西多　伸

散歩のときに見かける、ネコに餌を上げている夫人は、だいたい気味が悪い。

隣の女子大生が引っ越してきて、彼女の部屋が窓の向こうに見えたら気になるでしょう。 覗いたら失礼だし、変態と思われても嫌だから出来るだけ気にしないように過ごすけど。 あるひ、全裸の…

400字足らずのショートショートです。

若いころ、一度だけ、いま考えたら誘惑されたのかもと思うことがあった。 いや、ただの妄想かもしれない。 小心なわたしは、ちょっとドギマギしただけなんだけど。

建物が毀ちされると、風景が一変し、そこになにがあったのか思い出せないことはありませんか？

お酒を飲めないわたしは、会社等以外で女性と知り合う機会が全くない。 ときどき浮気を妄想するのだけど、妄想の域を出ない。 恋愛のプロから見ると、「それは、ないやろ」と、思うに違いな…

通勤時に、見かけるアベックをみて考えました。 想像するけど、それ以上に進むことはない。

絵本を書きたいと思ったことがあります。 画が描けないので、イメージだけを文にしました。

たいていのあだ名は、名前のもじりや、ちょっとした思いつきで付けられるものですね。 笑ってもらえたら幸いです。

見知らぬ男女の偽りの関係を切り抜きました。

仕事帰りに、ひどく疲れて居眠ってしまうことはありませんか？ そんなある日、目が開いているのに身体が重くて金縛りのように動けず、ドアの閉じるのを見て飛び起きたことがあります。 そん…

毎朝通る近所の公園に、一組の男女がいつもたたずんでいる。 気になりながらも流れている毎日に埋もれるぼんやりとした感情。

ケーキよりどちらかというと、あんこ派。 ケーキの方が手軽だからつい手が出てしまう。 また、こしあんよりも、粒あんが好き。 虎屋より、俵屋吉富の雲龍派。

そこに居るはずなのに実在が感じられない彼女と向き合う。

ごく平凡な佐伯氏は、同僚からＨ氏と呼ばれるようになり、なぜか本人も気に入っている。 平凡な日常に隠れたエッチなこと、体験をＨ氏の眼を通して書いた。