「愛とは、美しい独占である」──
そんな想いを胸に描いた本作「君が愛を知らなくても僕はキミを抱く」が本日、最終回を迎えます。
(PM:21:00~)
当初のプロットから大きく枝葉が広がり、想像以上に長い旅になりましたが、
彼らの選んだ“愛のかたち”に、私なりの“大大円”を見つけられた気がします。
BLという器を借りながら、描いたのは「愛の本質」でした。
愛されたい、理解されたい、許したい──
そんな誰の胸にもある痛みや願いに、そっと触れられたらと思います。
ルビーファンタジーBL小説大賞の作品としては少し毛色が違うかもしれませんが、この物語が、どこかで誰かの心に少しでも残れば嬉しいです。
愛のかたちに迷うすべての人へ――その痛みが、やさしさに変わる日を願って。
ここまで読んでくださった皆さま、本当にありがとうございました。