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第七章第20話の主要登場人物一覧
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■主要人物
・ルイス・ディアンジェロ(18歳)
巴蜀・雲南の支配者で鉱山省大臣。今話では、|拖烏喇嘛房《トーウーラーマーファン》で降伏した紅軍5,000名を受け入れ、彝族との同盟をまとめる。さらに寺院と砦の再建を進め、|石棉《シーミエン》では鉱産資源の上納を決め、最後は雅安から迫る国民党軍10万を迎え撃つために出陣する中心人物。
■家族・婚姻
・|張文瑶《チャン・ウェンヤオ》(18歳)
ルイスの|側女《そばめ》で鉱山省副大臣。彝族との会盟では外交団の団長を務め、厳しい条件を突きつけて同盟を成立させる。石棉への行軍や休息の場面でもルイスに付き従い、今話の重要な補佐役となる。
・|凜々花《リンリンファ》(36歳)
彝族族長|果基小葉丹《グォジーシャオイェダン》の元妻で、今話で新たにルイスの|側女《そばめ》となる。最初は部族のために身を差し出す立場だが、その後は昼食の支度を担い、冕寧や石棉の文化と鉱産資源に詳しい知識を示して、文化庁長官に取り立てられる。
■軍事・統治側
・|果基小葉丹《グォジーシャオイェダン》(40歳)
彝族武装勢力の首長。部族を守るため、屈辱をのみながらもルイス勢力との同盟を受け入れる。今話では、彝族側を代表して苦しい決断を下す人物として大きな役割を担う。
・石棉県令
国民党政府の役人。ルイス追討の命令を受けていたが、冕寧での戦果と彝族との同盟を知っていたため、戦わずに従う道を選ぶ。石棉の統治が武力制圧ではなく資源供出へ向かうきっかけを作る人物。
・|陳浩然《チェン・ハオラン》
情報収集を担う人物。話の終盤で石棉県城に現れ、雅安から国民党軍10万が迫っていると報告する。次の戦いを動かす引き金となる役目を果たす。
■敵側
・国民党軍
雅安から石棉県城へ向かってくる10万の兵。今話ではまだ本格的には戦わないが、終盤でルイスが迎撃を決意する相手として大きな脅威になる。
・紅軍先遣部隊
中国工農紅軍第一方面軍の先遣部隊。すでにルイスに敗れて降伏しているが、今話の冒頭ではその経緯が説明され、さらに捕虜兵5,000名が寺院と砦の工事に動員される。
■言及される人物
・|張林静《チャン・リンジン》(40歳)
ルイスの|側女《そばめ》で交易担当大臣。今話では直接の行動はないが、登場人物紹介の中で引き続き重要な側近として位置づけられている。
・蒋介石
国民党政府の総統。石棉県令にルイス追討を命じた存在として言及され、雅安方面から迫る国民党軍の背景にいる大きな敵として影を落とす。
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以下は筆者の備忘録です。
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登場人物「1935年1月1日時点」
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ルイス18歳:イタリア系のアメリカ移民。長征途中の中国共産党紅軍の首領毛沢東を捕縛した功績を認められ、中国国民党総統の蒋介石より、巴蜀・雲南の軍政長官を委嘱される。旅の途中で四川省南充の石油王から巴蜀・雲南王に推戴される。と言っても、元清朝の王女:王華(ワン・ファ)が認めただけである。この物語の主人公。中国制覇の大望を抱く。鉱山省大臣を兼ねる。
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ルイスの資金
小遣い1億225万8,100両。朱堤銀銀錠200億両「内訳は一般会計20億両、特別会計80億両。余剰金100億両」。今までに一般会計は20億両の予算のうち506万5千両支出した。特別会計は80億両の予算を組み、今までに16億527万3,300両支出した。前話に於ける支出は、傈僳族5,000名の兵士に対する武装費30万両である。よって特別会計支出総額は16億557万3,300両である。
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|張林静《チャン・リンジン》(40歳)。ルイスの|側女《そばめ》。汚職で捕まった|徳昌《デチェン》前県令|張偉民《チャン・ウェイミン》の元妻。絶世の美女で野心家。ルイスの|側女《そばめ》から成り上がり、王妃から皇后の地位を得るべく懸命に努力する。
|張文瑶《チャン・ウェンヤオ》(18歳)。ルイスの|側女《そばめ》。|張林静《チャン・リンジン》の長女。母の野心に協力する。容貌も優れているが中国でも最優秀の知能を持つ。
|張文莉《チャン・ウェンリ》(15歳)。|張林静《チャン・リンジン》の次女。死亡。
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