前に書こうと思って忘れていた大事なことを思い出しました(・_・;)
(こんなタイミングでごめんなさい…m(_ _)m)
拙作の『幸福な世界』と『オシリスの使者』を非公開にした理由です。
大好きな作品だったのですが、この2作は
その中で「自殺」を扱ったシリアスなミステリーでした。
実は「自殺」についてこんな研究があることを知りました。
ドラマや映画のストーリーの中心に自殺を入れると、心理的な悪影響があり、自殺件数が増加するという報告があります。
但し、残された遺族が立ち直るストーリーであれば問題は無いそうです。
拙作の『幸福な世界』はその両者の中間のケースとも言える作品で
何とも言えない部分はありますが
万に一つでも悪い影響は避けたいという理由で
公開を止めました。
この時に一冊の本に出会いました。
ジェニファー・マイケル・ヘクト
『自殺の思想史 〜 抗って生きるために』 みすず書房
タイトルは怖い感じですが、中身は真逆で心打たれる本です。
作者が友人の自殺を経験したことから
その連鎖の悪影響を止めるために書かれました。
中はただひたすら
「あなたに生きていてほしい」
という願いのメッセージが込められています。
ピタゴラスの時代から近年までの哲学者や詩人の言葉を借りて繰り返し、
「人は辛くてもただ生きているだけでこの世界への善行を行っている。
だから生きてほしい」
と伝えています。
とても勇気付けられます。
人は誰でも弱気になるときがあると思います。
また元気の無さそうな友人が心配な人もいるかもしれません。
そんなときにぜひ読んでほしい本です。
過去の私は創作のときにネガティブなテーマを選んでしまいました。
でも今は、その本のように人を勇気付け
心を温めるものを作りたいと思っています。
そんな事情があったことをお伝えしておきたいと思いました。