「眠りの中にて、水辺を 青く透明な水辺を 一人歩き始める頃
いつかの冷たい朝方に 見つめていた
その背中の冷たい肌、それは 今
柔らかい裸体のシルエット、それは 幻
霞ながらの、グリーンの夜に 揺れている心
明日は 満ちた月が笑うのに
貴方はどうして 冷たい涙を流しているの
眠りの中にて、潮騒が聴こえる 懐かしい夕暮れに 一人うたえば
いつかの優しい夕日に 見とれていた
あの温かい手のひら、それは 過去
触れられない心の記憶、それは いま
オレンジが溶けて 朝焼けを燃やして、空を染める
今朝は 白く透けた、満ちた月が目を細めるのに
貴方はどうして 冷めた私を抱きしめてるの
幻想が 今になって、夢が 現実の糸を引き寄せているのに
私はどうして こんなに戸惑っているの
愛してるより、深く、かなしいよりも、優しく、
寂しいより、ふんわりと、柔らかに、側に居たいから...」