構想の作成を追え、ひとまず書き始めているんですけど、さっそく行き詰まリーノ、トツギーノ。
ストーリーの前半は、とにかく読者様を騙しに騙すという構成を考えていたんですが、そのせいで筆がまったく走らなくて。
もうバラしちゃうんですけど読者様騙しのひとつが、主人公が実は敵、敵が実は主人公、と思わせることだったんですね。キャラの語りや地の文で憎しと描いてた人物が、実は良い人で、途中から完全に主役になると。
でもそうなると、敵(ほんとは主役)の内面を一切隠したままで行動を追ってくわけで、書いてて違和感が凄くて。どんくらいかっていうと、ラオウがいつもニコニコしてるくらいの違和感。
わたしはいつもメイン視点を一人に固定させて、モノローグもバンバン飛び交う、一人称的な三人称で書くので、その手法が使えないことも大きい。不慣れに指が動かない。
あまりにもお話が進まず、まったく人物に感情移入もできないので、もうやめた。
騙しにこだわってつまらなくなってちゃ意味がない。
さあ、これで少しは書けるようになるかなあ。
2027年開始予定のポンコちゃんに生命を注ぎたく時間も確保したいから、ここで停滞するわけにいかんのよ。