日暮

そもそも私の事、本当に見てるのかな。 そう思ったら、何だか全部が壊れてしまいました。 （少女が書いた別れの手紙）

【完結】 地元の幽霊屋敷に忍び込んだ二人の大学生。 しかしそれが思いがけない事に──。 『怪談はどのように産まれるのか』

【完結】 街に散在する噂。 それらは別々の話なのだろうか。

【完結】 ある日ぼんやりとＳＮＳの動画を眺めていた。ふとコメント欄を開くと、そこには何か不気味なコメントが書かれていて──

自分に自信の無い男の話

結婚おめでとうございます

「死別ブロマンスを書いて欲しいリターンズ」によせて書きました。ホラーか現代ドラマか迷ってのホラーです。

『第55回「2000文字以内でお題に挑戦！」企画』によせて書きました。

　人々は自らの労働の結果である生産物を互いに関係づけるために、彼らの行う様々な労働の形態を抽象的人間労働と同等のものとせざるを得ない。彼らはそれと知らずにそれを行う。彼らは物質的…

鍋の中。 クツクツと音を立てながら果実が震えている。 （食べ物系日常短編。ジャムを煮る人。）

一通の手紙。誰にも届かない。

P≠NP予想：クラスPとクラスNPが等しくなる例は存在しない

ベトナム帰還兵であるピーター・アンダーソンは火星から来たという悪魔の少女に魅入られてしまった。火星に囚われ実験材料とされたピーターは悪魔と共に記憶の世界を彷徨い続ける。過去へと封…

その「公園」に足を運んだ者は、何物かに取り憑かれる…… ホラー小説作家である私は、複数の知人から聞いた怪談話に共通して登場する「公園」に興味を惹かれて、調査を始めるのだった。

助けになるかはわからない。 ただ、数多ある道の一つをここに記す。

　仕事であまりにも鬱がひどいため、治療のために書きました。 　世界文學には、『蜘蛛女のキス』のようにセリフだけで構成された小説がありますが、ニコルソン・ベイカーの『もしもし』はと…

『もしもしやくざさんですか～暴力団いのちの電話』が予想外に好評だったので、姉妹編をつくりました。今回も、九割方会話文で物語が展開してゆきます。『もしもし～』とはまったく別の物語で…

ある日少年は目を覚ますが、そこは散らかった部屋で側では老婆が死んでおり、状況がわからない。わかるのは自分の名前と仕えるべき主を探さなければという本能的な意志だけだった――そこから…

ある日、主人公・西村景は部室で白坂奈衣が死んでいるのを発見した。 文芸部と演劇部が合併してできたという文演部では、『本作り』と呼ばれる特殊な作品作りが行われていた。 自分たちで…

SNSで知り合った青い髪と蒼い瞳を持った女の子、ソア。 彼女は子供の時の嫌な記憶に苦しんでいた。

オカルト部の顧問になった先生が、オカルト部へと初めて赴く話。

公式特集「カクヨム金のたまご」に掲載していただきました！ ◇◆◇ 魔法部に所属する名探偵・空先輩は、自らを解呪の魔法使いと名乗る。 解呪とは、魔法じみた事件の真相を解明するこ…

「がっそう」と読みます。 　宇宙船であるものを運ぶ宇宙飛行士の話です。