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『黄金と血のニューヨーク ― マフィアの帝国』第五章第15話【作品概要・脚注※】

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第五章第15話(前編)あらすじ
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 1935年6月5日(水)昼下がり。|宜賓《イービン》の妓楼「雲中鶴」で、ルイスは|王美玲《ワン・メイリン》と会い、四川の塩井と火井の話を聞く。富順県の貢井・自流井には塩を扱う商人が多く、長江沿いの水運で結びやすいと分かり、ルイスは不動産屋へ向かう。そこで富順の塩井1,000か所と火井20か所をまとめて買い付け、支出は合計3万両となる。さらに宜賓の筠連鉱区の炭田にも目を付け、所有者の|黄文遠《ホアン・ウェンユエン》が大慶への移転を考えているため、売却の余地があると聞く。提示価格は2万5,000両だが、ルイスは採炭技術の伝授も条件にし、教授料込みで5万両を出す方針を固め、夕食の席で交渉する段取りを整える。
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第五章第15話(後編)あらすじ
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 同日夕暮れ。宜賓の「雲中鶴」で、ルイスは炭田主の|黄文遠《ホアン・ウェンユエン》と妻の|劉月華《リウ・ユエファ》を招き、炭田買収の条件を詰める。ルイスは炭田そのものに加え、採掘のやり方を教えてもらえるなら銀錠5万両を支払うと提案し、黄家は移転の計画も踏まえて前向きに応じる。劉月華は3か月の指導を引き受け、必要な器具や人員の目安も示す。会話の流れで、黄家の技術者を置いていく話もまとまり、ルイスは事業を動かせる体制を得る。さらに劉月華とは個人的な距離も縮まり、翌日午後1時に会う約束が交わされる。ルイスは器具と人員の手配に入り、炭田事業の準備を本格化させる。
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脚注※①
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器具

1.ピックアックスとショベル:石炭を掘り出す基本的な手工具です。
2.トロリーまたは鉱車:掘り出した石炭を運ぶための車両。
3.揚げ機:鉱井から石炭を地表まで運び上げる機械。
4.支柱と梁:鉱井の安全を確保するための支え。
5.ランプと安全灯:鉱井内の照明用具。
6.ガス検知器:ガス爆発の危険を避けるための検知器。
7.換気ファン:鉱井内の空気を清浄に保つための換気装置。

人員

1.鉱夫:石炭を直接掘り出す作業員。
2.マネージャー:鉱山の日々の運営を管理する人物。
3.技術者:機械のメンテナンスや鉱山の設計を担当。
4.監督者:安全を確保し、鉱夫たちを指揮する。
5.会計係:賃金の支払いや経費の管理を行う。
6.医療スタッフ:怪我人の応急処置を行うための医者や看護師。
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『黄金と血のニューヨーク ― マフィアの帝国』第五章地図
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