☘️詩途(しと)☘️
年齢:64歳(人間換算32歳)
身長:185cm/体重:69kg
家族:両親ともに南の村で健在
腰まで届く長い黒髪を毛先でまとめ、左目を布で覆った隻眼の瑚祷族の青年。右目は緑色の瞳を持つ。
神瑠璃城の地下にある、城護の祠を守る祠守。虹色の鳥・羅軌を従えている。
かつて大切な友を失ったことをきっかけに旅に出て、多くの人々と出会い、向き合う中で視野を広げてきた。
弓矢を得意とし、風を自在に操る。放った矢の軌道さえ風で変え、狙った標的を逃さない。
おっとりと穏やかな性格で、仲間たちをよく見ている。目立って動くことはないが、誰かが困っていれば、いつの間にかそっと手を差し伸べる。
Q、好きな食べ物、嫌いな食べ物は?
詩途「風虫の佃煮や焼き風蝉は美味しいよ」
流羽瑠「……虫! 蝉!?」
詩途「なぜか皆、食べたがらないのが不思議だ。嫌いなものは特にないかな」
流羽瑠「ゲテモノ好きなら、もうなんでもありだね!」
Q、趣味は?
詩途「読書かな。時間さえあれば何十冊でも読める」
流羽瑠「穏やかぁ……」
詩途「しかし最近は羅軌の催促が激しくてね。櫛で羽毛を整える時間が増えて、読書の手が止まってしまう」
流羽瑠「羅軌、贅沢!」
Q、今までで、一番感動した場所は?
詩途「故郷の大きな湖かな。風で水を操り、彫刻を作る祭りがあるんだ。皆で作り上げた作品が、とても美しくてね」
流羽瑠「北海道の雪まつりの、水バージョンだ。見てみたいな!」
詩途「いつか案内しよう」
Q、最近の困りごとは?
詩途「……」
流羽瑠「……?(すごくじっと見られている……)」
詩途「……(羅軌を愛でてくれるのは嬉しいのだが……左目に伝わる感覚がこそばゆくて耐え難いのは言うべきか……)」
流羽瑠「……???」
Q、長いお休みがあったら何をする?
詩途「実家に帰るかな。両親ももう年なのでね。家族との時間を増やしたい」
流羽瑠「優しい……」
Q、もし別の職業につくとしたら?
詩途「職人かな。民芸品を作って、自分の店を持つのもいい。老後の夢だね」
流羽瑠「老後……!」
詩途「店の名前も、看板も、もう考えているよ」
流羽瑠「あっ、結構本気だったんだ!」
Q、好きな女性のタイプは?
詩途「品のある女性かな。あとは、鳥を好いてくれる人」
流羽瑠「うんうん」
詩途「それから……辛いことがあっても、泣きながらも立ち上がれる人。強くて優しくて、真っすぐに笑顔を向けてくれる人かな」
流羽瑠「……へぇ! 詩途って、意外と泥臭い感じが好きなんだね!」
※詩途の意外な能力※
とある日。
妖紅と買い物をしていた、流羽瑠。
妖紅「さ、次は雑貨屋に行くわよ! 最近、新作が入ったの!」
流羽瑠「そうなんだ! 楽しみだな!」
――そのとき。
妖紅「あれ? 詩途!」
視線の先では、詩途が一軒の店へ入っていくところだった。
流羽瑠「詩途?」
妖紅「ここ、洗髪液専門店ね。行ってみましょう!」
流羽瑠「……わぁ!綺麗!いろんな色の瓶がびっしり!」
詩途「ああ、二人とも、奇遇だね」
妖紅「ずいぶん真剣に選んでたわね」
詩途「ああ。ちょうど洗髪液を切らしてしまってね」
流羽瑠「詩途、髪すごく綺麗だもんね。おすすめある?」
詩途「そうだね……まず、流羽瑠の髪質から考えると、根から抽出した成分より、葉から抽出した成分のほうがいい。この商品だと香りもさわやかで、女性に人気だ。仕上がりは、しっとりとさらさらの二種類から選べる。妖紅は……」
流羽瑠「店員さんみたい……」
妖紅「……詩途」
詩途「ん?」
妖紅「あなた、ここで働けるわよ」
詩途「たまに手伝っているよ」
流羽瑠「副業……!?」
思わぬところで発覚した、詩途の意外な特技。
選んでもらった洗髪液を手に、流羽瑠は今夜のお風呂を想像して、すっかり浮き足立っていた。