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平沢ヌル@低速中

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  • 2024年3月15日

    完結記念ファンアート!!

    『アリーシャ・ヴェーバー、あるいは新井若葉と、歴史の終わり』について、いろいろ語っていくノート。本編はこちら↓ https://kakuyomu.jp/works/16817330666308142925 さて、今回の本題。 長谷川愛実(旧:杉山めぐみ)様より、完結記念のファンアートをいただきました!! イラスト、一番下↓↓↓ めぐみ様といえば、何と言っても『旋律のアリアドネ―底辺ヒロインは王冠に手を伸ばす―』です! https://kakuyomu.jp/works/16817330649368327364 まだ年端もいかない女児という年齢の女の子ながら、厳しい人生で逞しく生きてきたアリア、彼女がまたかっこいいのです。王とは何か、どうあるべきなのか、身を以って示しながらその道を突き進む最強ヒロインから目が離せません! また、彼女が生きる2つの国の関係、魔法と魔術の違いなど、世界観の重厚さが、一筋縄ではいかないダークファンタジーを形成しています! それから新連載、『黄金機械』 https://kakuyomu.jp/works/16817330666542363737 も連載中です! こちらは近代モチーフの架空世界、差別される非支配民族と圧政を敷く支配民族。謎めいた世界観とシステムに果敢に立ち向かうヒロイン。 スチームでパンクな香り高い、これもワクワクのダークファンタジー! そんなめぐみ様、小説の執筆とともに、めちゃカワ&かっこいいイラストや漫画を、折に触れて小説に付けていらっしゃいます。なんともイメージが深まる、総合芸術ですね。 大注目の作家さんです! そして、最後にイラストをご覧ください。 どうですか、かわいいでしょう。 かわいい……かわいい……(顔覆い)(語彙失) 本当にありがとうございます!!
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  • 2024年3月12日

    アリーシャ・ヴェーバー、これにて完結!!!!

    『アリーシャ・ヴェーバー、あるいは新井若葉と、歴史の終わり』について、いろいろ語っていくノート。本編はこちら↓ https://kakuyomu.jp/works/16817330666308142925  まず、ご報告。  カクヨムコン読者選考、通過しました!これは純粋に読者票、つまり皆様のおかげです……。  通過したこともですが、通過するぐらい読んでいただいたことこそ誉れと思っています。本当にありがとうございます!  そして、本題。  最終章、そして最終話『未来の物語』をもちまして、本作は完結となります。ありがとうございました!  最後は2025年3月、今からほぼ1年後の話となりました。本当は日付まで合わせようかと思ったのですが、2025年3月12日は平日でした……。というわけで「ほぼ」1年後です。  異世界転生かと思いきや、多世界と400年後の地球滅亡の回避を巡る、歴史超改変スペクタクルトンデモSFでした。それでも、一見ごくごく普通の家族の話として本作は終着点となります。  これからの未来は君たち次第、みたいな結末は世の中多数ありますが、この君たちというのが今ここにいる凡庸な人間である自分のような存在というのは、まあ、シビアというか……(笑)さて、未来への鍵はあるのかないのか。  とまあ、それは余談。むしろ、メインテーマは博識雑学オタク地味女がどうやって幸せになるかという物語でした! いかがでしたでしょうか。本作が皆様の幸せに少しだけ貢献できたのなら、作者としては無上の喜びです。  最後に、『こわれたおもちゃの兵隊さんの絵本』について。  この話は劇中劇としても読めますが、独立した童話としても読むことができます。  別サイトになりますが、以下のURLに絵本の形の作品を公開しています。本作内の文言とは若干言い回しが変わっていたりしますが、興味ある方はぜひ。 こわれたおもちゃの兵隊さんの絵本(エブリスタ版) https://estar.jp/novels/26073355  一番下の画像は、絵本内のイラストの1枚です。  エックハルトと若葉を、ほんの少しだけ彷彿とさせるような、そうでもないような……🤔という感じでした。
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  • 2024年3月10日

    破れ鍋に閉じ蓋(10章5話ネタバレ)

    『アリーシャ・ヴェーバー、あるいは新井若葉と、歴史の終わり』について、いろいろ語っていくノート。本編はこちら↓ https://kakuyomu.jp/works/16817330666308142925 ↓↓↓以下、ネタバレ注意↓↓↓  かくて、イケメンと地味女のカップルが現代の世界に誕生しました。 ……普通ッ!  歴史と時空と魂の激動を経てきたエックハルトと若葉ですが、一見はとても普通。……なんですが、二人が共有する思い出、辿ってきた歴史はとっても普通ではない。  そんな二人、こんな日常を送ってます、的な漫画を一番下に↓↓↓  疲れてお腹が空いただけの帰宅エックハルト。こっちの世界でも食に拘りのないエックハルトですが、若葉と一緒の生活では味覚も戻って来るし人並みにお腹も空くらしいです。彼にとっては生命線。  小説の地の文では「自分は釣り合ってない」と謙遜しきりの若葉ですが、傍から見て「釣り合ってない」と思う人はそんなにいないのではと思います。  むしろ親しい人には、一見イケメンながらどこかしら変人のエックハルトを上手いこと乗りこなすことができる嫁みたいに見られているかもしれません。  美女かどうかや人種で差別するような人もいないことはないでしょうが、そういう人のことはそもそもエックハルト自身がすごく嫌っています。その点は現代って良い時代ですね。  こっちの世界の二人の家族は、困惑もないではないでしょうが、元々ちょっと頑ななところもある二人の選択を応援しているかと思います。  さて、『アリーシャ・ヴェーバー、あるいは新井若葉と、歴史の終わり』も、10章最終回と、それからちょっとしたエピローグを残すのみとなりました。  ここまでお付き合いいただいた皆さんには、本当にありがとうございます。  最後に、小さな小さな奇跡を込めて。どうか、完走までお付き合いいただければ、本当に嬉しいです!
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  • 2024年3月9日

    異世界転生におけるスワンプマン問題(10章4話ネタバレ)

    『アリーシャ・ヴェーバー、あるいは新井若葉と、歴史の終わり』について、いろいろ語っていくノート。本編はこちら↓ https://kakuyomu.jp/works/16817330666308142925 ↓↓↓以下、ネタバレ注意↓↓↓  さて、本作9章のタイトルは『スワンプマン』でした。  有名な哲学的命題、スワンプマン。皆さんご存知でしょうか。要約すると以下の通り。 「沼で雷に撃たれて男が死ぬ。同時に謎の化学反応によって、死んだ男とそっくりな男が沼から生まれる。この男は、死んだ男と全く同じ身体的特徴、そして記憶を有している。この男は前の男と同じと言えるか?」 とのこと。これがオリジナルのスワンプマン問題。  しかし、オリジナルの出題そのままだと、「同じではない」と答える人が多そうな気がしています。なんとなく。  死んだ男は死の瞬間の苦痛を感じながら沼に沈んで行って、そのまま忘れ去られることになって、自分のものだったはずの人生を誰かに歩まれているので、それはあまりに忍びないのではと。  とまあ、この論理にも落とし穴はありますが、それはまた別の話。  じゃあ、その「無視されるオリジナルの死」の問題を取っ払ったらどうなる? という出題ではどうでしょうか、というのが本作です。  コピーはオリジナルの死を認識していて、かつ記憶を完全な形で継承している。その場合は、外見的身体的特徴が同じである必要すらありません。  そう、異世界転生です。  さて、この作品。一体スワンプマンが何人出てきたでしょうか? ・この世界の現代で『死んだ』若葉A をオリジナルとすると、 ・若葉Aの記憶を受け取ったアリーシャ ・アリーシャの意識から分離した若葉B ・若葉Bの記憶と意識を分析してシステム上に再現された若葉C ・アリーシャの世界で消えた若葉Bの記憶を受け取った若葉A’  大混乱ですね。  若葉Aと若葉A’の扱いが違う理由は、10章で辿り着いた時空が、元の時空とは少しだけ違う時空なのではという若葉の考察に拠っていますが、本当の所は謎が残ります。  さらには、アリーシャの世界で生きて死んだエックハルトAと、その記憶を受け取ったエックハルトBという、オリジナルとスワンプマンもいます。  このうち、誰と誰が同じ存在と言えるでしょうか?  そして、それはなぜでしょうか?  答えは、皆さんの心の中に……。  なお今回はイラストはありません。悪しからず(笑)
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  • 2024年3月7日

    その後のエックハルト(10章1話ネタバレ)

    『アリーシャ・ヴェーバー、あるいは新井若葉と、歴史の終わり』について、いろいろ語っていくノート。本編はこちら↓ https://kakuyomu.jp/works/16817330666308142925 ↓↓↓以下、ネタバレ注意↓↓↓  若葉と再会したエックハルトですが、少しずつ外見が違っているという設定です。  イメージ画(こちらは自筆)は一番下↓↓↓  設定上でも、より背が高かったり、髪質が違っていたり。謎の巡り合わせにより、顔面も風体もよく似てはいるのですが、それでもこの物語の『転生』システムでは、全く同じ人間ではいられないのです。  それでも彼があのエックハルトだと言える理由は、記憶の継承が出生時まで遡る(最初は記憶に蓋がされており、本人の成長につれて徐々に思い出す形ではあったものの)ことと、本人の信念です。  しかし、口調や態度、表情が物柔らかな印象で、かなり人変わりしたようにも見えるエックハルトなのですが、それは表向き。実は他の人に対してはけっこうクールで時に冷淡だったりと、あまり変わらない部分もあります。  その人格の、変わった部分と、変わらない部分。それはこの10章、二人にとっての幸福とはを追求する中で少しずつ掘り下げて行きます。  それにしても、このエックハルト。純朴そうな雰囲気はありつつも、セクシーさは相変わらずというところを目指したいと思っているのですが、どうでしょうかね。少しでも反映できていれば嬉しいです。
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  • 2024年3月6日

    その後の若葉(10章1話ネタバレ)

    『アリーシャ・ヴェーバー、あるいは新井若葉と、歴史の終わり』について、いろいろ語っていくノート。本編はこちら↓ https://kakuyomu.jp/works/16817330666308142925 ↓↓↓以下、ネタバレ注意↓↓↓  アリーシャ編とヴィルヘルミーナ編、そしてまるでタルタロスの底のような9章を経て、現代主人公、若葉は明るい世界に戻ってまいりました。  大・大・大どんでん返しですね。  今からでも入れる保険ならぬ、あの展開からでも辿り着けるハッピーエンドがありました。  さて、本作の発想の起点となるテーマとして「オタク女はかわいい」というのがあります。  中身がオタク女でも美少女の外見や高貴な血筋や聖女の力を手に入れれば愛される資格を得られるんじゃなくて、オタク女はオタク女だから可愛い。そのままの君でいて。  しかしそのテーマ実現のためには、オタク女がオタク女の人生に戻って来る必要があるのでは?  エックハルトの悪足掻きに直面するまで、作者はそのことに気が付かなかったのですね。  しかし、自分の人生に戻ってきた若葉も、少しは成長していて欲しい。セクシー美女にはなれなくても、本人なりに大人っぽくなっていてほしい。  ということで少し外見が変わりました。イラストは一番下↓↓↓  イラストレーターはあかねこ様(X: RedAkanekoCat)です。アリーシャの雰囲気に近づくというのは素晴らしいアイディアでした。ありがとうございます。  どうですか、可愛いでしょう。現実的に考えると最も結婚したいタイプ、と考えるのは私がトチ狂っているせいかもしれませんが。  とにかく、天使のような顔やモデルのような体型でなかったとしても、あなたはあなただから可愛い、って、言いたいし言われたいですね!(?)
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  • 2024年3月3日

    最大のクライマックス!(微ネタバレ)

    『アリーシャ・ヴェーバー、あるいは新井若葉と、歴史の終わり』について、いろいろ語っていくノート。本編はこちら↓ https://kakuyomu.jp/works/16817330666308142925 ↓↓↓以下、微ネタバレ注意↓↓↓  さて、最大のクライマックスとなります、9章1話まで辿り着きました。  6章までがアリーシャ・リヒャルト編、8章までがヴィルヘルミーナ・ヨハン編で、それぞれのクライマックスはありましたが、ここからが最大。  本作執筆に当たって、いくつかの考えがありました。 『異世界転生』というジャンルに含まれる熱情の中には 「誰かに貶められたり蔑まれたりすることのない、たとえそうされても跳ね返して余りある強さを備えた、新しく輝かしい人生が欲しい」 「またそれを、どこかの世界にある誰かの仮定の物語としてではなくて、自分自身の物語として体験したい」 という思いは、どこかにあるのではないかと思っています。  本作主人公の若葉もそんな思いに駆られて、物語の最初は異世界転生を望んでいました。  だけど……? この、「だけど……?」に本作の特徴があります。  そもそも、人生は肉体と共にある意識に属するもので、つまり人生は一度きりなのでは?  そもそも、魂が存在するのか? 存在するとしても、生きている人間がそれを認識することができるのか?  もし異世界転生のような別世界への生と死の記憶の移行があったとして、その「転生」前後の自分が同じ存在であると言えるのか?  ……という問いかけを含んだ作品として始めたものの。  これらはアリーシャも苦悩していた所ではありますが、若葉にとっては想像を絶するほどでした。  身体のない『スワンプマン』は自分自身をどう考えるべきか。誰として生きるべきか。  若葉という存在にとっては困難すぎるこれらの問題、初稿執筆時は避けて通ろうかという誘惑に駆られたほど。一つの世界を救った誰も知らない英雄になって、徐々にその世界から消えていくのも、それはそれで悪くないかなと……。  ところが、納得しなかったキャラがいました。  それが、9章1話に至るエックハルト。  自分はキャラクターを困難な問題の只中に置いて、このキャラクターならどう考えて答えを出すかという思考実験形式の執筆をしているのですが、エックハルトという人格はこの思考実験において、「諦める」という選択を断固として拒否しました。  その結果、エックハルトは、そして物語の行方はどうなるのか。  ことあるごとに「おいいいいいいい」と両肩掴んで揺さぶりたくなる選択に走るエックハルトですが、これは彼自身の魂と存在価値を賭けた大博打、どうか大目に見てやってくださいな。 ↓↓↓最後に9章1話のイメージイラストを↓↓↓  本当は若葉ではなくアリーシャの姿なのですが、心象風景としてはエックハルトにはこんな風に見えていたのかなと。
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  • 2024年2月23日

    ぬいぐるみ概念?

    『アリーシャ・ヴェーバー、あるいは新井若葉と、歴史の終わり』について、いろいろ語っていくノート。本編はこちら↓ https://kakuyomu.jp/works/16817330666308142925  さて、アリーシャ、リヒャルト、エックハルトには、ぬいぐるみ概念なるものが存在します。  これは元はと言うと、 「斜に構えた皮肉屋であり、内面は嫉妬心や浅ましさに塗れているのに、若葉のことは子供のように純粋に慕っている」 というエックハルトの個性を脱線的・ギャグ的に表現したところから始まっています。  こういう脱線ギャグをやるときのポリシーとして、あくまで本編の人間キャラの人間としての魅力は損なわずに、個性の別表現という形で行う、と考えながらやっています。  表に出ている性格は違うのだけどどこか共通部分があるというような……と思いながら。  しかしながら、別軸の世界で生まれてしまったぬいぐるみたちというキャラクター、こいつらも勝手に動き回るのでカオスです。人間のエックハルトも勝手に動くキャラクターでしたが……。  人間の方のエックハルトが勝手に動いた結果の結末は、改稿版では9章10章、少し先の話となります。  一番下に、ぬいぐるみ漫画の一例を↓↓↓  これは一番最初に描いたものなので、最近描いているものとは若干デザインが異なります。  また、ぬいぐるみ漫画のまとめはこちら。別サイト注意。46ページとかどういうことなの。 https://estar.jp/novels/26084968
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  • 2024年2月18日

    ヴィルヘルミーナ・ヨハン編!

    『アリーシャ・ヴェーバー、あるいは新井若葉と、歴史の終わり』について、いろいろ語っていくノート。本編はこちら↓ https://kakuyomu.jp/works/16817330666308142925  さて、『災厄』との戦いの物語は一段落し、7,8章はヴィルヘルミーナ・ヨハン編となっています……というには、少し話が進んでしまいましたね。  さて、大いなる危機が去った代わりに、この先の未来が不確定になった世界。この先の未来は良いものになるのか、悪いものになるのか。アリーシャとリヒャルトにもまだまだ仕事が待ち構えています。  それから、片足を失ったヨハンと、ヴィルヘルミーナお嬢様の関係。この二人、果たして進展するのか?  さあ、どうなる?  というお話ですが、改稿前の旧版本編では、この側面はそこまでクローズアップされていませんでした。  なぜって? 難しいから!!!!!  表向きは平和な中で、各国や世界の動向を注視しながら、見えない未来に向けて進んでいかなければなりません。それは、災厄後の世界の安全保障だったり、アリーシャの出身階級だったり……上手な立ち回りが求められるでしょう。  そこには、物語に語られない様々な小さな物語があることと思いますが……力量の限られた作者としては、匂わせだけで終わらせたいところであります(笑)しかし、気にはなる。  もう一つの気になる事は、ヴィルヘルミーナです。  本作では悪役令嬢のアンチテーゼのような存在のヴィルヘルミーナですが(※)、だからって中途半端な幸せで妥協していていいわけではありません。理解者の立ち位置にはヨハンがいますが、中途半端な理解、中途半端な関係では、最高の幸せには届かなさそうに思えてしまいます。そして、白黒コンビに比べると地味な身分と外見のヨハン、こいつはちゃんといい男なのか。  そこも書かれていない行間に委ねるのは、ありっちゃあり。だけど、気にはなる。  この「気にはなる」部分を物語の形にまとめて、エブリスタ版では何本かのサイドストーリーとして、本編完結後に投稿していました。カクヨム版ではそれらのエピソードを、7,8章として本編に編入しています。  しかし、本編編入に当たってはけっこうな改稿が必要でした。  まず、6章から続く危機と解決のテンションが、ここで絶たれてしまっては面白くない。潜在的な危機の存在を、これまでのエピソードからの文脈を活かしながら物語に取り込んで行く必要がありました。  それから、ヴィルヘルミーナが一体何を考えているのか。改稿前も結構手を焼いたお嬢さんなのですが、今回もとことん手こずらせてくれました(笑)  そんな甲斐あって、8章ラストでは、ヴィルヘルミーナのより成長した姿をご覧に入れられると思います……たぶん。  こんな風に、本編の流れと絡みつつも、本作の最大のテーマである堅実系雑学オタク女・若葉の転生、そして人生からは少し距離を置いた物語となっているのが、この7,8章となっています。  そのため(サイド)と銘打たれており、また、イメージイラストもいつもと違うものになっています。一番下に掲載↓↓↓  その後は、またメインテーマがクローズアップされます。  ということで、ヴィルヘルミーナ・ヨハン編の結末、それからその先の物語、楽しんでいただければ嬉しいです。 ※悪役令嬢について……最初は悪役令嬢っぽく出てくるけど悪役令嬢とは言えないヴィルヘルミーナですが、逆にエックハルトは妙に悪役令嬢っぽい、と作者の弁。
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  • 2024年2月8日

    リヒャルト・アリーシャ編、クライマックス!

    『アリーシャ・ヴェーバー、あるいは新井若葉と、歴史の終わり』について、いろいろ語っていくノート。本編はこちら↓ https://kakuyomu.jp/works/16817330666308142925 というわけで、6章14話、リヒャルト・アリーシャ編のクライマックスとなりました。 幾多の困難を経て、ゴールに辿り着いた二人。 まだまだこれから大変なことはありますが、きっと大丈夫。二人ならね。 しかし、まだまだ気になること、いっぱいありますね? 災厄後の世界、一体どうなるん。 ヴィルヘルミーナ様の輝かしい計画の全貌は? そして何より、エックハルトどうなるんや。 ということで、まだまだ話は続きます。 でもその前に少し、二人の時間を楽しませてあげたいですね、作者としても。 ということで明日、6章15話が今章最終話となります。 最後に、18歳リヒャルトと22歳アリーシャのイメージイラストを↓↓↓ リヒャルトもだいぶ背が高くなりました。 しかし現代風の衣装なので、これは作中の衣装ではなく、あくまでもイメージイラストとなります。
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  • 2024年2月5日

    伏線回収!(6章11話ネタバレ)

    『アリーシャ・ヴェーバー、あるいは新井若葉と、歴史の終わり』について、いろいろ語っていくノート。本編はこちら↓ https://kakuyomu.jp/works/16817330666308142925  このノートは6章11話までのネタバレを含みますので、未読の方はご注意ください。  さて、6章11話にて、第0話の伏線が回収されたわけですが。それとともに、世界観の全貌も明らかになりました。  彼女のメタ発言が多いのは、カッコ付きの『若葉』ちゃんだからということでお許しあれ。  実は、他にも回収された伏線が、それも複数あります。それはどこでしょう?  一つは、「作品タグ」。歴史改変/タイムトラベル/多世界解釈/擬似歴史/宮廷/恋愛 となっております。  実は答えがこんなところに(笑)しかし、これだけの断片から真相を推理するのは厳しい気がします。  もう一つの伏線回収。それは「カクヨム版イメージイラスト」です。一番下に再掲↓↓↓  ここで喋っている私というのは、カッコ付きの『若葉』、システム上に再現された若葉の人格のコピーです。  なので、カッコで括られた『私』は、アリーシャ、あるいはアリーシャの中にいた方の若葉のこと。  どの程度違っているのか分からないというのは、『若葉』は現実を生きた人間ではないし、アリーシャの中の若葉も、こちらの世界の人生を生きた若葉と同じと言えるのかどうか分からない、だから異世界転生と言えるのか言えないのか、彼女には本当には分からないという理由でした。  それからうすい文字でバックに書かれた文章は、これまでシステムが出力していたメッセージです。  こんな感じで、「実は真相に繋がる情報は結構出ているけど、それぞれを繋ぐための材料が与えられていないので分からない」お話が好きだったりします。  とはいえ理解するためには前提知識や推理が必須の話も不親切だなあと思うので、このお話では仕込んだ情報は基本的には最後までに明らかに示されます。分からない部分については、作品上あまり重要でないか、書き切れていないところかなと……。  なので、特に見落としとかは気にせず、ご安心してご覧いただければと思います。  ですが、最後にもう一つ。  カクヨム版のイメージイラスト、実はもう一つだけ仕掛けがあります。  探してみるもよし、あるいは、最後の楽しみに取っておくもよし。それぞれお好きな形でお楽しみいただければ嬉しいです!
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  • 2024年1月23日

    【サポ限定】ギフトありがとうございます【イラスト付】

    サポーター限定
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  • 2024年1月16日

    主人公の別側面、若葉のイメージイラスト

    『アリーシャ・ヴェーバー、あるいは新井若葉と、歴史の終わり』についていろいろ語っていくノートも、6回目になりました。 作品はこちら。 https://kakuyomu.jp/works/16817330666308142925 前から少し時間が開いてしまいましたね。 今回は主人公の別側面、新井若葉です! イラストは一番下↓↓↓ キャラデザインはあかねこ様(X: RedAkanekoCat)。 中学生かと見紛うような外見、美少女ではあきらかになく、でも可愛いといえないこともない、という感じ。 イラストでは、髪の毛もっさりな感じですね。 磨けばあるいは光るのかもしれない、どれだけ磨いても絶世の美女になるのは難しい。そんなビミョーなラインが、乙女心かもしれません。 どうでしょうか、もしかしたら、こんな彼女の見た目すらも、めちゃめちゃ可愛いと思う人もいるかもしれない。蓼食う虫も好き好きですから……。 これは若葉が25歳頃の外見という設定です。死んだ29歳ではなく。その夢に挫折したときから、自分の時間が止まってしまったと感じているのかもしれません。 本作は前世による人格上書きでもなく、前世はチートだけに使って現世を満喫するのでもなく、そのへん割り切れず進んでいます。それはもしかしたら、若葉という女の性格ゆえ、なのかもしれません。 今後物語の中で、彼女の自己認識がどうなっていくのか、その辺りもお楽しみいただけると嬉しいです。
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  • 2024年1月8日

    ヒーロー? エックハルトのイメージイラスト

    『アリーシャ・ヴェーバー、あるいは新井若葉と、歴史の終わり』について、いろいろ語っていくノート、5回目になりました。 本編URLはこちら。 https://kakuyomu.jp/works/16817330666308142925 そして今回は、ヒーローのようなそうでもないような、エックハルト・エードラー・フォン・ウルリッヒのイメージイラストのご紹介です。一番下です↓↓↓ キャラデザインはあかねこ様(X: RedAkanekoCat)。 作中長身とされていますが、めちゃめちゃ背が高いというよりは、綺麗な顔に反して力が強そうな、均整の取れた体つき。真ん中分けは特注でした! 「今にも死にそうな吸血鬼」というオーダーでした。 冒頭から27と、ロマンスファンタジー的な基準だとちょっと年齢高めになるんでしょうかね? まあいいよね、若葉は29だし。 主人公の内面に存在する人格である若葉との微妙な年齢差を意識すると、より楽しめるかもしれません。作中年数経過があるのでエックハルトはだんだんと歳を取っていきますが、若葉はずっと29ですね。 次回は主人公のもう一つの姿、若葉です!
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  • 2024年1月7日

    メインヒーロー、リヒャルトのイメージイラスト

    『アリーシャ・ヴェーバー、あるいは新井若葉と、歴史の終わり』について、いろいろ語っていくノートの4回目! 本編URLはこちら。 https://kakuyomu.jp/works/16817330666308142925 そして今回は、ヒーローであり主人公の主君である、リヒャルト・ヘルツォーク・フォン・ランデフェルトのイメージイラストのご紹介です。一番下です↓↓↓ キャラデザインはあかねこ様(X: RedAkanekoCat)。 完っっっ全にイメージ通りのリヒャルトですね、もう。 目付きは鋭いけど不機嫌そうな目付きの悪さではなくて、獲物との距離を見定める肉食獣のようなナチュラルな鋭さ……みたいなオーダーをした気がしますが、正直何言ってんのかわかりませんね。 そんなわけのわからない要望を完璧に実現していただいたイラストレーター様には感謝してもしきれませんね。 次回は、エックハルトのイメージイラストを紹介します!
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  • 2024年1月6日

    主人公、アリーシャのイメージイラスト

    『アリーシャ・ヴェーバー、あるいは新井若葉と、歴史の終わり』について、いろいろ語っていくノートの3回目となります。 本編URLはこちら。 https://kakuyomu.jp/works/16817330666308142925 そして今回は、主人公、アリーシャ・ヴェーバーのイメージイラストのご紹介です。一番下です↓↓↓ キャラデザインはあかねこ様(X: RedAkanekoCat)に依頼させていただきました。 「ロマンスファンタジー基準では絶世の美女ではないけれど、逆に野生の花のような、妖精のような美しさを感じさせる容貌の女の子」という要望を、これ以上ない回答で実現していただきました。 また、衣装はクラシックメイドスタイル。 本作のメインのモチーフとなる時代は近世であり、こういうスタイルのクラシックメイドは近代のため、現実歴史とは少しズレがあります。 他の点でも本作の世界観は、現実の歴史を忠実に再現したものではありません。これには理由があって……。 おっと、この先は本編で!
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  • 2024年1月5日

    旧版『転生歴女』、そしてカクヨム版

    引き続き、現在連載中作品、『アリーシャ・ヴェーバー、あるいは新井若葉と、歴史の終わり』についてのノートです。 作品URLはこちら。 https://kakuyomu.jp/works/16817330666308142925 実は本作、これまでエブリスタ及び小説家になろうで連載をしており、今回のカクヨム版はそれに全面改稿を施したものになります。 その際、イメージイラストを依頼しました。このページの一番下に掲載しています。イラストレーターはあかねこ様 (X: RedAkanekoCat) 、今をときめく大アーティスト様です。 どうですか、この絵? 素晴らしすぎると思いませんか? 何故こんな素晴らしいイラストがあって、カクヨム版のイメージイラストは前ページの自筆のものにしているかというと……このイラストではアリーシャとリヒャルトだけが登場しており、エックハルトと若葉が登場していないのですが、今回の改稿版では、エックハルト(と若葉)を最初から前面に押し出しているためです。 これはまた、タイトルが『転生歴女』から、『アリーシャ・ヴェーバー、あるいは新井若葉と、歴史の終わり』となったこととも関係しています。 本作は異世界転生っぽく始まるSF作品ですが、「作品内容が速やかに理解できる構造を冒頭で示すことが難しい」という懸案がありました。 カクヨム版の投稿に当たって検討した結果、サブタイトル的な扱いだった『歴史の終わり』の方を正式タイトルとし、またそれと関連した本作の核心の場面を第0話として示す形になりました。 この第0話にはアリーシャとエックハルトがいますが、さて、どういう場面なのか……現在連載中の4章冒頭部からだとまだ分からないかもしれませんね。 第0話の意味深な謎掛けがどのように回収されるか、お楽しみにしていただければ嬉しいです。 また次回以降のノートでは、キャラクターイラストなどを紹介していきたいと思っています。
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  • 2024年1月4日

    『アリーシャ・ヴェーバー、あるいは新井若葉と、歴史の終わり』について、いろいろ語っていくノート。

    近況ノートでははじめまして、平沢ヌルです。 今まで使ってなかったこの近況ノート、ふと使おうと思い立ったワケですが……。 現在連載中の、『アリーシャ・ヴェーバー、あるいは新井若葉と、歴史の終わり』について、いろいろ紹介したり、語りたくなりまして。 作品URLはこちら。 https://kakuyomu.jp/works/16817330666308142925 最初に、現在連載中、カクヨム版のイメージイラストを紹介します。 こんな↓↓↓感じです! さて皆様、このイラストに何を感じますでしょうか。 私の絵なので拙いところはありますが、とにかく「何か」を感じていただけると嬉しいです。 本作はこの4人が主人公という感じです。 そう、アリーシャがヒロイン、リヒャルトがヒーローとは単純に言い切れないのですが……その詳細は、また本編の進展とともに語っていければなと思います。 今後は旧版のイメージイラストや、キャラクターイラストなども紹介していきたいなと思っています。
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