shinobu ｜ 偲 凪生

舞台はウェディング専門の隠れ家レストラン。 ここは公国で唯一、異種族の結婚を祝福できる―― この導入だけでもたまらなく素敵なのですが、やはり異種族の結婚というのは問題がつきもの。…続きを読む

日本から中華風の世界に飛ばされた主人公が、後宮を舞台に、日本での知識を活かして美味しいものを作ったり食べたりする、ほのぼのファンタジーです。 いえ、それだけではありません。 そうま…続きを読む

貧血持ちのみのり。 彼女が食べることだけでなく、栄養バランスの大事さを考えてオープンさせたのは「すこやか食堂」というお店でした。 開店までの道のり、 開店してからのお客さまとのや…続きを読む

主人公は異世界転生者、しかもオタク。 それだけではなく、現世でも大きな秘密を抱えています。 一本筋の通った主人公が、後宮を舞台にオタ活したり初恋をこじらせたり、いろいろ活躍する楽し…続きを読む

まるで、短編映画を観ているようなクオリティの物語です。 また情景描写のなんと美しいことでしょう！ タイトルにある「青の円環」を、読んで感じて、確かめていただきたいです。 島で生ま…続きを読む

物理的に強い王女。 うさんくさい武器商人。 そんな組み合わせが大好きなわたしは、 第1話冒頭で、すぐさまこの物語の虜となりました。 信用していいのか？　信頼してもいいのか？ そ…続きを読む

幸せにしかなれない王子の、結婚式前日の物語。 冒頭で「絶対に幸せにしかなれない『呪い』」という表現が出てきます。 そこで読者は違和感を抱くことでしょう。 幸せにしかなれないとい…続きを読む

タイトルが読めなくて食わず嫌いをするのはもったいないです。
良作です。
そしてたぶんスルメのように読めば読むほど味わえると思います！

どうやらこの世界では、 ちょっとした出来事がトリガーとなって、世界の危機になるそうです。 そのちょっとした出来事から女子生徒を守りたい、 ひいてはそれが世界を危機から救うので、と…続きを読む

恋愛もバトルもあります。 濃厚な和風ファンタジーを読みたい方におすすめします。 主な舞台は彼岸と此岸の境。 伴侶以外には名を明かせない「姫巫女」と、 冥府との連絡役である渡会の関…続きを読む

大学受験を間近に控えた男子高校生と、 幼なじみの「ギフテッド」な女子高生（※大学進学決定済）の 軽快でありながらどこかズレた会話が面白く、 さくさく読めて最後には幸せな気持ちになれ…続きを読む

たこ焼きが好きなので読みはじめました！ 読むたびにたこ焼きを食べたくなります……。 「たこ焼き屋　さかなし」。 主人公の渚沙が祖母の跡を継いで続けているお店には、 普通の人間以外…続きを読む

異世界転移でコメディで、さくっと読めて くすっと笑える短編をお探しの方におすすめしたい作品です。 主人公の太志（肥満体系）はトラック転移によって異世界へ。 なんとそこは「脂肪があ…続きを読む

聖女でありながらも、不吉とされる「黒髪黒目」の持ち主シャルロッテは、教会の要請により浄化のため西の辺境領へと向かった。 ところが仕事相手だと考えていた辺境伯ユーリエからは初対面だと…続きを読む

いばら姫ならぬ王子と豪傑な女盗賊の旅路！ まだまだ物語は途中ですが、テンポがよく、読みやすく、何よりもとっても面白いです。 続きが気になっているところですが、もっと多くの方の目に…続きを読む

本作は「家族の絆」をテーマにしたヒューマンドラマです。 子どもの頃に抱いていた父親への畏れ、恨み。 そんな感情に対する主人公のささやかな復讐は、 無力だったという己の「後悔」か…続きを読む

物語に添えられた作者による2文。 『だからわたしはきっと、物語を書かずにはいられない。 （このお話はフィクションですよ、念のため）』 幼い頃に物語を書くことが好…続きを読む

登場人物は、ファンタジーというか決して実在していなさそうな雰囲気を纏っているのに、確実に血が通っている生身の人間。 そんな彼・彼女たちの繊細な人間関係が織りなす群像劇。 それだけで…続きを読む

幻想的な雰囲気に包み込みながら、生きることや愛することの意味を読者に問いかけてくるような物語でした。

ジュブナイルというジャンルなのでしょうか。 久しぶりに、飽きることなく青春小説を読むことができました。 「天使」と心に傷を持つ少年を中心としたヒューマンドラマ。 悲しいエピソード…続きを読む