本日、「君の写っていない君の写真を僕は見ている」を無事完結させることができました。
ここまで読んで頂いた、全ての読者様に御礼申し上げます。
また、毎回のように応援を頂戴した読者様もいらっしゃいます。本当に励みになりました。この場を借りて感謝の言葉を伝えたいです。ありがとうございました。
名もない作者の、名もない作品に最後まで付き合って頂けたことを、作者としてどれほど言葉を尽くしても表現できないほど嬉しく思っております。
少し打ち明け話をしておきますと、この作品は昨年の9月くらいから書き始めました。
タイトルとラストはほぼ決まっていたのですが、今とは全く違う展開で(そもそも語り手が女の子でした)、7万字書いたところで「こりゃ駄目だ」となって中断しました。
それが11月くらいのことで、どうしたものかと悩んでいたときに、ふと、結夏というキャラクターがどこからかやって来たのです(そのときは名前なんてないですが)。
そこから、もう一度最初から書き直し、12月末に13万字ほどの第1稿が出来上がりました。そして、推敲を2回ほど行ってできたのが、現在の作品です。
恥ずかしい話ですが、わたし自身書きながら何度も泣きましたし、書き終わるときには、結夏と和希にもう会えなくなることが寂しくて、「書き終わりたくない」という気持ちになっていました。それでも、書き終え、発表し、少しでも多くの読者様に読んで頂くことが、結夏と和希に対する最大の愛情だと考えて、今に至っています。
せっかく皆さんにお見せするのだから、結夏と和希には最高に素敵な装いで登場してもらおうと、精一杯美しい日本語で二人を着飾ってやりたいと思いましたが、わたしの拙い日本語では十分に表現できなかったこともあり、そこは二人に申し訳ないところです。
この後ですが、この作品を「電撃大賞」というものに応募します。日本最大級の公募小説賞であり、わたしの作品が大きな結果を残せるはずもないのですが、「参加することに意義があるのだ」と自分を言い聞かせ、恥を忍んで出してみます。
おそらく1次選考で落ちるでしょうから(ちゃんと結果は報告します)、その後は他の小説投稿サイトにもこの作品を掲載し、結夏と和希の物語を一人でも多くの読者様に知って頂けるよう、地道に活動していきます。
現在わたしは、ラフスケッチ程度の短編を一本書き、次の作品の構想を練っている段階ですが、完成がいつになるのやら、そもそも完成するのかどうかすら分からない状態です。
まあ、気長にやっていきます。
最後に、結夏と和希にお礼を言わなければなりません。
本当に、どこからこんな素敵なキャラクターがわたしのところにやって来てくれたのか、自分でも分かりません。
でも、二人に会えたことはわたしにとって、最高に幸せな経験でした。二人がお互いを幸せにしたように、二人はわたしを幸せにしてくれたんです。
結夏、和希、わたしと出会ってくれて本当にありがとう。
二人の物語を書き終えたことは、とても辛いことだったけど、こうやって連載したことで、いつでも二人に会えるようになったからね。
というわけで、ちょっと長い近況ノートになりましたが、お読み頂きありがとうございました。
もし、この作品に感動して頂けたのであれば、ぜひ、「すごくいい作品があったよ」と周りの方にも勧めて頂けると幸いです。京都の片隅で、作者は小躍りして喜びます。
また遠からず近況をご報告したり、気まぐれに作品を掲載することがあるやもしれません。今後ともよろしくお願い致します。
ご愛読、ありがとうございました!