(転落の契機と刑事裁判による有罪判決)
宝くじの高額当選から半年が経過し、豪勢な生活に飽き飽きしたゲスカスは、元の水道管を改造した汚い六畳一間に戻って心の安まる生活をしていたが、街中でカメラ撮影をしていた折に、怪しい動きを不審に感じた地元の警官の鋭い職務質問に偶然遭遇してしまう。
「おいお前、ちょっとそこのポケットの中身を出せ……ん、なんだこの大量のいかがわしい写真は?」
誤魔化そうと必死に言い訳を並べるゲスカスだったが、そのまま近くの警察署へと強制的に連行され、そこで逃れられない厳格で冷酷な取り調べのライトを浴びせられることになった。
さらに、半年前に路地裏で財産奪い去った被害者の老人が、執念深い弁護士とともに刑事告訴の訴訟を提起していると、ベテラン刑事の口から冷たく告げられた。
検察官による徹底的な裏付け捜査を経て、動かぬ証拠の数々から州の刑事裁判にかけられ、すべての強盗・傷害罪、度重なる盗撮などの罪状すべてにおいて有罪が確定。
ゲスカスは一転して、鉄格子の閉ざされた厳重な警備に囲まれた冷たい州刑務所の牢獄へと、手錠をはめられて絶叫しながら送り込まれることになった。
