作者不肖

最終話


出演

シェラミア

ヨミ

聖也

晃累


声だけ

アイテル

三兄弟　長男　(？？？)



回想

ヨミ(子供)「ねーね!」

シェラミア(子供)「よそ見してないでちゃんと歩くのよ」

ヨミ(子供)「おんぶ!」

シェラミア(子供)「サボるなて。ねーねは、あんたをいつまでもおぶれるわけじゃないのよ」

ヨミ(子供)「おんぶー」


回想終了


ヨミ?「……」


シェラミア「ヨミ、ここにいるの…うぉっ!?」

ヨミ?「なんだよ。猪みたいな声だして」

シェラミア「びっくりした………そんな姿でいたらびびるでしょうが。凄いネタバレ路線で危ないから止めなさい!!」


ヨミ?「…はいはい」


シェラミア「ちょっとは反省したんでしょうね」←隣に座り


ヨミ「謹慎処分かぁ。別にいいけど」

シェラミア「なんの為の謹慎か分かってる??」


ヨミ「分かってる分かってる。そんなバカじゃないって」


シェラミア「……聖也いじめたのは、私があんまり構わなくなったから？」

ヨミ「別に?」

シェラミア「ほんと子供よね、あんたって」


ヨミ「シェラミアねーねこそ、素直じゃないくせによく言うよ」


シェラミア「あんたより可愛げあるわよ」

ヨミ「へーーーそう???」

シェラミア「…なによ」

ヨミ「何も言ってねーじゃん」


「「………………………………(しばしの沈黙)」」



シェラミア「…悪かったわよ。聖也とは、どうせ付き合ってる人もいないし、何となく付き合ってみただけ」


ヨミ「へぇ。謝るんだ?後悔してんの?」


シェラミア「全然。前の男みたいに怒鳴ったりしないし、意外に……嫌いじゃない」


ヨミ「チ×コでかいの?」


シェラミア「そうね、でかくはないけど、大きさより長さがこうあって……って何を言わすんだアホッッ!!!!(ヨミ殴り書き)」


ヨミ「なんだ、見たのかやっぱ(イテテ)」


シェラミア「だまらっしゃい!!!!周りに言いふらしたら殺すからね!!」


ヨミ「わーたよ。言わないって。…それで?」

シェラミア「あいつの誘いばっか受けて、あんたの勉強とか休日の外出すっぽかしたのは、悪かったって言ってるの」

ヨミ「へぇ…よくわかってんね」

シェラミア「けど、あんたもあんたよ!聖也は、まだあくまでも他人よ。あんたは…私の、妹なんだから」

ヨミ「……」


シェラミア「ただこれからずっと、私について回ってるわけにもいかないでしょ。もう子供じゃないんだから。だから………」


ヨミ「だから?」


シェラミア「…いつもってわけにはいかないけど、少しは時間作ってあげるから。我慢して」



ヨミ「……………ねーね。私達、別々の知らない場所にいても、ずっと姉妹?」

シェラミア「はぁ?何をおかしなことを」

ヨミ「あいつよりヨミの方が好き?」

シェラミア「比べるもんじゃないの。…けど、優先順位は、今のところヨミかもね」

ヨミ「じゃあ、明日どっか連れてって」

シェラミア「謹慎中なのに……まぁ、いいわ。聖也の家に謝りに行ったらね。後、腰に負担がかからない程度でお願い」

ヨミ「おっぱいやわらけぇ～(スリスリ)」

シェラミア「全く、この妹は、仕方ないわ」


＿＿＿＿＿＿



ヨミ「アイテルねーね!!明日、シェラミアねーねと買い物行ってくるー」

アイテル「あらあら、良かったわねぇ。もう仲直りしたの?」

シェラミア「もうめんどくさいから、折れたの」

アイテル「ヨミちゃん。優しいねーねで良かったわね。でも、ヨミちゃんも悪いことしたのだから、ちゃんと反省しなきゃダメよ～」

ヨミ「反省～～～」

シェラミア「明日、謝りに行くんだからね!」


こうして、姉妹喧嘩は終息したのであった。


完🐼


んで、番外編



ルイ「兄さん兄さん!!恭一兄さんが帰って来てたよ!」

聖也「恭兄が?え?いつ帰ってきたの???」

ルイ「分かんない。兄さんが帰ってくる前に、また出張に行っちゃった」

聖也「忙しいなぁ～。京都のおじいちゃん家に行ってもう出張に行くなんて。ゆっくりしてけばいいのに」

ルイ「それで見て!!京都のお土産!!京都タワーのディスコランプに、アイラブ金閣掛け軸!突然浮き出すお面!!新撰組なりきりセットに、安倍晴明式神セット!!!!」


聖也「あ、あはは…そう、良かった、ね(うちの兄さん…土産物のセンスだけは壊滅的なんだよなぁ………………)」



書き置き「仲良くしなさい。長男より(おじいちゃんは、元気です)」

まともだったのは、八つ橋とこんぺいくんについてた金平糖だけだったらしいです。