗誦
・あらゆる火や炎への耐性
【不得手】
・炎を用いる以外の聖術
・自分への評価を正確に認識すること
・遊び
・恋愛