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雨愁軒経

@h_hihumi
2019年7月12日に登録

恋愛
ホラー

hihumi_hiragi

8時間前
本日18:00、投稿します
おはようございます。雨愁軒経です。カクヨムコンへ過去作『あの瞬くような～』もぶん投げようかと思い掘り返したところ、冒頭の流れが「幼少期の思い出→ヒロインと離れ離れ」という『一夏』のそれと同じで苦笑いしておりました。皆さまはいかがお過ごしでしょうか。手癖かなあ……笑バトルものではなるべく早めにアクションを出そうとか全般的にヒロイン・ヒーローは早めに顔見せしようというのを心がけてはいるんですが、これは盲点でしたね。さて。遅参ではありますが、本日18:00に『四季織シンシアリィ』のプロローグと、ついでに色々過去作を投げます。大変お待たせいたしました。ご確認のほどよろしくお願いします。 ……裏話なんですけれど。先日「次に落ち着けるのは12日」なんて宣言しておりました私ですが、アレ、勘違いだったんですよwww あのノートを書いた次の日の勤務を終えて帰ろうとタイムカードを切ったらですね、打刻システムから「お前の今日の退勤予定時間とっくに過ぎてんぞ」と警告を受けまして。。。なして？？？？と色々確認したところ、どうやら私は数日後の予定を見ており、その日の退勤時間を勘違いしていたんですね。先日の「まだ４日くらいだと思ってた」という感覚から、軌道修正をしようとして行き過ぎる大ポカ。マジで遅刻とかやらかさなくて本当によかった……。しかし宣言した手前今回こそはやんねばなんねぇべということで、せこせこ書いておりました。それにしても。事前にわかっていたとはいえ、やはり女性向け恋愛部門のスパダリたちの中に、現代舞台の青春恋愛が混ざるというのは中々の異物感がありますね。ただランキングを覗いた感じ、部門内トップ100の中にちらほらとその手の作品が食い込んでいたことには驚きました。『黒騎士』の時には見なかった記憶がありますが、今後どうなっていくんでしょうかね。もっとも、一番の異物は、キラキラした青春の物語と同時にド下ネタの作品を改稿・再掲しようとか考えているどこぞの雨愁とかいうハゲなんですけどね（白目）改めて、よろしくお願いいたします。作品ページの立ち上げ（あらすじやタグ）で時間を食ってしまい、早々に「第一話はいつ書けるんだ」状態でおりますが……頑張ります。ではでは。
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3日前
【Vol.135】光陰……【ジョサスケラ定例報告】
おばんです。雨愁軒経です。とうとう雪が降ってくれたことでお客様たちの季節感にスイッチが入り、唐突に師走が開幕しました。皆さまいかがお過ごしでしょうか。すみません。つい今しがた、今日が月曜であることに気が付きました。正直まだ４日くらいの体感でした……ひとまず生きてます。直近で一息つけそうなのが、12日。そこでどうにか。いえ、さすがにいい加減鞭打ちます。ありがたいことに、鈍っていたと思っていた雨愁節も健在だと言っていただけたので、糧に頑張ります。ではでは。
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11月29日
四季織シンシアリィ・ティザー編（仮）
　　　『青春』の青ってのは、きっと、未熟っていう意味のアオじゃあなくって。　　　　あのどこまでも広がる空のような、無限の可能性の色なんだと思うんだ。　　　　　　　　えっ？　それじゃあ『春』の方を覆せてないって？　　　　　　　　　　　　　　うーん、そうだなぁ。　　　　　　君と出逢って、一緒に歩いて。心がぽかぽかするから、春。　　　　……なんてね。ちょっと、そんなに笑わなくってもいいじゃないか。　　　　これは、四季折々に彩られながら紡ぐ、少年少女たちの恋と夢の物語。　　　　　　　　　　　　　　『一夏のコローラ』「ひまわりロードで迷子になった君を見つけた時のことは、今でも瞼の裏に焼き付いている。向日葵たちが雨上がりの太陽なんてそっちのけで、君の笑顔に見惚れていた光景を」夏の日照りも真っ盛りとなる８月上旬。学生にとって最高のイベント『夏休み』。幼い頃の思い出がきっかけでフラワーデザイナーを目指す風吹夏生も、この夏を楽しみにしている一人だった。何故ならそれは、夢を追うきっかけをくれた少女・朝篠香澄が山形に帰ってくる最後の機会だったから。「ねえ、夏生は今、どんな花を育てているの？」「ああ、今は……悩んでる。梅雨明けと夏到来のバランスが崩れて、色々と時期がずれ込んでしまってるんだ」「そういうのあるよね。私も昨年、生育不良で入荷が少ないからって、近所のスーパーで青菜が買えなくってさー。夏生のバ先もそうだった？」「…………あ、ああ。二、三回しか入らなかった」再会できた喜びの裏で、夏生は焦りを抱いていた。互いに高校三年生。既に遠く離れてしまっている二人の生活圏は、『最後の夏休み』とともに終わってしまうことになる。だというのに、想いを伝えるために必要な花は、不運にも生育不良を迎えてしまっていた―― 「東京でも山形の料理を食べられるお店があって、たまに通ってるんだけどね。でもやっぱり本場の芋煮が一番だわー！」「芋煮もあるんだ？」「うん。けど、こんくらいのお椀で、一杯千二百円。」「「「高っ！？」」」「ほんっとお前らは、学年も違えば住んでる場所もバラバラだってのに、よくまあそんな仲良くなれたもんだよな」「へっへーん、オレたちの絆を舐めてもらっちゃ困りますよ！」「男四人でむさくるしいって言ってんだよ。えーっと？　夏生も現状のっぴきならなくって？　残りは彼女の気配もナシと？」「パイセンだって独身のクセに！」「教師だなんて、我ながら大変な仕事を目指そうとしてるなとは思ってる」「人手不足に、モンスターペアレント、いじめ問題……色々耳にはするな」「ううん、そうじゃなくって。自分のこともままならないのに、子供を教え導こうなんて思っている傲慢さの方」香澄が東京へ帰る日が着々と迫る中、どうにか見えてきた日の目。ギリギリ間に合うか。そんな淡い期待を押し流すように、雨が降る。「拙い。このままじゃ、向日葵が折れてしまう……っ！」『僕の母さんが、月山道ぶっ飛ばせば往復三時間の特急便出せるって。「スリップで死ぬかもしれないけど、ノる？」って聞いてる。どうする？』「しっかりしろよ先輩！　あんたが『太陽』を信じなくてどうすんだよ！」「私、言ったよね！？　これが最後になるかもしれないって！！」「今からお前は体調不良だ。いいな？」『ご来場中のお客様に、お連れ様から連絡です！　太陽は、スリー・ダブリュー・シーの付近を通過！！』「君なんだよ……俺の夢は！！」　　　　　　　　　迎えた花火大会の日、夏生は全力で駆けた。　　　　　昼の太陽よりも、夜の花火よりも、ずっと眩しい花を目指して。　　　　　　　不器用な花だからこそ、力強く咲く。夏の物語。　　　　　　　　　　　　　『聖夜のアンティフォナ』「素敵な音が胸を打ったと、見知らぬ誰かから賛辞を貰ったことはある。けれど、僕がこの指でどんな音を届けようとしたのか、ちゃんと考えたことはなかった。君に会うまでは」クリスマスが近づき、年々遅れつつある初雪の到来に街中がそわそわしている季節。かつて天才少年と謳われたこともある元ピアニスト・芳泉冬彦は、夏生ら仲間と共に、母の勤める福祉事業の手伝いで病院を訪れていた。入院患者たちにピアノの演奏を届ける訪問コンサート。そんな中で冬彦は、途中で一人背を向けて帰ってしまった美しい少女のことが気にかかった。「だって貴方の演奏、空っぽだったんだもの」「……どうか、リベンジさせてほしい」「真面目か！　でも、そういう目、嫌いじゃないよ。ぶっちゃけ貴方には似合わないけど」「君、一言多いって言われない？」病棟で再会した少女・時庭舞衣から告げられた途中退席の理由に、冬彦はショックを受けながらも、どこか、ようやく図星を突いてもらえた清々しさを感じていた。ローカルアイドル『つや姫』の元センターで、現在はガンと闘病中である舞衣。彼女が冬彦のリベンジを受ける条件として出したのは、自分を外へ連れ回すことだった―― 「ええーっ、大凶！？　これは癪ね。もっかい引くわよ！」「こらこら、御神籤は何度も引くものじゃないでしょ……」「一人一回なんて書いてねーしぃ？　同じところではダメってんなら神社ハシゴするわよ。神様に運命決められてたまるもんですか！」「じゃあ御神籤を引くこと自体がチョイスミスなんじゃ……？」「ノンノン。神様に運命を決めさせないのと、神様に『大吉』と言わせるのとでは、まったく意味が違うのよ」「痛っ……！」「あら、血が出ちゃってるじゃない！　実はこの近所に私の家があるの。そこで手当しましょ」「いいよ。出血の割に傷は浅いし。それに女の子――ましてアイドルの家に上がるだなんて」「貴方のこれはピアニストの手でしょう？　傷を治すのと、変な見栄を張るの、どっちがいい？」冬の澄んだ空気の中で流れる、穏やかで賑やかな時間。プロとプロとの交友が、男女の交流として回り始めようとしたその時、舞衣に駅前でのクリスマスミニライブの依頼が入る。「冬の空は星が綺麗に見えるから『星空コンサート』か。山形の雪が遅れつつあることを逆手に取った、粋な企画だね」「……うん。すごく素敵」「……もしかして、アイドルとしてではなく、闘病患者だから呼ばれたってところが引っ掛かってる？」「ううん、そんなんじゃないよ。」煮え切らない態度と別れてから数日後、冬彦の下に、舞衣が倒れたという報せが入る。駆け付けた病室には、歌の練習のために喉を枯らした彼女の自嘲気味な笑顔が横たわっていた。「だっさいよね。あれだけ偉そうに言っておきながら、このザマだよ」「けれど、君は動いた」「歌えないんだよ。薬の副作用なのか私の弱さなのか、歌うために力を入れたいところに、手応えが感じられなくて。落ちた声量をカバーしようとすると、声帯に変な力が入っちゃう」「けれど、君は歌った」「……なんで全肯定してくれるのよ。もっと責めてよ！　ふざけんなって！　冬彦には私を罵倒する権利があるんだよ！？」「そうだね。じゃあ、言うよ――」舞衣の掠れた慟哭に、冬彦はゆっくりと頷く。「勝負をしよう、時庭麻衣さん。来たるクリスマスの日、僕のピアノと、君の歌声と。這い上がった両者のどちらが出した音が、より観衆の心を動かすのか」「それ、って……」「僕にも依頼が来た。君の復帰ライブの伴奏としてね」「………………そっか。うん、上等！　かかってきなさい！」　　　　　　　　　　　　二つの一等星が、今、交わる――！「あのですねえ。飯のことはうちを頼りにしてくれて嬉しいっすけど、睡眠はちゃんととってくださいね？　そこは管轄外なんで。いやマジで」「これでも教員試験を見越してピアノを習ってきましたので！　微力なのはわかってるけれど、私だって力になりたいんだよ」「きっとこれで良かったんだよ。いつ再発するかわからない体で、彼と結ばれようだなんて。思っちゃいけなかったんだ」「死を見据えただけじゃ、腹を括ったとは言えないわね。だって、人はみんな死ぬんだから。その上で何をするか、でしょう？」「ええっ！？　ステージの装飾に使う花の手配が間に合わないって！？　大変だなー！」「酷い棒読み……わかったわかった、こっちを見るな。やらないとは言ってないだろう」「再発が何よ。そうでなくても、いつ事故に遭うかもわからないし、他の大病に侵されるかもしれない。殺せるもんなら殺してみなさいな！　こちとら運勢大吉なのよ！」「すべての音の生殺与奪が僕の指にかかってる。それがこんなに怖いことだなんて、思いもしなかったな」　　　　　　　　　　　ひとりぼっちの星では弱い瞬きでも、　　　　　　　　結んで星座となれば、とこしえに刻まれる標となる。「今日だけ、僕の彼女でいてください」「へーえー？　今日だけでいいのぉー？」「うん。だって来年には、君は『ファンのために在る女の子』になるんだから。だからまずは今日だけ。もちろん、必ずもう一度迎えに行くよ」「うん、待ってる」　　　　　　　　　幾億光年を駆けて想いを歌い合う、冬の物語。　　　　　　　　　　　　　　　『春咲のシバルリー』　　　　　　　　　　　　　　　　　Coming Soon 　　　　　　　　　　　　　　『秋月のマリアージュ』　　　　　　　　　　　　　　　　　Coming Soon
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11月29日
【Vol.134.5】ティザーについて【ジョサスケラ定例報告】
夜も遅くにすみません、雨愁軒経です。。。間に合いませんでした申し訳ありません！！最近はそこそこ小説について考える時間が増えてきましたし、書類仕事なんかはバカスカとキーボードを叩けるので、リハビリはできつつあると思っていたのですが……いざ書き始めると、お脳味噌がかなり錆付いていることを痛感しますね。書類仕事の時とは頭の疲労感がまったく異なり、これが右脳と左脳の違いかと驚いております。そんなわけで急遽本編を取りやめ、ティザー編を作ろう！と舵切りを試みましたが、『夏』～『冬』まででこんな時間となってしまいました。『春』と『秋』に関しては、本編にてということで。申し訳ありません。ティザー編をご覧の際は、スマホですと中央揃えの箇所が崩れると思いますので、PCから見ていただけると見やすいかと存じます。またこの場を借りて、明後日月曜日のジョサスケラは一旦お休みさせていただきます。ではでは。
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11月24日
【Vol.134】四季織シンシアリィ【ジョサスケラ定例報告】
おばんです！　雨愁軒経でしたー。あれだけ雪が降ると言われていたはずなのに、一度さらぁ～っと降っただけで、またちょっと暖かめな日が続くといういつもの山形イズムにさらされております。皆さまはいかがお過ごしでしょうか。先日また一人、フォローしていた方が書籍化の報告をされていました。いやぁめでたいっすね！私はいつも、コンテストのライバルとしてお見かけした際「すごいなあ」と感じた方をフォローしているので、皆さんがどんどん結果を出してくださるおかげで、やはり俺の目に狂いはなかったぜﾌﾌﾌ……と自己肯定感が爆上がりしております。ありがとう。発売が待ち遠しいですね。私の方は、どうにか落ち着きを取り戻せそうです。もっとも「どうしてああいう人らはああなんだ」という謎にひとつの答えが出せて、諦観できるようになったというだけで、ストレスの原因はなんにも解決してないんですけどね笑多分あの人らは、あんまり考えてないんじゃないかと思うんですよ。たとえば「真剣に話す」ということと、「しかめっ面で声のトーンを落として淡泊な言葉遣いをする」というのは違いますが、自分がそうなっていることに気が付いていないんじゃないかと。言葉選びも然りで。物書きを志す私たちですら一言一句に苦心しているのに、文章をどうこうしようなんて考えたこともないだろう一般人が、自分の発した言の刃の鋭さに気付くことは難しいでしょう。上司のひょんな発言からそれに気付いて、ああなるほど、だから悩む人はとことん抱えて、平気そうな人はとことん不躾なんだなと合点がいきました。しかし今回のようにボロボロになってみることも、書き手としては良い経験といいますか。特にこの一週間では、初めて知れたことも色々とありました。まず驚いたのは、腰痛にも心因性のものがあるということ。実は先週から、腰が痛くてコルセットを着け始めていたんです。ただ原因がわからなくて。肉体労働的な負担はないし、デスクワークにしたって、何なら執筆の方が腰的にはしんどいはずですからね。いよいよ歳か……なんて思っていたのですが、インフルの予防接種の折に先生と世間話をしていたところ、「それ、心因性かもしれないね」と言われました。正確には『痛覚変調性疼痛』というそうで。自律神経が弱まることでそうなるのか、弱ったことで姿勢が悪くなるためにそうなるのか、はたまた本当にメンタルによる幻痛的なものなのか。そういった詳しいメカニズムははっきり解明されていないようなのですが、色々めんどくさそうでした（小並感）どうりでフェイタス貼りまくってもダメなわけだーと納得した一方、じゃあ当面こいつと付き合っていかなきゃならないってことやんけ！と辟易しています笑他には、『HSS型HSP』という性格分類ですね。「HSP（Highly Sensitive Person：Highly Sensitive Person）」という内向的な気質でありながら、「HSS（High Sensation Seeking）」という刺激を求める性質を持つ人のことを言うそうです。これまで血液型占いもMBTIもピンと来ていなかったんですが、これに関しては「あーあーあーあー！」と、色々納得することができました。小さい頃からのあれやこれも、そういうことだったのかと。ただなんというか……『繊細』とか『敏感』とか言われると癪ですねwwww 私からすれば、ずけずけと無神経でいられる人の方がよっぽど何かお脳の問題があるように思えてしまうので、真摯に受け止めようとすることをさも異常かのように医学的分類にされると、なんだかなあと。逆バージョンってないんすか？笑しかも自分がHSS型HSPなるものだと知ったところで、周囲の環境は別に変わらないので特段楽にはなっていないというのもご愛敬。ちなみにこの性質の人間にとって、今の職種はあんまり合ってないらしいっすよwwwww さて。そんな繊細で敏感で暗い人間ですが（あ、暗いまでは言ってない？w）、現在はできるだけ隙を見つけては、先日お話した青春ものについてのシーン構想を練っております。内容の方は本編をぜひ！というところですが、過去のネタ案をベースに、まずはタイトルを決定しました。『四季織シンシアリィ』といいます。「一夏のコローラ」「聖夜のアンティフォナ」「春咲のシバルリー」「秋月のマリアージュ」の中編四部構成で一本の大きな筋となる予定です。章題の横文字部分が割と割とモチーフそのまんまなんで、もしかしたら内容の予想がしやすいかもしれません笑また過去にも何度か話したことのある小ネタですが、「春咲」の主人公となる和楽足春近くんは、大学生となった姿が拙作『SECOND!!』に登場していたりします。また本編に絡ませるかは未定ですが、『アマツヘグイ』の主人公・長谷堂栄助がかつて惨敗した少年ピアニストというのが、「聖夜」の主人公である芳泉冬彦くんだったりします。よろしければそちらも併せてぜひ。しかしまあ、悩みのタネはいっぱいですね。包括タイトルとなる『四季織～』ですが、これは『四季織"の"シンシアリィ』にするとなんかしっくりこないんですよ。かといって各章のタイトルから『の』を抜くと、今度はそっちがしっくり来なくなる。でも統一感は出したいよなあ……と。他にも、やっぱり令和の恋愛モノだったらプチファンタジーを混ぜるべきかとか、主人公らの背景にドロドロしたものを混ぜるべきかとか、誘惑は尽きなかったりします。ただ本作は『夢』と『恋』を同時に追いながら仲間たちと一喜一憂していくキラキラしたところを目指しているので、あんまり余計なノイズを入れたくないというのが本音です。でもそれで令和に出すんか……？という弱音（言い訳？）がずっと後ろ髪を引いてくるんですよ。すでにデコと頭頂部がハゲてきてんのに後頭部までハゲたらもう終わりですからね。冗談はさておき。自業自得とはいえ、実は今月、私の休みらしい休みは１日しか残っておらず超ピンチだったりします。できればそこで、プロローグ部分だけでもお披露目開始できればなとは思っています。さすがに期間中毎日投稿は無理だと思うのですが、頑張ります。カクヨム参戦予定の皆さまも頑張ってください！ではでは！！
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11月17日
【Vol.133】彼には何か別のものが視えているのかもしれない【ジョサスケラ定例報告】
どーもっし！　雨愁軒経です。タイヤ交換の予約日よりも早く天気予報に雪マークが付いてくれやがったので、急遽ガソリンスタンドへ駆け込んだはいいんですが、今度はまた雪マークが消えました。皆さまはいかがお過ごしでしょうか。さて。もう11月も後半だというのに、ほとんど何も手についておりませぬ。いやあ……まさか自分が『仕事が出来ない』という理由でミーティングが開かれる日が来るとは思いもしませんでした。なんでも上司の想定では、もっと円滑に仕事が回るはずだったそうで。雨愁てめえどういうつもりだコラ面貸せや、と首根っこ掴まれたわけですね。弱音と愚痴だけで３万字くらい書けそうなんでさすがに９割８分くらい端折りますが（白目）他店の人たちの話を聞く感じ、今私がやっていることって、着任１年後くらいでようやく触り始めさせてもらえるものらしいんですよね。半年目に受けることになる一年生向けの社内研修の内容もチラッと耳にしましたが、正直「そこでそれを学ぶとしたら、それまでの半年間って何をするの？」と思うくらいの初歩でした。言い換えれば、そのペースが会社としての想定なんですよね。そりゃあ着任二ヶ月のペーペーが抱えたらキャパオーバーにもなりますわよ――なんてことは上司に言えるわけもなく。というか自分でそれを言っちゃうと、それこそ負けな気もします。それでもどうにか（言える範囲で）手一杯であることを伝えたのですが、結果、さらに業務量が増えました。……何故？何よりいっちゃんキツかったのが、「ヘラヘラしている」と言われたことですね。ここ一ヶ月は何をしてもままならない状況でしたし、何が上司の機嫌を損ねるかわかりませんから、じっと身を縮めて過ごしていました。しかし前述の通り色々と手一杯なことを伝えた際、「雨愁はいつもヘラヘラっとしているから、そんなに思い悩んでいるとは思わなかった」と言われたんですよ。 …………はいぃ？ヘラヘラ？？私が？？？いつ？？？？ミーティングから三日目になりますが、未だに悩んでいます。犬の緊張欠伸みたいに、実は出ちゃっている七癖のひとつなのでしょうか。仲のいい従業員に「『こいつヘラヘラしてるな』と思ったら指摘して欲しい」と頼んでみたのですが、返って来た言葉は「は？ヘラヘラ？誰が？お前が？ないないないないww」でした。とはいえ、上司の中では『雨愁＝ヘラヘラしてる奴』という認識だったのは事実ですし……。ひょっとすると。上司には、私ではないナニカが視えているのかも……？怖いなあ怖いなあ。よし、どうにかオチを着けて話せたぞ！（白目）頑張ります。カクヨムコンに参加したい気持ちは山々なんで、本当にどうにかしたいところ。感情や精神の乱れさえなければ、多少激務だろうとウェルカムなんですけどね。皆さまも色々おありでしょうが、目前に迫った師走、無事に乗り切れますことを祈っています。煮詰まったらここのコメント欄に仕事の愚痴とか書いちゃっていいんで。頑張りまっしょい。ではでは。
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11月10日
【Vol.132】い、陰キャだからというわけじゃないもん！【ジョサスケラ定例報告】
どーもっし！　雨愁軒経です。来週の山形の天気予報に一瞬だけ雪マークが付いてビビり散らかしております。翌日の予報では雨になっていましたが……どうしよ、タイヤ交換の予約もしてないぜよ。雪が降ったらクマさんはどうなるんでしょうね。聞くところによると、『冬眠』というのは別に必須ではなくて、餌が蓄えられなかったら冬眠しないままのこともあるそうで。ただそうなると、普段はどうやって越冬しているんでしょうね？餓死？生存方法があるなら、町に下りて来ずに山へ籠っていて欲しいものです。さて。クマとは打って変わって私は、食事量が以前の半分程度に減るくらい、相変わらずドタバタアタフタしております。ああいえ、今回は苦労話みたいなものをしたいわけではなくって。１点、ちょ～っと困ったことがあります。それが、掲題の件。女　先　輩　に　話　し　か　け　ら　れ　な　い！！ ……べ、別に陰キャだからまごついてるとかっていうわけじゃないもん！（涙目）というのもですね。この先輩が以前、食堂で別の人と話しているところが聞こえてしまったのですが、なんでも携帯から小説を読むのにハマっているそうなんですよ。その時は医者だったかな？現代舞台でスパダリと恋愛するジャンルのことを話していたはずです。ただ当時は、書籍化失敗のショックと社内試験に向けた動きだしの不貞腐れ時期でしたから、私も別に話に混ざろうとかはしませんでした。そーれが気付けば３か月も過ぎちまってまあwwwwwwwww どこで何を読んでいるのか、今も読んでいるのか。好みのスパダリ像やシーン・展開はどんなで、今後読んでみたいジャンルはどんなか。色々訊いてみたい……っ！！ただ仕事中にする話でもありませんし、かといって退社後に時間を取ってもらうのも変な話だし。一応、無理矢理昼食の時間を合わせるという手段もあるんですが、そこまで行くとさすがにキモいし、そもそも私がのんびり昼飯食べてる余裕がないですし。何より食堂（という名の多目的室）には他の人たちもいますから、その人たちにはあんまり小説を書いていることを知られたくないんですよねえ……。うちとは普段まったく関わりのない部門の人なので、なかなかタイミングが掴めないでおります。せめて先輩が喫煙者だったら楽だったんですが笑ひとまずは、我がことの方ですかね。なんだかんだ言いつつも、休日の日中に寝なくて済むくらいにはなりましたし、こうして長文ジョサスケラを再開することもできているわけなので、前進は出来ているはずです。頑張ります。ではでは！！
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11月2日
【Vol.131】もう4回目だというのに、未だに応募要項で頭を抱える謎【ジョサスケラ定例報告】
日曜の晩ですがどーもっし！　雨愁軒経です。ぐっと冷え込む日が続き、「でも火入れにいい日は遠いしなあ……」と我慢を続けた日々もやっと終わり、とうとう我が部屋にストーブが！という矢先にあたたかい夜が続いてちょっぴりしょげています。皆さまはいかがお過ごしでしょうか。さて、早くもあれから一週間が経過してしまいましたね。例のお説教に関しては、大きく怒られはしませんでしたが、特別褒められも……という感じでした。なんなら「まあ、数値に関しては期待してなかったからね」と言われたり。いや腹の底ではそうだったでしょうけどもお世辞くらい頂戴よ笑まあこちらとしても、いい年して「褒めてくれないとやーやーなの！」なんて言うつもりはありませんし、上司が機嫌がコロコロ変わる＆言葉選びが壊滅的に下手なタイプだとは承知の上で、スキル面を会得するためにこのタイミングでの昇進を決めたわけですし、別にいーんですけどもねー！（涙目）ひとまずは先週の中で、来月からこういうことをするとか、年明けはこうで次のお盆にはここを目指すといった今後の方針の話をしてもらえたので、及第点は採れたのだと思うことにします。えー、気を取り直しまして。前回やると言ったからにはやらないと駄目でしょということで、今回はカクヨムの部門を見て行こうと思います。 https://kakuyomu.jp/info/entry/kkymcn_categories 今回の部門は以下の９部門！・エンタメ総合部門・ホラー部門・現代アクション・異能バトル部門・異世界冒険部門・異世界スローライフ部門・異世界ファンタジー【女性主人公】部門・恋愛・溺愛部門・ライト文芸部門・ラブコメ・美少女部門前回『冒険』と『スローライフ』に分けられた異世界部門から、さらに『異世界ファンタジー【女性主人公】』が独立しましたね。直近で中間選考が発表された電撃の新文芸主催「宮殿から飛びだせ！令嬢コンテスト」なんかもその先駆けでしょうか。ただカクヨムコンの当部門で気になるのは、『恋愛がメインではない作品を想定』というところ。これ以前もどっかで頭抱えたと思うんですが、個人的には未だにピンときていないルールなんですよね。主人公とヒーロー／ヒロインが物語を通じて距離が近くなるのは当たり前では？と思ってしまうんですよ。エンディングまでの成就シーン（告白や結婚式など）があるかどうかは別として。一方で、創作論的な用語を使えば『Ｂパート』と呼ばれるものに恋愛を置けというのであれば納得はできるんです。たとえば少年漫画などであれば『Ａパート』という本筋はボスを倒すことであって、ヒロインとの関係性はそれとは別の筋『Ｂパート』として扱うわけです。じゃあ「Ａパートに恋愛が来るものとはなんだ？」と考えると、それこそ恋愛系だとか、ラブコメだとか、異世界で行けば、他の部門のタイトルにもなっている『溺愛』系ですね。件のルールで指しているものが、「溺愛系ではなく、あくまでヒロイン（主人公）が聖女や薬師として活躍するのがＡパートの作品」であれば、ああまあそっかそうっすね、という感じ。おそらく拙作『黒騎士』や『ＲＤ令嬢』といった作品は、『異世界ファンタジー【女性主人公】』に送ってね、ということなのでしょうかね？多分そうきっとそう。では、ひとつひとつ見て行きましょうか。まず『エンタメ総合部門』！ざっくりとテーマ例が挙げられていますね。「SF」「ミステリー」「歴史」「現代ドラマ」「VTuber」「現代ダンジョン」と……ふむふむ。出すならエロボイトレかなあ……Vtuberだし。最近カラオケに行けてないので、私自身の歌唱力はえっぐいほど落ちていると思うんですが、まあアクション書いてる人がアクションできんのかといえば違いますしね。以前書きかけた原案もあるわけですし、やりやすい部類ではあるでしょう。次に『ホラー部門』！最近は次々にヒット作を輩出している当部門。今回私は……パスでいきます。求められているホラー小説と、私の書きたいものは乖離しているという判断ですね。『ＩＤ』らはちゃんと書き上げたいなとは思っていますが、コンテストとは別の形になるでしょう。３つ目から５つ目に関してはまとめていきましょう。 Webファンタジー三銃士を連れて来たよ！『現代アクション・異能バトル部門』！『異世界冒険部門』！『異世界スローライフ部門』！ ――パス！以上！（笑）茶番はさておき、真面目な話、一次選考の仕組み的にここで勝つのは無理でしょうという判断です。それこそ年単位で準備をするか、先週お話した弊社の福利厚生である７連休をこのタイミングで取れるか、という時間的な猶予がないと厳しいですね。次。話題（？）の『異世界ファンタジー【女性主人公】部門』！！先ほど長々と考えていましたが、こっちに詳しく書いてましたね。説明によると『★恋愛要素はあっても問題ありませんが、主人公が自身の才能や努力で活躍していくドラマをメインとする作品を想定しています。』とのことだそうです。パート論の解釈で良さそうですね。はてさて。じゃあどんなの出そうか、という話になるわけですけれども――という簡単な話でもないようで。ここで浮上するのが、「なんでわざわざ恋愛はメインでないと強調しているのか」という疑問。サンプルに挙げられている３作（サイレントウィッチ、ある魔女が死ぬまで、スパイダーシルク）を見る感じでも、女性主人公＝女性向けというわけでもないみたいなんですよね。もちろん、女性向けラノベがアニメ化した際には男性ファンが付くことも多いですが、かといって最初から女性向け寄りに書くのは違いそう？という。昨年の『ファンタジー恋愛部門』なら女性向けでもいいのでしょうが、そちらは魔法のｉらんど部門と統合して『恋愛・溺愛部門』になってるっぽいんですよね。うーん……やるとすれば、『ＲＤ令嬢』のいちゃいちゃシーンを削って、コメディシーンを増やした方向でのドタバタ感を出す感じかな？設定的に「婚約者」とか入れてもいいけど、夫婦としてのアレやソレみたいなのは薄めに。案外「溺愛！」というよりは、こっちの方が性に合ってるのかも……？というのはあります。理由は後述。では、このまま『恋愛・溺愛部門』に移りましょう。※ちょっとR指定な話が出るので苦手な方は項目ごと飛ばしてください※ 相変わらずサンプルの『夜が明るいのは～』がノイズ（失礼）となって『恋愛』の部分の幅が見極めにくいのはご愛敬、といったところですね。あと『竜帝陛下』を「童帝陛下」と空目して、どういうこと！？となりました。重ねて申し訳ありません。えー先ほど、異世界ファンタジーとしての方が性に合っているのかもしれないというお話で終わりましたが、その理由は「舞台」にあります。現行の作品たちがどれくらい時代考証をしているのかはわかりませんが、この手のドラマというのはやっぱり、王城や宮廷の中でのドラマが主になるわけですよね。ぶっちゃけ私は宮廷（中華風）が書けません。どうしても知識的に、韓国ドラマを見ている人の方が強いんですよね。そういったところを考慮すると、世界観の描写的に大きく不利が付きそうな予感がしています。心情やロマンスの描写なら引けを取らない自信はあるんですけどねぇ…… 元々ネオロマンスや山田詠美作品という下地がありましたが、女性向け小説にハマったきっかけというのが、ある時にふと手に取った２作の乙女小説――麻生ミカリ先生の『君だけしか見えない』と、シヲニエッタ先生の『オペラ座の恋人』でした。もう衝撃で。全体のドラマはちゃんと描かれていながら、濡れ場１回に30ページとか平気で使ってるんですよ。それもページ数嵩増しのテクニックなどは一切なく、ちゃんとキス→愛撫→密着の流れをテンプレ感を抱かせることなく演出していくすさまじさ。「えっちってコミュニケーションなんだ」ということを思い知らされました。男脳の妄想なんて『ちゅっちゅさわさわパンパンアンアンびゅっっ』ですからねwwwww 美少女小説ではさすがに長めの尺は取るものの、どちらかというとヒロインの体や喘ぎに重きを置いているといいますか、AV的な演出が多いんですよ。最近ではWeb発が多くなったこともあり、一回の更新文章量の都合か乙女小説でも濡れ場は短めになってこそきましたが、私の源流はあの心の交流の濃さ・深さにあります。その辺りで勝負をかけられれば、あるいは……とは思いますが、少なくとも、勉強が必須な部門であることは間違いないでしょう。 ※飛ばすのここまで※ 次はお馴染みの難問・『ライト文芸部門』ですね。こちらも主に女性読者を対象とする一般文芸寄りの作品ということで。いやあ～厳しい！ww ここが一般の恋愛作品を包括してくれていれば、当初ナツガタリでの投稿を予定していた「４ｖ４で四季ごとに１組へスポットを当てる青春恋愛モノ」を出したかったんですけどね。ワンチャン筋があるとすれば、上記のネタは恋と同時にそれぞれの夢を追う話なので、ネタ時点では「夏：フラワーデザイナー×教師」→「冬：ピアニスト×アイドル」→「春：警察官×アナウンサー」→「秋：料理人×お嫁さん」という「お仕事」の要素がありますから、サンプルの『甘党男子はあまくない』のようなジャンルとして捻じ込めるのかなと。ただおそらくそうした一般恋愛は『恋愛・溺愛部門』の方だよということを示すために、サンプルの『夜が明るいのは～』があるんでしょうけど……正直、旦那様からの溺愛という甘々空間の中に学生の青春恋愛とか置いたところで、勝てるんけ？という。『エンタメ総合部門』のテーマに「現代ドラマ」がありますが、これもどうなんだという。前回の選評にあるように「戦国時代への転生やVTuberを題材とする作品などを中心に」PVを集めて一次を勝ち上がり、結果今年も大賞作なし！というオチになるんじゃない？と思ったり思わなかったり。かつてホラーの選評で求める作品像に言及された際、「ムカサリがあるやろがい！！」と遠吠えをしたことがありますが、やっぱり一次選考システム見直しません……？（敗北者の泣き言）と、ここで気付いたのですが、ライト文芸部門の特別審査員は望月くらげ先生なんですね。えっ、じゃあそれこそライト文芸部門＝青春恋愛ってここじゃないの……？？？ああああああああ、わからーん！！！もうカクヨムコンも4回目の参戦になるというのに、未だに応募要項で頭を抱える謎！誰か答えを教えてくれ！！ラスト、『ラブコメ・美少女部門』！ここもパス！ですね。異世界系よりは……というくらいwww 最近アニメ化が決まった某作品を見たとき、「『風吹さん』の方向性は間違ってなかったな」と感じたんですが、じゃあ今年何かアイデアがあるのかと言われると、ないんだな、これが笑あとは時代性ですね。最近のラブコメ系って、割と露骨に性的な描写が多くなってきている気がしています。実をいうとあれらがあんまり好きじゃなくて。だったら美少女小説としてがっつりエロありで書いてくれと思ってしまうんですよね。アイデアが浮かんで、その辺りを割り切れて、かつ書く余裕があれば（←ここ重要）、挑戦してみるのもありかなとは思いますが、はてさて。 ――と、そんなわけで。以上９部門を見てきました。暫定では、エンタメ総合で１、異世界ファンタジー【女性主人公】で１、ライト文芸？で１の参戦ができればいいなという希望的観測です。もしかしたら、未だ苦し紛れにホラー部門へ『ムカサリ』を１話から上げ直したり、ライト文芸部門あたりに『遺顔絵師』を１話から上げ直すというちょこざいな手段を取るかもしれませんwwwwww あとは新作を書けるかどうかです。 ……………………頑張ります（涙目）ちなみに余談ですが、カクヨムコン11のページを探そうとトップから潜って行った際、私がﾀﾋんでいる間に『第4回こえけん』が開催されては終了していたことを知りました。そういえばあの人とかあの人がASMRっぽい作品投下してたのってコレだったのかー、と合点が行きましたね。台本形式ではなく小説としての体裁だったので気付かなかった。不覚。なんなら途中でちらっと触れた「宮殿から飛びだせ！令嬢コンテスト」も、だいぶ私向きの題材だったよなあと苦笑いをしています。自ら動かないとチャンスを逃すとはよく言いますが、その通りの顛末となりましたね。皆さんはぜひ、私を反面教師にしてください（白目）頑張ります。ではでは！
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10月27日
【Vol.130】皆もあの従業員をなかせてやろうＺＥ☆【ジョサスケラ定例報告】
どーもっし！　雨愁軒経です。新たに現れた寿司ペロが、まさかの山形であったことに戦慄しております。よく「暖かくなると～」なんていいますが、冷え込み始める季節にも出るんですね……皆さまはいかがお過ごしでしょうか。私はというと、せめてジョサスケラの習慣だけでも復帰しよう！と思った矢先、本日は撃沈爆睡をかましておりました（遠い目）わが社では福利厚生の一環として、あるランク以上の社員は年の前期後期にそれぞれ一度、7連休を取りなさいよというありがたーい待遇が推奨されています。夢のようですね！……もっとも、実際には取得率が半分にも満たないという状況だったりするんですが笑で、どうしてこんな話をしたかと言いますと、理由はお察しの通り。上司が7連休を取得しましたので『残った側』として、ドタバタやっておりました。（ちなみに私は今回ようやくそのランクになりましたので、7連休を取れるようになるのは半年後以降です笑）いやもう頑張ったよぉ……具体的に話すと諸々の情報漏洩的なものに引っかかりそうなので詳細は差し控えますが、めっっっちゃ頑張ったよぉ…… 残業制限の時流は理解できますが、それは強いられる残業の話。今回のようにこちらが「残業させてくれ！じゃないと捌ききれん！」と望んでいる場合には例外にして欲しいですよね笑しかし、報われることもありました。昨夜のことです。ボロボロになりながらもどうにか昨比数値をクリアできたとはいえ「でも上司からはアレとかコレとか怒られるんだろうなあ……」と思いながらの退勤1時間前。売り場で夕方の準備をしていると、お客様からふと声をかけられたんです。「あなたは入って来たお客さん一人ひとりに『いらっしゃいませ』『ありがとうございます』と声掛けをされていて、とても気持ちがいいですね。私は、あなたの夕方の売り込みの放送を聴くために、この時間に買い物をするようになったんですよ」と。そのお客様に頭を下げてお見送りをした後までは堪えきれましたが、その後しばらくは男泣き状態でした。他のお客様からしたら涙声で挨拶してくる従業員とか、さぞ怖かったでしょうねwwww 仕事では未熟を痛感し、小説のことも手が回らず歯痒い日々。ましてこの1週間は本当に擦り切れていたので、とても心に染みました。まあ？欲を言えば？こういうことこそ「お客様の声」として本部への電話・手紙を送ってほしいんですけどね？（おい）しかし冗談抜きに、実はけっこうな影響力があるんですよ。今回の挨拶のように他の従業員ができていないことでも、出来ている人に対しての評価が「当たり前」となることは、皆さまもお仕事をされる中であるあるかと存じます。人事評価的にも然り。極端なことを言えば、売り場での態度は悪いけれど昨比104％獲れる奴と、お客様からも好意的に名前を覚えていただけるけれど昨比103％で止まる人であれば、前者の方が有能とされるわけです。そこを覆すのが、お客様の声なんですね。また、よく「クレームは店舗より本社に出した方がいい」といわれますが、それはお褒めの言葉も同じです。実際私も過去に、店頭の紙でお褒めの言葉をいただいた際には、当時のクソ店長から「お前が自分で書いたわけじゃないよな？（ﾆﾔﾆﾔ」と言われたことがあります。当然、本社への報告はされませんでした。握りつぶされるのはクレームだけじゃないんです。私自身こうしたことがあってから、何か気持ちのいい対応をしてもらえると本社の御意見フォームを探してメッセージを送るようになりました。しかもこういうのって、お言葉をいただいた従業員も覚えているもんなんですよ。「これこれこういうときに、こういう対応をしてもらえて嬉しかったです。ありがとう」という文章を見た瞬間、ぶわーっと記憶が蘇り「あー、あのお客様！」となります。そしてその後ひっそり泣きます笑別段、名前を憶えていなくても大丈夫です。「○○売り場の眼鏡をかけた何歳くらいの男性」とか「○時頃にどこどこの棚で品出しをしていた女性」程度の情報で十分絞り込めますので。今回自分が褒めていただいた立場で言うと恥ずかしいですが、「ろくに変わりそうにない奴らへ100のクレームを出すよりも、1のお褒めの言葉でまともな従業員のモチベを上げる方が店は良くなる」という持論があります。前述した通り『当たり前』という評価がされてしまい、真面目に頑張ろうとしている人ほど馬鹿を見て心を折ってしまうんですよね。小売に限らずでしょうけれど、上司のほとんどが謎に偉そうな人か死んだ目をしている人しかいないくなるのはそういうことだと思っています。皆さまもぜひ、「頑張ってるあいつを泣かせてやろうZE！」くらいの感覚でやってみてくださいwwww きっと、誰かの心が救われると思います。 ――と、そんなところで近況報告でした。先週あたりからはとうとう、『カクヨムコン参加します！』という決意表明がちらほら見受けられるようになりましたね。今回はまた12月1日スタートに戻ったようで。私もそろそろ、部門の確認くらいはしておかないとなと思っています。できれば来週のジョサスケラでは、恒例の部門考察＆参加部門決定回をしたいですね。ナツガタリに出せなかったアレとかも書きたいしなあ…… 頑張ります。ひとまず明日は上司からのお説教が確定しているでしょうから、やや憂鬱ではございますが笑ではでは！！
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10月6日
本当にありがとう。私は幸せ者です。必ず帰ります。
こんばんは、ご無沙汰しております。雨愁軒経です。まだ一ヶ月くらいかと思いきや（『まだ』というのも語弊があるのですが）、既に二ヶ月半も経過していたという事実に驚きを隠せずにいます。新しい役職に就いてからというもの、これまで傍から上司たちを見てきた想像をゆうに超える業務量に忙殺されております。引き継ぎ担当が初手に急性胃腸炎をかましてくださったために、就任２日目で独力管理をする羽目になったり…… 近年弊社は残業の取り締まりが厳しくなっているため、昔はできた「どれだけ残ってでもまずは学ぶ戦法」が使えず、日々のタスクを完了させるだけでいっぱいいっぱいだったり…… しかもまだ、私に振られている業務量は本来の50～60％くらいという歯痒い事実であったり…… 毎日てんてこ舞いの状態ですが、ひとまず、生きております。自分で言うのもなんですが、正直、優秀とまではいかなくても「良」くらいの能力はあるつもりでおりました。これまでの仕事としても、試験勉強の際の要領的にも、自負があった。それが……いやあ、完っっ全に無能が露呈しましたねwwwww 最近の休日は、朝ご飯を食べて、スマホで動画でも見ながらちょっとゆったりしようかな、なんて横になったが最後、ハッと気が付けば日が沈みかけているという状態で。かつての上司（今の先輩）たちはこの業務量を捌いていたんだと考えると、二度と他人の仕事姿を見て決めつけないようにしようと心に決めました。実はあの人たち超優秀かもしれん（白目）さて。そんな中、カクヨムの通知は見ておりました。あの人に受賞＆書籍化が決まったとか、音声作品が決まったとか。一方で頑張っていた戦友さんが、どうも苦い壁にぶち当たってしまったようだとか。それでも次に向かって頑張っている姿だとか。タバコを主食に菓子パンをコーヒーで流し込む束の間の休憩中、きっと一番の栄養はそれらの通知だったと思います。みんなに栄光あれ。しかし実は同時に、私はこのままフェードアウトしてしまおうか、なんてことも考えておりました。周りがどんどんデビューしていく中、俺はどうなんだ。あの人は挫けても立ち上がったけれど、俺はどうなんだ。書きかけの『ID』や『遺顔絵師』を読み返してみれば、ライブ感で付け加えた設定に頭を抱える始末。どう畳むんだそれ。さらに追い打ちだったのが、先月頭、世間で起きたYahooアカウントの不正利用に伴い、Yahoo社が一斉に行ったアカウントの再認証です。私がメールアドレス用に持っていた４つのうち２つが復旧不可となりました。そのうちひとつが『雨愁軒経』のアカウントだったんですね。今は取り急ぎ、ゲームログイン用のアドレスに紐づけをして対応していますが、サービスによっては元アドレスへ確認コードを送るため、物理的に切り替えができなかったりします。何でもYahooの自社サービスとクレジットカード等を紐づけていない限り、いくら問い合わせても復旧してくれないようですから、今回の件でよっぽど利用者が減ったんでしょうね。最近Youtube広告で「日本中ヤフーヤフー」とかいう急拵え感丸出しのCMを見るようになりました。だったら戻してくれよと。アプリひとつで一元閲覧ができるから楽だと思っていたのですが、やっぱ創作垢くらいはちょっとお金を出してでもドメイン取らなきゃ駄目でしたね。皆さんはお気をつけください。話が逸れましたね。そんなわけで、このまま消滅するのもアリかなぁ……と考えていたのです。しかし先ほど、ある通知が届きました。３行の御手紙です。驚いて、危うく湯船にスマホを落すところでした。しかし奇遇にも入浴中でしたから、涙を誤魔化すのにはうってつけでした。ありがたいやら申し訳ないやら。嬉しいやら悔しいやら。そして何より不思議なのが、これまで散々疲れ切って白旗揚げていた脳味噌が、ちょっと作家モードになろうと血流良くし始めたことです。言葉の力って本当にすごいんだなと、改めて感じました。そして、あの日の俺が成したかったことは正にこういうことだったはずだと思い出しました。本当にありがとうございます。私は幸せ者ですね。今はまだ、仕事で手一杯が過ぎることや、アカウント周りどうすんだ問題、書きかけのアレやコレは続きから書くのか一旦白紙にするのか……などなど、先の見通しがまったくできていないため、はっきりと「いつまでに」と申し上げることができず、とても心苦しいのですが―― 必ず帰ります。取り急ぎ、生存報告まで。雨愁軒経
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7月21日
【Vol.129】結果来ないしアクナイ来てるしぬきたしキテるし【ジョサスケラ定例報告】
こんばんは、雨愁軒経です。連日36℃を超える猛暑で辟易するというのに、まだここから『８月』という進化を残していると思うとゾッとしませんね。皆さまはいかがお過ごしでしょうか。こちらはお盆の計画もざっくりと区切りがつき、微調整の段階となりました。それにしても。例の試験の結果が来ず、ちょっと不安になってきました。配置換えの調整に時間がかかってるんでしょうかね？過去の受験者に聞いてもバラバラで、早い年は翌月、遅いと２月受験の６月辞令なんてこともあったそうです。せめて合否だけでも教えてくれないかな……待った結果不合格ってのがいっちゃんダルいですからねぇ。そんな風にｇｄｇｄとしているうちに、あの『ぬきたし』のアニメがついに始まってしまったと聞いて戦慄しています。録画はしているんですが、まだ見れていません。どのくらい放送できているんでしょうね。楽しみです。今期はアークナイツのアニメ３期も来ているので、個人的には当たりクールですね。もっとも見ている暇があるのかと言えば、また別のお話ww ひとつひとつ目の前のことを片付けて行きましょう。うちの職場でも熱中症が出ました。皆さまもお気を付けください。ではでは。
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7月14日
【Vol.128】言われてみればそりゃそうだ【ジョサスケラ定例報告】
こんばんは、雨愁軒経です。相変わらず更新が滞っており申し訳ありません。あの暑さが嘘のようにぐっと気温が下がり、着々と台風が近づいておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。こちらは予報では東北の太平洋側を通過するらしいのですが、しっかりばっちり蔵王山のこちら側まで雲がかかっているので、山形も多少は影響がありそうで戦々恐々としております。月半ばの特売→台風→丑の日三連休と目白押しですねぇ……誰だ7月はイベントねえって言ったの（血涙）さて。今日でようやく連勤が終わり、明日は念願の休み！ーーという状況ですが、実はそうもいかず。春の健康診断の再検査、今回からぶっちできなくなりましたwwww まあ確かに、会社の社会保険で受けているわけですし、必須と言われればそりゃそうでしょうねとは納得はするのですが……めんどくせえ。その後、とある目的で他店のベンチマーク視察に行く予定もあるので、執筆に割けても夜になりそうです。それはそうと、「言われてみれば」でふと思ったんですが、一般の企業に勤めている方って月〜金の5連勤は当たり前なんですよね……大変だとか言ってる場合じゃないんだろうなぁ。頑張ります。皆さまも気温変化で風邪など召されませぬようお気をつけくださいませ。ではでは。
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7月7日
【Vol.127】体力が欲しい【ジョサスケラ定例報告】
こんばんは、雨愁軒経です。そうなんだ、また滑り込みなんだ……すみませぬぅぅぅ。世間は七夕ということで。私は投票券という名の短冊に願いを込めてきましたが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか。こちらはドタバタですね。半夏生から七夕とあっという間で、この一週間もほとんど何も手につきませんでした。面目ない。しかも山形の７月って、一年の中でも売り上げが大きい６月から一転、ワースト３に入るくらい売り上げの厳しい月なんですよ。何故なら皆さん、親戚や近所の農家から野菜を貰うからですね。対策やら何やらで作業が増える割には……という、貧乏暇なし状態となっております。そうこうしているうちに早くも、例の社内試験の決定会議の日が近づいて参りました。そこで通れば次は山形エリアでの配属決定が行われ、晴れて辞令の発令となる運びですね。さすがに今週中ではないでしょうが、結果がどうなるかドキドキしています。試験当日の際のノートでも返信欄でちらっと触れましたが、面接の中で小説のことは話していて。その折ありがたいことに「二足の草鞋、頑張ってください」といった旨の言葉をいただいてますから、半公認という形で続けていけるとは思います。問題は体力ですね。頑張ります。ではでは。
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6月30日
【Vol.126】次は……海か？【ジョサスケラ定例報告】
どーもっし！　雨愁軒経です。もう西日本では梅雨が明けつつあるという中、山形では未だ雨らしい雨がほとんど降っておりません。皆さまいかがお過ごしでしょうか。まあ例年そうなんですけどね。問題はこの後の台風シーズンで、最上川の水位が上がり大打撃を受けるのがここ数年の状況なんです。 ……と、ここまで書いてハッとしました。というのもですね。先日私事にも甚大な影響をもたらした、山形新幹線の車両故障という事件が記憶に新しい中、またしても交通機関のトラブルが発生したようでしてww なんでも山形空港の敷地内にクマが現れ、その日の便に影響が出たと。まwwたwwかwwよwwww 仲間内で「次は海（庄内）かな」なんて話をしていたのですが、よくよく考えたら、水には『河川』も含まれますね。 ……っすぅー（真顔）ともあれ今のところ、陸にしろ空にしろ負傷者の出るような事態にはなっていないのが幸いですね。そう考えれば、今年こそ水の方も小難・無難に収まってくれる兆候なのかもしれません。そうだといいなあ。閑話休題。仕事の方は、さくらんぼの手伝いで抜けていたパートさんが今日から復帰ということで、だいぶ楽になってくれるんじゃないかなと思います。７月、頑張っていきましょう。ではでは！
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6月23日
【Vol.125】そういう経験値はいらないです【ジョサスケラ定例報告】
どーもっし！　雨愁軒経です。体感温度はそれほど高くないのに汗はだらだら流れる、困った暑さが続いていますね。皆さまはいかがお過ごしでしょうか。私は今さらながら、うちの地方の「いろはす」が奥羽山脈の水であることと、地方によって８つも採水地が違うことを知りました。一ヶ所じゃないんや……水ごとに１つのブランドがあると思っていました。それに奥羽山脈とはいえ採水地は岩手の方らしいので、別に山形は関係ないんですけどね笑でもなんとなく今後水を買う時はいろはすを選ぶことになりそうです。さて。試験終了から数日が経ちましたが……実はあれからも無駄に苦難が続きまして（血涙）発端はもちろんあの日です。試験後からカラオケに落ち着くまでの三時間ほど、おらが山形県よりも二回りくらいデカい駅の周辺をぐーるぐる歩き回った結果、右足の裏にそれはそれはデカいマメができましてwwwww 元々剣道部時代の名残で、指の付け根の真ん中にマメが進化したタコがあるんですけど、ちょうどその親指側斜め上に、同じくらいのものがぶっくりと並んでいたんです。ただその時は、まだ出来立てほやほやで痛みも少なく「うわでっか……破れてつゆ出てるし……まあいいや今日は風呂入って寝よ」と鬱陶しく思うくらいだったんですよ。翌日の仕事中も、歩きづらくて仕方がないという状態でしたが、バンドエイドのキズパワーパッドくんのおかげでどうにか乗り切りました。夜もバンドエイドを剥がした時に血豆状になっていたところから大量の赤いつゆが溢れて来てキモかった程度で、「とにかく明日は休みだから、ゆっくり寝て執筆する！そう考えるとマメが出来て外出できないのは追い風だなガハハ」なんて、むしろ喜ばしく思っていたんです。翌朝。起きれませんでしたwwwwww はじめは、「歩き回った筋肉痛が２日後に来たのかあ俺も歳だなあ……というか足動かしただけなのに胸や腕も痛えや」と自嘲気味に立ち上がったんですが、フラフラで。熱を測ってみたところ39.3度。そしてもうひとつ、明らかな違和感がありました。右脚の付け根内側がやけに腫れぼったくて、手が当たるだけで痛いんですよ。そう、リンパ節です。直感的に発熱の原因を察しました。マメの傷口から雑菌が入ったわけですね（遠い目）そんなわけで現在、抗生物質と解熱鎮痛剤とマブな生活を送っているんですが、正直、ちょっと未だに受け入れられていません。剣道部時代にマメなんて何度もこさえましたし、冬場などは親指の根本がパックリ割れることもありました。しかも摺り足をしていると床の細かい埃を集めるため、稽古終わりにはマメなり割れなりの傷口が黒い塊で塞がってるんですよ。別に消毒液も使わないし、さらにそこから家までは学生の履き潰したくっせー靴で帰るわけです。でも平気でした。そんなことが日常茶飯でしたから、よくいう「傷口を清潔にしましょう」みたいなものって、よっぽど不潔にしているか、体質的に度合いが変わるレアケースだと思っていたんですね。それがまさか、試験のために新調した靴・靴下＆翌日からはバンドエイドで守られた状態で起こるとは……。しかし今回の体験で思ったのが、よく物語で見かける、斬られたとか銃で撃たれたキャラが手当てを受けても熱と脂汗が引かずに数日うなされている……なんていうシーンの恐ろしさですね。痛みの流れ（雑菌の通り方）を理解できたのは暁光ですが、マメひとつでここまでキツいなら、アレは一体どれ程苦しいんだろうなと、想像するだけでゾッとします。それにしても……できればこういう経験値は積みたくないものですね。リンパ節が痛いとわかった時、脳裏に『右脚切断』という４文字が浮かびましたから。医者からは「そんなポンポン切ってたら、世の大半の人がどっかしら切ってることになるよ」と苦笑いされましたが。本当に血の気が引きました。ちなみに、薬のおかげで昨日は従姉兄と一瞬顔を合わせることができたのですが、実は彼らとは昨年春のインフルエンザの時も会う予定がありまして。今回も会えなかったかもしれないと話したところ、従兄が「お前マジで持ってるな」と笑い飛ばしてくれました。優しいですね。でも奥さんがめちゃくちゃ美人さんだったので差し引きマイナスです。末永く爆発しろ。ちなみにちなみに。医師の指導で、テーピングと患部の間にガーゼを噛ませることになったのですが、おかげで足の裏に変な段差ができまして。タコを挟んだ反対側に新しくちっちゃいマメができました。勘弁してくれwwwww しかし今の時期、さくらんぼ収穫のため欠員が出ているので、これ以上欠けるわけにもいかず。他人に感染するようなタイプのものじゃなくて良かったと思うべきでしょうか。そんなわけで、今日もこれから出勤してきます。更新は明日からで！よろしくお願いします。皆さまも、小さな怪我・慣れた怪我と侮らず、ぜひ入念な手当てをしてくださいね。ではでは！
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6月18日
ひとまず区切りがつきました
どーもっし！　雨愁軒経です。ひとまず、社内試験が終了致しました。つつがなく…とはいきませんでしたがww もう朝からドタバタで！なんでも昨日、山形新幹線の車両故障があったとかで、山形の一部区間が運休とか言い出しやがりまして！！慌ててチケット取り直して、運行開始の駅まで車飛ばして、超ギリギリの到着でした。元々一本早い新幹線を取っていたおかげで一命を取り留めましたね。まーじで早め行動大事。現在も、14時から19時までの山形新幹線くだり列車が全面運休なんて事態になっており、20時台発の新幹線まで絶賛足止めを食らっております。移動先の駅は有料駐車場だし、この時間を潰すための出費もあるし、お腹減ったし、結局カラオケを見つけるまでスーツで歩き回ったので替えのシャツを買うハメになったし……お金が飛んでいくー（血涙）なお、危惧していた一般常識問題は一つ明確にミスをしました。「2026冬季オリンピックの開催地は？」 ……ごめんなさい興味なかったのwww いや、近くなれば耳にはしますよ？パリ五輪の時だって、黙っていても話題は入ってきましたからね。ボクシングとか無課金おじさんとか。ただ一方で、諺の穴埋めなどはめっちゃ有利でしたね。犬に論後とか、一般の方はどれくらい知ってるんでしょう？そんなわけで、くたくたですが、もうひと踏ん張り、帰りの新幹線まで起きていようと思います。帰るまでが遠足ですからね。不束者ではございますが、また更新を再開した折には、よろしくお願いします。取り急ぎ報告でした！！
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6月16日
【Vol.124】裏ボス：一般常識＆隠しボス：従兄姉【ジョサスケラ定例報告】
こんにちは。雨愁軒経です。あっという間に試験が明日明日に迫ってしまったのですが、今週は気温がぶち上がると聞いて戦々恐々としております。皆さまはいかがお過ごしでしょうか。通常業務ならワイシャツだけでいいんでしょうけどね……買うスーツ間違えたなぁ。とはいえ、これが終われば本当に、当面の間業務以外で時間を割かなくて良くなるので、ちょっと気が早いですが一安心といったところです。 ――と、思っていました（白目）先週のジョサスケラ更新後、書類認可通知とともに当日の案内が来たんですが、そこに記されていたとある項目に、私は血の気が引きました。そうです。掲題の通り、筆記試験に「一般常識」があったんです……私聞いてない！いや冗談抜きに、これはいけません。普段執筆のための情報収集をする際もそうなのですが、私はほとんど記憶をしようとしないんですよ。ざっくりと引き出しだけ増やしておいて、細かいところは必要な時に調べ直す、というやり方をしています。そしてそれはニュースも然りで、恥ずかしながら右から左なんですね。ある程度の認識はしていても、正確に答えろと言われたらお手上げです。いつだったか、某Youtubeチャンネルの常識力テスト企画で「安倍晋三」氏を「阿部進造」と書いていた人が盛大にツッコまれていましたが、正直言うと私、アレを笑えないんですよね。安倍氏はともかくとして、出ては消えの人物たちのフルネームすら覚えるのが億劫なのに、それがどういう字を書くかなんてぶっちゃけいちいち憶えてられないです。そんなスタンスが仇となりましたね。やべーよやべーよ…… 記述式で「最近の時事ニュースで関心のあることとその理由を書きなさい」みたいなものなら、業務内容と絡めた上でいくらでも書けるんですけどね。さてどうしましょうか。そして、一難去ればまた一難。いや「難」呼ばわりも失礼ではあるんですが。近々、父方の従兄姉ファミリーが山形に遊びに来るということで、昼食がセッティングされました。十年近く会っていないとはいえ、それだけであれば特に頭を抱えることもないのですが、問題は彼ら彼女らがパートナーを連れてくることです。コロナ期の結婚ということもあって、ワシは面識ないんすよねーwwwww 関東圏在住の美男美女だそうで。下手すりゃ向こうからしたら「夫（妻）の従兄弟にブサメン陰キャがいたことが判明」というトラウマにならん？大丈夫そ？しかしこちらも長男坊としては顔を出さないわけにもいかず。さてどうしましょうか。こんなことなら前職時代、アクティブリスニングの講習を真面目に受けておけば良かった…… そんなわけで、今週は裏ボスと隠しボスが目白押しの一週間になりそうです。楽しみですね！ ……頑張りますぅぅぅ。ではでは！
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6月9日
【Vol.123】３日休むと――とはよく言うけれど【ジョサスケラ定例報告】
こんばんは。滑り込み月曜日、雨愁軒経です。猛暑！というには中途半端にぐずついたお天気模様ですが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか。私は最近、運動を始めました。運動といってもウォーキング程度のもので、休日に家から５km圏内をぐるりと回るだけなのですが……出不精の人間には中々キツいですね。喫煙の影響もあり、だいぶ堪えます。着実に体型の変化は起きていますし、１時間半程度は歩くことになるので歩きながら映画を見られるのも大きい。私の場合、何かの作業をしつつ動画を流すスタイルだとどっちかの内容が頭に入らないので、ぜひとも習慣化させてインプットの癖を付けていきたいなと思います。しかし、肝心の執筆なのですが、申し訳ありません。遅々として進まず……。今書いているのは『ＩＤ』の最新エピソードですが、現時点で約９００文字程度しか書けておりません。流れは決まっているんですよ。昴が屋根の上をチェックし、人の存在（実花）を確信→そこから眺めた景色の中に、昴は「あるもの」を見つける――というシンプルなものです。ただ小説的な文章として書き起こそうとすると湧いてこず、書いては消すを繰り返している状況です。拙いですね。３日休むと取り戻すのにンヶ月かかる、といった言葉はどんな界隈にもあると思いますが、ここまで書けなくなってしまうとは思いませんでした。まして、かつて電撃一本だった頃の私は、春から秋をのんべんだらりと過ごして年明けから腰を上げるようなペースで書いていましたから、数ヶ月のブランクは初めてではないはずなんですよ。なので、「書けない」「浮かばない」は言い訳でしかない。わかっています。ナツガタリにも参戦しなければなりませんしね。頑張ります。ではでは。
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6月2日
【Vol.122】パイセンたずねて三十里【ジョサスケラ定例報告】
どーもっし！　雨愁軒経です。 GWが過ぎてからいよいよ暑くなってきたというのも束の間、雨の季節となりましたね。皆さまはいかがお過ごしでしょうか。私は月頭から発注ポカをやらかし、絶賛激ロー中です。一応代用品はあるので融通は効くのですが……ほんまにこいつはどうしてこの大事な時期にしょうもないミスを（血涙）さて、そんな中。前回お話した検定の方はどうにかクリアしました。なんでも私の習得している切り方が古い方法とのことで、そこだけ指摘されましたが、概ね問題なしでした。あとは本試を残すのみですね。ただこれもちょっと曲者で。同じ試験を受けた人を探して、本試はどんなことをしたのか聞いてみようと思ったんですよ。そうしたら、「自分の時は面接だけだった」とか「希望出して辞令受けただけで、試験はやってない」だとか、年代によって全く違うらしくwww どうにか前回の枠で受けたパイセンの存在を聞きつけ、彼の店舗を訪ねて話を聞くことができたのですが、思っていたのとだいぶ違いましたね。少なくとも、事前に貰っていた過去問の内容はほぼ使わないみたいです。じゃああの過去問is何……？まあまあまあ、臨機応変という名の行き当たりばったりでいきましょう。そんなわけで。大変長らくお暇をいただいてきましたが、今週からまたちょっとずつ更新を再開していきます。できるだけ早く以前のペースに戻れるよう頑張ります。よろしくお願いします！ではではーノシ
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5月25日
【Vol.121】生存＆経過報告【ジョサスケラ定例報告】
すみません！　一週間ぶりのどーもっしです。季節の変わり目なせいかがっつり体調を崩しておりました。皆さまは風邪など召されておりませんでしょうか。いやもうなんなんでしょうね。気合い入れるぞ！という矢先に体調を崩すし、よし次のステップだ！という直後に今までやらなかったような凡ミスをやらかすし……何かしらのカリギュラ効果でも働いているのでしょうか。試験にエントリーするためには上司の推薦状が必要なので、だいぶ神経が擦り減っております。。。ひとまず、前回お話をした研修RTAは無事パスできました。そして今日が、試験官を我が店舗にお招きしての実技検定です。これに通れば、私が用意する書類一式が揃うことになります。 ……無駄に緊張してきました。通常業務でもやっていることなので、普段通りにやればいいんでしょうけど。いかんせん合格ラインが９割とかいう鬼畜仕様なんですよね。あ、ちなみに。私たちのような仕事をしている人間のカットは、商品にする都合上かなりもったいない切り方をしますので、「仕事で果物切ってるんでしょ？じゃあちょっとコレお願い！」と振る場合にはご注意くださいね（白目）冗談めかしたら、少し緊張が和らいできました。ちょっくら行ってきます。ではでは！
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5月11日
【Vol.120】あーパッツあパッツ、uh, uh-huh, uh-huh♪【ジョサスケラ定例報告】
どーもっし！　雨愁軒経です。五月も中旬に差し掛かろうというところですが、まだまだ夜は冷えますね。机に置いている時計の温度計は20℃を指しているのですが、体感温度は10℃くらいな気がします。皆さまはいかがお過ごしでしょうか。私は現在、急な出費の必要性に気付いて頭を抱えております。普段エプロンの下に着ているスラックスとワイシャツはちょいちょい更新しているのですが、スーツはむかーし買ったきりでして……ええ、パッツパツになっておりました（血涙）葬儀用の黒いので行くわけにも行かないしなあ。というかスーツ着ない業種なんだから本部に集める時も非スーツで良くない？www と、相変わらずわちゃわちゃしておりますが、もうすぐちょっとだけ落ち着けそうです。先週お話した『増えた応募要件』の資格取得には本来一ヶ月くらいかかるらしくて、ただ今爆速で取得RTAをしております（そもそも一ヶ月かかるものを一ヶ月前に言うんじゃないよ案件）。これが終わると残っているのは実技だったり、出勤してからデータ見ないとわからないものになるので、自宅での時間に余裕ができそうです。長かった……いやまあ当日の筆記対策もせにゃならんのですけれども。そんなわけで、今回は取り急ぎの純・近況報告でした。もうちょっとだけ頑張ります。イクゾー！ではではーノシ
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4月27日
【Vol.118】夏だー！祭りだー！……あれっ、野郎の居場所は？【ジョサスケラ定例報告】
どーもっし！　雨愁軒経です。先日ようやっと歯医者の通院が一区切りつきまして。その際、今後の定期的な歯の掃除の予約を勧められたことに思わず「いいんですか！？」と言ってしまって大笑いされました。皆さまはいかがお過ごしでしょうか。いやだってよー、ブサメン陰キャのおっさんですぜ？私が歯科助手さんの立場でもたかだか千円ぽっちでこんなのの歯磨きとか嫌よwwwww とまあ自虐ネタはさておくとしても、こういう職業の人ってほんと凄いよなあと思います。お客様とすれ違うだけの接客業でさえ嫌な客はいるのに、ゴム手越しとはいえ口の中触るって……頭が下がりますね。徳詰み過ぎて来世でえらいことになってそう。さて。桜の枝に葉が見え始め、世間では夏の準備が始まっておりますね。カクヨムでも6月2日より『ナツガタリ'25』と題したお祭りがあるそうで。やったー！夏だー！祭りだぁーっ！ https://kakuyomu.jp/special/entry/natsugatari_2025 ええと、何々……？「夏を彩る５つのコンテスト」と銘打ち、『甲子園』『恋愛小説大賞』『短歌賞』『学園ミステリー＆ホラー』『りぼん×ボカコレ』が開催、と。 …………野郎は？甲子園は学生限定ですし、恋愛小説大賞は女性向けで、りぼん×ボカコレも少女誌。短歌は畑違いとして、学園ミステリーも選考委員的にラノベ不可っぽい感じ。 ……えっ、野郎向けに「夏のラブコメ」とかないんすかwwwww 仕方ありませんね。女装して潜り込みましょうか（ゲス顔）とりあえず甲子園とりぼんはぶん投げるとして、短歌は思いつき次第ですかね。『角川学園ミステリー＆ホラー』は……ううん、ちょっと既存作を読んでみないと何とも……といったところでしょうか。というのも、説明文の『「学園」の定義は細かく縛りません』というのがものすごく引っかかっていて。ここに対して「学園は学園だろ」と思ってしまっているうちには書けない気がするんです。学園の定義って……何？そして、おそらく主戦場になるであろう『カクヨム恋愛小説大賞』！６つの部門でそれぞれ文字数制限も異なるという面白いことになっておりますね。ざっと部門だけ見てみましょうか。 ○「恋愛はご遠慮します！」部門テーマ提供：ビーンズ文庫編集部恋愛よりも楽しく生きたい！　我が道を行く主人公だからこそ魅力的なんです。 ○「和風ファンタジー×契約結婚」部門テーマ提供：角川文庫（日文）編集部契約結婚は、ときめきの最大のスパイス!?「幸せになって！」と応援したくなるような恋愛小説を大募集！ ○「この力で幸せを掴みます！」部門テーマ提供：ビーズログ文庫編集部「この力で幸せを掴みます！」生まれ持った能力や、生きるため培ったスキルなど能力系ヒロイン大募集！ ○「大人の異世界スローライフ」部門テーマ提供：富士見Ｌ文庫編集部異なる世界、異なる文化の中で生きていく、日常だけれど非日常でもある生活物語を募集します。 ○「異世界で働く女性の恋」部門テーマ提供：メディアワークス文庫編集部異世界で活躍する働く女性が主人公のラブストーリーを大募集！ ○「涙が止まらない。アオハルな恋」部門テーマ提供：戦略書籍編集部読むほどに涙が溢れる、女性のためのエモいラブストーリーを大募集！ほえほえほえほえ……なんだかパッと見、そのテーマがその編集部なんだ！？となってます。とはいえあくまでテーマ提供ですので、選考は小説・コミック合わせた13のKADOKAWA編集部が担当するようですから、あまりそこに縛られて変な色眼鏡をかけるのは危険かな？過去に書いたものでテーマに合いそうなのは「異世界で働く女性の恋」部門に『ＲＤ令嬢』のエリカたちでしょうか。多分『黒騎士』は外れますね。ワンチャン『虹色の魔女』が「この力で幸せを掴みます！」部門になりそうですね。異能ファンタジーっぽいですし。その他気になるのは２点。１つは「大人の異世界スローライフ」部門。『大人の』……？真っ先に浮かんだのが、ソロキャン好きなＯＬが異世界行って、魔物肉の狩りをイケメンたちに任せる代わりにキャンプ飯と閨（テント）を提供するワンナイト・ラブだったんですけど……さすがにエロ挿れると怒られるかwwww おそらく単純に、男性ウケもするような異世界ファンタジーテイストではなくて、女性向け要素に寄れよってことだとは思うんですよね。たとえば電撃の新文芸から出ている南コウ先生の『異世界コスメ工房』みたいなやつ。でもあれだと「異世界で働く～」部門になるのかな？塩梅が難しいですね。いっそ「オトナの」って書いてくれていれば振り切れたんですが（白目）そしてもうひとつ気になったのが、最後の「涙が止まらない。アオハルな恋」部門。ここだけ現代なんだ……と驚きました。そういう点では「和風ファンタジー×契約結婚」部門も異質っちゃ異質ではあるんですが。テーマ提供の『戦略書籍編集部』を調べたところ、業務内容はKADOKAWA系列の女性向けノベル・コミックの編集補助ということで、一個の編集部ではないのですね。しかし、人材募集ページにはしっかりと「・女性向けのコミックやノベルが好きな方　・大人向けのコンテンツに抵抗がない方」という条件が書かれているんですよね。そんな部署が提案して求めている「アオハル」。はてさて。ライト文芸なんかで女性人気が高いような恋愛モノって、アオハルとは違う気がするんですよね。どちらかといえばヒューマンドラマ。ううむ……でも涙が止まらない女性のためのエモさっていうと、やっぱりアオハルよりヒューマンドラマな気が……でもテーマ名がそうだしなあ……。すごく興味があるけれど、下手に手を出すと空回りしそうな感がありますね。 ――と思いきや、ここで詳細ページへのリンクを見つけましたwwwwwww https://kakuyomu.jp/contests/renai_novel_award2025/detail このページによると、アオハル部門で求めているのは以下の通りとのことで。＞＞尊いほどにピュアで切ない青春恋愛作品を募集します。誰にも邪魔できないほどの強く純粋な想い。等身大のキャラクターたちが抱える悩みや葛藤。彼らの心の成長。友情や人間模様を丁寧に描いた、中高生読者の心を深く揺さぶるラブストーリーを期待しております。中　高　生　読　者　！？あっあっ、てっきり私、想定読者層は成人女性かと……ごめんなさい！しかしこれで目標は見えてきましたね。『誰にも邪魔できないほどの強く純粋な想い』『彼らの心の成長。友情や人間模様』。額面通り受け取るならば、余命だとか希死念慮だとかクローンだとかのブルーライト系より、がっつり青春に寄せた方が良さそう？ ……もしかしてこれ、ワンチャン『四季シリーズ』いけるんじゃねえの？以前『アンティフォナ』の後書きのあたりでお話したことがあるのですが、かつて私は「夢×恋」をテーマに、男子４人×女子４人をメインに据えて、春夏秋冬ごとにそれぞれペアをピックアップしつつ青春しながらくっつけるというアイデアがありました。アンティフォナの冬彦くんをベースにした別の冬彦くんや、『SECOND!!』に先行登場している和楽足春近くんに、夏と秋を足したメンズチームと、それぞれペアとなるヒロインチームですね。当時はブルーライト文芸の流行を鑑みると時代遅れじゃないかとお蔵入りにしたネタですが、応募要項の『等身大のキャラクターたちが抱える悩みや葛藤』という点では割とアリなんじゃねえのとも思うんです。もちろん諸々の調整をする必要はありますが。しかもこのアオハル部門、奇しくも文字数上限がないんですよ！これは、やれっていう神のお告げか……？（※多分気のせいです）ひとまず、コンテスト開始が6月2日で、9月1日までの三ヶ月間あるということなので、ちょっとこれはゆっくり考えましょう。あ、あとやっぱりさっきの異世界ワンナイトキャンプライフはダメでしたねwwwww と、ここまではいつも通りちょけた感じでお送りしましたが、今回、私としてはビビッと惹かれたことが１つありまして。前述の詳細ページの冒頭、コンテストの説明にこういう文章があるんですよ。『仕事、主婦業、学業など日々をがんばる女性読者に寄り添い、思わず読みたい！と思わせる物語をお待ちしています。』先のアオハル部門の読者層である、学業を頑張る中高生。彼女たちのことも「女性」にカウントしているのが、いいなあと思うんです。もっとも「女性読者」という括りならそうなるだろうよという言葉の綾ではあるんでしょうけれど。大人が女性かババアかでわかれるように、日々をがんばっている学生は、もう女の子ではなく立派な女性ですから。もちろん、男も然り。身につまされますね。別にこれまでも読者を舐めてかかろうだなんて思ったことはありませんが、一層気を引き締めて、今年の夏は「挑戦の夏」にしたいですね。ではではーノシ
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4月20日
【Vol.117】違う、そっちじゃない【ジョサスケラ定例報告】
どーもっし！　雨愁軒経です。天気予報で「全国的に夏模様」と報道されたときの日本地図において、案の定きれいに山形以北がハブられていたので呑気に構えていましたが、ばっちりしっかり気温が上がりました。皆さまはいかがお過ごしでしょうか。さてさて。近況報告の前に１点。これまでにも何度か名前を挙げさせていただいている夷也荊さんが、某会員制文芸誌からの打診を受け、複数作を寄稿されたということで！！ https://kakuyomu.jp/users/imatakei/news/16818622173381637808 おめでとうございまっっっす！！　いやめでてぇ！！夷也さんは近況ノートのコメント欄を閉じておられるので、こちらでお祝いの言葉を述べさせていただきます。応援している方が評価されることは、自分事のように嬉しいですね。三作ともなるとさすがに展望が見えそうですね。一冊にまとめて世に出る……なんてこともあったりして。おら楽しみだぁ！ ――で。私の方は……えー、っと（目逸らし）『文芸社Neo小説大賞』は先月末の時点で最終選考候補作の発表がありまして、私は落選と相成りました。実はそのまましれっと風化させるつもりだったのですが、先日驚いたことに文芸社さまから封筒が送られてきまして。まあこちらは別に寄稿の打診なんてことはなく普通の当落通知だったんですが、このご時世に通知の封筒が来るのかと、少し驚きました。電撃大賞も郵送の頃は封筒が来ましたが、Web応募だとそっちで完結しますからね。欲を言えば寸評が欲しかったなあとは思いつつも、文面からも丁寧な印象を受けましたので、来年もまた参戦してみたいなと考えております。そして、噂をすればなんとやら（？）ホラミス大賞、メールが来るとしたらそろそろかなぁと思っていたら、ピコーンとスマホの通知が鳴って、来たんですよ、某編集部からのメールが。『【電撃小説大賞】第31回応募作品および選評の閲覧期限につきまして』違う、そっちじゃないwwwwww 昨年の決断通り今年は応募していないので、まったくの不意打ちでしたね。もしかしたら前述の封筒の件で「そういえば電撃は～」なんて思っていたことがバレたんでしょうか。タイミング良すぎかよ。まあしかし、電撃文庫さまのおかげでネタにできたのは良かったです。ワンチャン今週通知→来週発表というルートがありますが……世間では今週末からGW突入ですし、そういうつもりでいた方がいいかもしれませんね。今夜あたり山形某所で絶叫が聞こえることでしょうwwwwe でもやっぱり諦めきれねえ……っ！やっぱり『ムカサリ』は、何かしらの形にしたいんですよね。そういえば文芸社さまは自費出版の説明会を開いているところですので、相談してみるのはアリかもしれません。また最近では電子書籍のフリマサイトもあるらしく、フォローしている作家様で自作の販売をされている方もおられました。やりようはある。ただ個人的には、まず『雨愁軒経』が世に出ることを前提条件にしたいと考えています。今のままやっちゃうと、コンテストへの挑戦から逃げてアマプロに甘んじてしまう気がするので。そう。デビューせねば始まらないんです。まーじで体が二つ欲しい。頑張りましょう。ではではーノシ
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4月14日
【Vol.116】Nontitle【ジョサスケラ定例報告】
どーもっし！　雨愁軒経です。太平洋側へ行くと桜が綺麗ですね。山形は未だ春の兆しがなく肌寒い空模様です。皆さまはいかがお過ごしでしょうか。もう月曜日ですよ（白目）最近は仕事の休憩中にスマホでYoutubeを開くと『Nontitle』の切り抜きショートが流れてチクチクしてくるようになりました。「なんの情熱も感じねーよ」とか「（頑張ったとか言われても）で？って感じです」とか。痛い痛い痛い痛い。連日の往復８時間ドライブで体バッキバキなんだからやめて！それにしてもどうしておススメに出てきたんでしょうね、リアリティショーとか見たことないんですけどwww 一方件のネタ案はファイル名『無題』となることなく、どうにか仮題をつけることはできました。かつてお話をしたことのある桜舞う精霊流しこと「恋流し」のアイデアをベースに、当初そっちでやろうとしていた水難事故だの姉弟入れ替わり叙述トリックだのを排除。できるだけシンプルにまとめようと考えています。『言いたかったこと』も、素直に恋愛に絡めていこうかなと。恋愛における「関係性が壊れるなら告白しないでこのままいたい」はあるあるかと思いますが、もう一個踏み込んで「もう失敗しちゃったから二度と元に戻れない」がスタートの状態にします。一度気まずくなっちゃったが最後、本当はお互いを思い合っているのに避けてしまう。そうしたところから、過去の自分（と恋）を流して『リスタート』することがテーマになる予定です。ではでは！！
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4月6日
【Vol.115】ちょっとずさま！杵ばどさ仕舞っだあんず！【ジョサスケラ定例報告】
どーもっし！　雨愁軒経です。今年も４月１日に雪がぱらつくという、エイプリルフールであれよと目を覆いたくなるようないつもの山形の春を味わえました。皆さまはいかがお過ごしでしょうか。私は前回お話しした職場の試験に向けて取り組んでいるところなのですが、７月までに覚えればいいとされていたはずの知識が、実は今月中にも要求されることが判明しまして。絶賛泡食っております（白目）特に社則系が曲者で。常日頃から理解・実践をしていても試験では正しく原文ママで解答しなければならないのですが、この文章が気になること気になることwwww たとえば社員の行動規範○条みたいなものに『明るい元気な挨拶』とあるんです。間違っちゃいないんだろうけど「明る"く"元気な」の方が自然に思えます。ちなみにこれが出題された場合「明るく～」と書くと減点だそうです。マジかよとwwww TOかKUか、IかKUか。TOKAIKA気になるぅ～♪ 小説を書く際には、アイデアのとっかかりとなる雑学や題材となるものの資料など、1から10まで読み込んでいたらキリがないので、割とざっくり頭に留め置いて、必要に応じてリファレンスすることが多いんですよね。まさかここに来て物書きマインドが足枷になるとは思わなんだ……ニュアンス合ってたらＯＫにしません？　ダメ？さて。君物大賞こと「きみの物語が、誰かを変える。小説大賞」ですが、色々とざっくり（そう、ざっくりww）見てきました。最近一週間があっという間に過ぎてしまうので、スケジュールの折り合いは頭捻って腹を括らなければならないのですが、コンテスト自体は中々面白そうでワクワクしております。 https://novema.jp/contest/starts/sbunko-kd-2025 第四回のコンテストテーマは「きみが本当は誰かに言いたかったこと」。これは前回の「きみがずっと言えなかったこと」から変更をしたそうですね。理由としては以下の通り。＞＞ほとんど同義なのですが、物語の中で主人公が本当の想いを吐き出す“誰か”の存在、出会い、邂逅を促す意味で、変更しました。はじめは↑の説明を読んで「ど、どういう意図っすかね？」状態だったのですが、昨年第３回の受賞作を読んでみて納得しました。一言でいえば「本音」を求めているんだと思います。世界への恨みつらみだったり、センシティブな破滅願望だったりという暗いテーゼではなく、「今はこんな状態でも、本当は私だってこういう風に生きたいの！」という願いの部分なんですよね。その本音を隠していた氷が「誰か（ヒーローorヒロイン」と出逢うことで解かされていく青春物語が求められているのではないでしょうか。それを踏まえて昨年の大賞、TSUTAYA賞の二作を見てみましょう（※ネタバレ注意）。 ○大賞『朝が来る前に、君の素顔が見てみたい（書籍化時改題『君と見つけた夜明けの行方』）』 https://novema.jp/book/n1720344 ○TSUTAYA賞『未完成な世界で、今日も君と息をする。』 https://novema.jp/book/n1707885 大賞の『朝が来る前に～』は、人の顔が認識できない症状を持ち、人生ごと諦めていたヒロインが、主人公と接していく中で「顔が見てみたい」という願いを吐き出すことが主軸です。「顔」ではなく「素顔」なのもポイントではあるのですが、一旦割愛。改題時タイトルを見ても、編集部は、願いを伝えて結ばれた「夜明け」の先を推したいのだということがわかりますね。またTSUTAYA賞の『未完成な世界で～』も、記憶喪失によって「前はこういう子だったのにね」と腫れ物扱いをされていた（息苦しい世界だった）主人公が、記憶喪失前も今もまとめて包んでくれるクラスメイトとの交流の中で「息をしたい」という願いを吐露するというお話です。この二作に共通する重要なポイントとして、ブルーライト系にしては珍しく（？）、主人公もヒロインも死なないことが挙げられると思います。こちらから第三回の最終選考候補作も見られるのですが、 https://novema.jp/contest/starts/sbunko-kd-2024 これらは（決してくさすわけじゃないんですけど）死別だとか、重い家庭環境への悲鳴だったりとか、作品を読むことで得られる「泣き」の感情が「悲しさ・切なさ」なんですよね。その点で受賞した二作は、感情のポイントが「喜び」に寄っているように思います。観客視点では「結ばれたねぇ。良かったねぇ。幸せになるんだよぉ」とハンカチを目に当てるみたいな。そして、先ほど一旦割愛した『朝が来る前に～』の「素顔」について。主人公ははじめ、自殺スポットで会ったヒロインに、自分は双子の弟の方だと話します。色々と背景はあるのですが、要は学校での主人公はスクールカーストから弾かれないように仮面を被っていたんですね。それで素を見せたくなくて、つい嘘をついてしまったと。ヒロインの症状、主人公の嘘。これらの要素が合わさって、本作は二段オチの構成となっております。さすが大賞っすね微炭酸先生！（揉み手）まとめると。今回の「君物大賞」で目指すべきところは以下の通りです。１．「言いたかったこと」は、夜明けに繋がる本音であること。２．基本的にキャラを死なせない。きちんと明日の朝を共に歩かせること。３．構成は二段階オチまたは同時解決。主人公とヒロインそれぞれの「言いたかったこと」を解決させること。以上の３点を確実に踏襲した作品を目指すのが望ましいと思います。あ、これらは原文ママで覚えなくていいです（白目）んでんで。ここで今回のタイトルである「杵」の話になります。もう一度URLを張るのですが、前年受賞の２作を、冒頭だけでいいのでちょろっと眺めてみてください。 ○『朝が来る前に、君の素顔が見てみたい』 https://novema.jp/book/n1720344 ○『未完成な世界で、今日も君と息をする。』 https://novema.jp/book/n1707885 ……文章、けっこう濃いめじゃないすか？概要欄を見ても驚きますよ。『朝が来る前に～』は９万７千文字を２４ページ（話）で組んでいるんです。『未完成な世界で～』に至っては、９万文字に１１ページ（話）です。えぐいですよね。とてもWeb小説とは思えない（※褒めてます）。つまり、Webの定番である１話あたり２千字程度の文量ではなく、前提から文庫を意識したペース配分でシーンを繋ぐ必要があるわけです。『ムカサリ』や『遺顔絵師』の文章量がそうですね。また文中の表現についても、かなり攻めていいと！なんなら『遺顔絵師』や『ＲＤ令嬢』で出していたような雨愁節では甘いくらいに書き込みがなされています。多分、『アマツへグイ』くらいやっちゃっていいと思います。もっともあれはヒロイン視点の心理描写が一人称の口語体なので、毛色は変えなければなりませんが、比喩表現の糖度はだいたい合っているはずです。しかもしかも！『朝が来る前に～』を読み進めていただくとおわかりかと思いますが、ヒロインの音子ちゃん、言い回しがちょいちょい雨愁ヒロインっぽいんですよね。『遺顔絵師』の合歓と、『アマツへグイ』の冬子を足して２で割った感じ。いっぱいちゅき。正直「このヒロイン造形で通るの！？えっ、いいの！？マジで！？いいならやるよ！？」とテンションがブチ上がりました。ここまでお膳立てされて大人しくしていりゃ名折れだと。そんなわけで、臼と杵を物置から引っ張り出して素振りをしなければならなかったんですね笑ちなみに、『アマツへグイ』は投げられません。かつての失恋がきっかけで仮面を被るようになった主人公と、ある出来事から血液嗜好症となったヒロインとが出会い、「本当は素直に愛したい」という願いを告白しあうという全体像はピッタンコカンカンなんですけれど、本作は「教師と生徒」という関係性が前提としてあるため、青春小説じゃないんですよねえ。また最終選考候補作に『サヨナラをいいにきたんだ』という作品がありまして。こちら『弁離士』という『地縛霊に「さよなら」を言わせて未練を断つ仕事』が題材なんですね。ええ、もう、しっかりばっちり『遺顔絵師』ですよ。ただ『遺顔絵師』は現在ホラミスにエントリーしちゃってますんで、これも投げらんないッスね。何より合歓は高校卒業済みなので青春小説とはズレますしwwww とはいえ、これまでやってきたことがかなり近い線行っていたということは、強みとして胸張っていきたいなと思います。 ……問題はただ一つ、時間の確保だ（真顔）いやほんと、思っていたより試験の要求値が高くてびっくりしています。ぶっちゃけここだけの話、周りの人を見ていると「本当にこの試験通った？通ってそれ？」というような仕事ぶりの人が結構な割合でいるんですよ。ただ今回の私の場合、これまでは執筆を言い訳に打診を蹴って来て、例のことを機に「先生、バスケがしたいです……」とお願いした立場なので、手ぇ抜けないんですよねwwww ありがたいことに上司たちからは「お前なら大丈夫だろ」と太鼓判をいただけているので、そこを裏切るわけにもいかないと。だからといって小説をおざなりにしていいというわけでもないので…… 頑張ります。 10日（木）にもまた県外へ行くので、その道中でプロットは詰めてしまいたいですね。ではでは！！
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3月31日
【Vol.114】さてはこいつまだ寝ぼけてんな？【ジョサスケラ定例報告】
どーもっし！　雨愁軒経です。 ……皆まで言うな。わかってる。19時だ。すみませんでしたぁ！（土下座）元々今回のジョサスケラは、「ここ２ヶ月のぐずぐずメンタルからどうにか復帰したけれど目覚めるのが遅すぎた」というお話にする予定だったんですよ。それがまーさか、月曜日をポカすとは…… き、今日が棚卸しだからということでここはどうかひとつ（土下座アゲイン）さて、そんなわけで只今職場の休憩室からお送りしております。特効薬となったのは結局「第8回ライト文芸大賞」の応募要項発表でしたね。さすがにこれが出たらもうトドメですよ笑一応、先日の３エピソードを連続更新した日には間に合わせるつもりでしたが、無理筋でした。目覚めるのが遅すぎた…… ま、まあ？巷では『サイレントヒルｆ』が発表されて大賑わいですから、向こう一年くらいはああいう正統派因習ホラーは比較され続けるでしょうし、元々厳しかったと割り切っていきましょう（言い訳）４月の予定としましては、遺顔絵師とIDをまったりと更新しながら、目下気になっているスターツ出版の「きみの物語が、誰かを変える。小説大賞」を考えていく予定です。ライト文芸大賞はどうしましょうか。リベンジ狙うのもアリですが……ううん。ひとまず明後日、仕事で他県に行く予定がありまして。片道３時間ほどかかるので、道中でネタを練りながら、来週のジョサスケラでは恒例の応募要項考察をしていきたいと思います。よろしくお願いします。ではでは！！
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3月24日
【Vol.113】ＨＡＨＡＨＡ【ジョサスケラ定例報告】
どーもっし！　雨愁軒経典です。寒戻しが来たかと思いきや、急に暖かくなり、かと思えばまた夜には冷え込むという混沌日和ですね。皆さまいかがお過ごしでしょうか。私の方は、前々回あたりのジョサスケラにて「生活環境が変わりそう」という話をした件について、なんだか最初聞いてた話からどんどん膨らんでいて苦笑いをしております。推薦書と面談だけで済むって話だったんですけどねえ……（遠い目）気が付けば、夏までにいくつかの業務技能認定試験をパスした上で、本社での試験を経る必要があるということになりました。あっるぇー？www まあ、やるからにはしっかり通過できるように頑張りたいと思います。さて。執筆の方ですね。おかげさまで現在、前回告知した『ＩＤ』のプロローグ部分の追加から始まり、どうにか隔日ペースで更新を復帰できつつあります。別件との兼ね合いでまだ時間配分が難しいという状態ではあるのですが、いざ「書き始めるぞ！」と構えた時の集中が戻ってきました。どうも、原因の一つが歯にあったようでして。沁みたりとかズキズキしたりといったことがなかったので軽く見ていたのですが、レントゲンによるとけっこう深くまで蝕まれていたらしく……それを削った日から、だいぶ頭がスッキリして、寝起きも良くなりました。歯って大事ですね。ＨＡＨＡＨＡ！ ……ごめんなさい。明日、型取りをしたものを取り付ける予定ですので、一安心かと思います。皆さまも、このバカの二の舞にならぬよう、歯を大切になさってくださいね。次回の『ＩＤ』からは、新たに『ＨＥＮＴＡＩ』こと東海林正司郎の視点で第二のプロローグが始まります。よろしくお願いします。ではではーノシ
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3月16日
【Vol.112】異　常　確　定【ジョサスケラ定例報告】
どーもっし！　雨愁軒経です。おはようございます。健康診断直前の自宅から中継をしております。皆さまいかがお過ごしでしょうか。健康診断はどうも苦手意識が拭えませんね。食べられないご飯、ミスったら終わりな割にやりにくい採尿、寒い上にプレッシャーをかけてくる血圧測定……何より個人的には、生まれつき白血球が基準値よりわずかに多い体質のため再検査が確定しているというところも悩みのタネです笑さて。今夜から更新を再開します。長らくすみません……。今回はまず、『ＩＤ』のアバンになると思います。昴の刑務所での会話より前に、もう怪異を出してしまおうというやつですね。おあつらえ向けに、冒頭で犠牲者の写真を見せられるシーンがあるので、彼らの今際の姿を１エピソード挟みたいと思います。あとは目下、明日の歯医者ですね。一回で終わればいいなあ…… ではでは！
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3月10日
【Vol.111】むしむしばばばむしばばば【ジョサスケラ定例報告】
どーもっし！　雨愁軒経です。仕事で覚えなければならないことがあり勉強に時間を割いていたところ、あっという間に一週間が経過しておりました。皆さまいかがお過ごしでしょうか。私の職場は小売業ということもあり、毎週末の売り込みや曜日毎の部門デーに合わせた動きはしているはずなんですが、なんだかんだ曜日感覚がなくなりますね。摩訶不思議。そんな中、この度わたくし虫歯ができましたwwwwww それにしても、今って歯医者は駆け込みができないんですってね。ホワイトニングや歯石除去が「清潔感」として一般的になっているからかでしょうか、最短で二週間待ちでした。やったところですぐ汚れるとその辺ぶん投げてきたヤニ吸いとしては浦島太郎の心境です。皆さまは虫歯を放置せず、すぐに歯科医にかかってくださいね（白目）さてさて。ホラー・ミステリー小説大賞の状況ですが、更新できていないというのに何故か順位が上がりましたww 『ムカサリ』→115位『遺顔絵師』→147位『ＩＤ』→135位ムカサリと遺顔絵師のお気に入りが一件ずつ増えていましたね。アルファポリスの仕様上お名前が確認できないのですが、もしかしてカクヨムで縁のある方なのかしら？ありがとうございます。今日はちょっと予定が詰まっているので厳しいですが、近々二連休がありますので、そこからまた心機一転再スタートを切りたいと思っています。いい加減指も鈍りますからね……ほんと、この定期近況ノートをやってなかったらもっとヤバかったかもしれません。反省します。頑張ります。ではではーノシ
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3月2日
【Vol.110】ひっっっっく（クソデカしゃっくり）【ジョサスケラ定例報告】
どーもっし！　雨愁軒経です。今日は楽しいひな祭り～♪ということで、近年では雛人形を用意する家庭が少なくなってきたとはいえ、イベントとしての御馳走などは用意するようで、中々売り場は賑やかとなっております。皆さまいかがお過ごしでしょうか。だんだんと暖かくなってきましたね。ただ山形では例年４月入るかどうかというタイミングで最後っ屁のような雪が降るので、なかなかタイヤ交換には踏み切れないというジレンマがあります笑さて。おかげさまで文芸社Neoの新人賞にも応募が間に合いまして、それと入れ違うように、とうとうアイツが襲来しました。そうです。ホラミス大賞の開催期間です。応募総数1,269件！どっから湧いてきたんだと。というかちょこちょこ見たことある名前があるし。いやーきっついっすwwwwwwww 順位の方はといいますと、現在『ムカサリ』が１７８位、『ＩＤ』が１９７位、『遺顔絵師』が２２７位となっております。 ……ひっっっっくwwwwww せめて『ムカサリ』は上位一割に入っているでしょうと高を括っていたのですが、だめでした。現在ホラーカテゴリのランキングでは70位。もちろんその中には今回の対象にエントリーしていない（できない）作品もありますから、ざっくり50位くらいと考えると、ミステリー側から来た作品が130作も上にいるわけですね。もっというと、この辺りの順位はほとんどどんぐりの背比べで、トップの大賞ポイントが9,000あるのに対し、ムカサリが12ポイントです。ええ、1,200とか120ではなく、12ですwwwwww ちなみに0ポイントラインは621位でした。応募総数の半分……ショッギョムッジョ。既に投票はトップ層に集中して終わったと考えて良いでしょうね。毎日３回更新の物量作戦は意味がなかったかー……。まあ言い換えればこれは、順位は完全無視でいいとも考えられます。なんか相変わらず学習をしないどっかの阿呆が、エントリー取り消しはできないっつってんのに28日の深夜に『ＩＤ』を滑りこませるとかいうとんでもムーブをかましやがりましたので、頑張るしかないですね。もしアルファポリスのアカウントをお持ちの方がいらっしゃいましたら、ぜひ投票してくださるとうれしいです。一人三票なので、オールベットできますぜ！！『ムカサリ』 https://www.alphapolis.co.jp/novel/923353481/240938466 『遺顔絵師』 https://www.alphapolis.co.jp/novel/923353481/810873375 『ＩＤ』 https://www.alphapolis.co.jp/novel/923353481/979943547 ではではーノシ
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2月23日
【Vol.109】ところ変われば勝手も……変わり過ぎじゃね？【ジョサスケラ定例報告】
どーもっし！　雨愁軒経です。もう３月目前と知って戦慄しております。皆さまいかがお過ごしでしょうか。一ヶ月後には新生活ということで、うちの職場でも学生アルバイトの子が卒業していったり、旦那さんやお子さんに合わせてパートのママさんもお引越しをしたりと、別れの時期がやってきましたね。私自身も、近々生活環境が変わることになりそうです。仕事の責任が増えることはぶっちゃけ全く構わないのですが、数年続けた夜型生活から朝方の生活に戻さなければならないというのが最大の課題で……朝弱いのよ私www さて。先日ようやく、アルファポリス版『ムカサリ』全エピソードの予約投稿が完了しました。今日の更新分で第一部が終わり、明日の第二部からは3月28日まで1日3回投稿で駆け抜けます。ランキングに関しては相変わらずショートショートとエログロが強くて、30位～70位あたりを行ったり来たりしています。そして当然ながら「第8回ホラー・ミステリー小説大賞」のエントリー作品も続々と増えてきていますね。なかなか作風のばらけた顔ぶれとなっていまして、あらすじをざっと見ただけで「あ、この人は○○が好きそうだな」というのが見えてくるのが興味深いですね。対戦よろしくお願いします。そしてもう一点。現在、急遽28日〆の『第8回文芸社文庫NEO小説大賞』に取り組んでいます。先日Ｘでちょっとしたホットトピックになっておりまして、そこから知ったのですが、興味深い小説賞だなあと。なんとこの小説賞、1人1作しか応募できないんですよ。このWeb応募時代に一射しか許さないと。面白いでしょう？かといってお固い雰囲気だとか、そういうことはなくって。Q&Aを拝見するに、応募原稿の目安文量についてだとか、書籍化作業の工程だとかを丁寧に説明されているんです。作家を巻き込んだ面白い企画記事もあったりして興味が湧き、応募してみようと思いました。 ……ただ困ったことがあって笑応募要項ページには「文芸社オリジナル原稿用紙」と銘打ったWordファイルがあるんですね。こういうオリジナル書式シートを配布していること自体は珍しくないんですが、この書式が名前の通り原稿用紙設定だというのが曲者で。ルビの振り方も工夫しないと文字が崩れますし、ダッシュ（――）も強引な設定をしないと繋がらないし、『！？』などに縦中横をかけるとぺちゃって潰れちゃうんですね。大苦戦です。ところ変われば勝手も……とはよく言いますが、ここまでかとwwww とはいえ応募する上で推奨書式を使わない理由はありませんし、いつもの感覚でできないからといってルビなどを放置することも減点要素でしょうから、ここはしっかりとクリアしたいところですね。小説賞といえば、というところで余談なんですが。先日、『第14回ポプラ社小説新人賞』において受賞作品が出なかったというポストを見かけました。 https://www.poplar.co.jp/award/award1/14.html 大賞作なしというのはよく聞きますが、受賞作なしというのは珍しいですね。全体講評と、最終選考の6作についての寸評が掲載されているということで読みに行ってみたのですが、まあ～耳が痛い！！＞＞当新人賞は創設以来一貫して「編集者がその作家(作品)と、仕事をしたいと思えるか」を受賞の第一義としてまいりました。これはどこもそうだとは思うのですが、いざ言葉にされるとクるものがありますよね。蚊帳の外の私ですら泣きそうになっているので、当の応募者たちはさぞキツいでしょう。自分とは仕事をしたくないと突きつけられたわけですから。わかる。わかるよその痛み。ちなみに吐瀉物に血が混ざると、胃液特有のすえた臭いが鉄臭さで中和されます。豆知識。また個人的には、最終選考に残った6作品の中にちょっと他人事じゃないものがありました。『ミスター・ゴーストハンター』という、霊能探偵系統の作品です。こちらの選評を見てみましょう（前述リンクからの引用）。　　　＊　　　＊　　　＊　　　＊　　　＊『ミスター・ゴーストハンター』末喜晴ロンドンで暮らす青年・ジョンは幼い頃から霊の姿を見たり声を聞いたりすることができた。それゆえに、周囲からも変人扱いされ孤独を感じていた。ある日、ジョンは全裸の男の霊に遭遇し、彼の目的を探すことに。一方で、日本の祓い屋・善幸は英国保安局（ＭＩ５）から招待され、ロンドンを訪れる。ある誘拐監禁事件についての相談を受け――。ジョンと善幸の二人の視点からそれぞれストーリーが展開され、クライマックスまで読ませる力がある。物の怪の不気味な描写には粟立つ迫力があった。しかし、言葉の誤用も多くみられ、イギリスや管狐などの設定に必然性がなく、活かしきれていないように感じた。主軸となるキャラクター二人の魅力も弱く、展開のオリジナリティに欠けており、受賞には至らなかった。　　　＊　　　＊　　　＊　　　＊　　　＊ …………おわかりいただけただろうか（ヘタクソ声真似）後半の選評部分、ちょっと言葉を置き換えてみますね。　　　＊　　　＊　　　＊　　　＊　　　＊紲と楪の二人の視点からそれぞれストーリーが展開され、クライマックスまで読ませる力がある。物の怪の不気味な描写には粟立つ迫力があった。しかし、言葉の誤用も多くみられ、山形やオナカマなどの設定に必然性がなく、活かしきれていないように感じた。主軸となるキャラクター二人の魅力も弱く、展開のオリジナリティに欠けており、受賞には至らなかった。　　　＊　　　＊　　　＊　　　＊　　　＊こんな感じで、しっかりばっちり『ムカサリ』と符号しちゃうんですよねえ……やめてやめてやめてやめてwwww いやまあ、自分から傷つきに行ってるんじゃないかと言われればそうなんですけど。しかしこうした落選の理由から自作を省みることは重要かなと思うんです。ひとまず救いなのは、今のところ『ムカサリ』に関しては上記の選評は適当ではないということでしょうか。言葉の誤用についてはぐうの音も出ないといいますか、今回の転載時にもけっこう重要なものを見つけてしまったりしたんですけど（ムコ周りとか）。少なくとも山形やオナカマの設定にバリバリ必然性がありますし、展開どころか根幹からして『ムカサリ絵馬の冥婚』が本家本元、真似できるなら真似てみろと自負できるレベルですからね。キャラの強さについては……うん、私は親バカなんで最強だと思っていますが、この辺は読み手の価値観次第でしょう（目逸らし）とまあややスーサイド的な見方をしましたが、実際とても勉強になりますし、自分の知らなかった小説賞に出会うきっかけにもなりますから、今後もこういったものは見かけ次第覗きに行ってアヘアヘしていきたいと思います。それでは目下、『第8回文芸社文庫NEO小説大賞』の原稿落とし込みを大急ぎで回します。頑張ります。ではでは！！
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2月16日
【Vol.108】岡山弁、いいと思います【ジョサスケラ定例報告】
どーもっし！　雨愁軒経です。今年はバレンタインが金曜日だったこともあってか、週末はデキ立てほやほやカップルがごった返しておりましたね。皆さまはいかがお過ごしでしょうか。私？　私は車検がつつがなく終わりましたよ、ええ（目逸らし）前回からこっち、どうにか元気でやっております。「一生擦れるネタできたじゃん」とハゲ増して――ごほん、励ましてくれた友人には感謝ですね。そんな心優しき友人はバレンタインで彼女が出来ました。おめでとう。禿げろ。さて。先週は初心に帰り、色々と吸収に努めた一週間でした。一番印象深かったのはドラマ『新宿野戦病院』でしょうか。小池栄子さん演じるヨウコ・ニシ・フリーマンがまあいいキャラで。ヨウコは岡山弁を喋るんですが、語尾に多いのが「～じゃ」なんですね。これがイイ。元々私は山口弁が好きなので、このタイプの方言女子は大好きなんですが、そこは一旦置いといて。実は今回のアルファポリス版『ムカサリ』の掲載にあたり、ずっと考えていたのが芽瑠とニコラの口調についてでした。マタや花子くらいならデフォルメでいいのですが、成人女性である芽瑠たちの口調が非現実的なのは是か非か。獲らぬ狸のなんとやらですが、実際の山形の風景をバックに実写映像化を考えた場合、どうしてもここが引っ掛かってしまうんですよね。しかしヨウコの台詞を聞いていて確信しました。「あ、これ芽瑠イケんじゃん」とwwww もっとも容姿は誤魔化せないんですがね。『ざくざくアクターズ』のメニャーニャや、『アンジェリカアスター』のベイビーを検索してみてください。芽瑠のモデルはアレです。ニコラに至っては魔女ですからね笑それにしても。最近は派手な髪色も一般に浸透していたり、若年層向けの文芸や漫画原作の映像化が増えてきたことなどもあり、実写作品のキャラクターもだいぶはっちゃけてきていますね。ライト文芸なんかがメディアミックスをする際は専ら実写化だと思うのですが、「現実に寄せなきゃ！」と思っていたその「現実」が変わっている。その時代性にきちんと擦り合わせをしなければなりませんね。考えなければならないことがいっぱいだー！頑張りましょう。ではではーノシ
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2025年2月9日
【Vol.107】それってあなたの感想ですよね？【ジョサスケラ定例報告】
どーもっし！　雨愁軒経です。寒波到来のニュースを見たときには「ほーん、みんな大変だねえ」くらいに構えていたら、数日遅れでおらが地元にも連日のドカ雪が襲いました。皆さまはいかがお過ごしでしょうか。ほんと、山形くんってそういうところありますよね！私今週車検なんですけど！！さて。先週は新規の更新が滞ってしまい申し訳ありませんでした。ちょっと脳内ひろゆきと戦っていたもので……。念のため先に断っておきますが、お気持ち表明とかではありません。アホなのは私なので。ですのでできるだけいつも通り、おちゃらけてお話ししますね。私は２月に入ってから、そりゃもうそわそわしておりました。兼ねてから触れていたように、Ｘのハッシュタグ『#2024年も半分過ぎたし前半を振り返ろうぜ』で、前年受賞の先輩作家が２月と３月のところに「書籍化作業」と書いていたのを見ていましたから。そろそろかなあ、学研のおばちゃんまだかなあ、という心持ちでした。しかし先日。アルファポリスに『ムカサリ』を再掲するにあたり、さすがに今回こそちゃんと更新の宣伝ポストをできるようになろう！と思い立ちまして、出不精だったＸを久々に開いたんです。すると、待ち構えていたかのように目に飛び込んできたのが―― ライト文芸大賞で大賞を受賞されました百度ここあ先生による受賞作『シロクマのシロさんと北海道旅行記』、および、水縞しま先生の料理・グルメ賞受賞作『独身寮のふるさとごはん　まかないさんの美味しい献立』。これらの書影公開と、発売日の告知ポストでした。いやあ目出度いですね。作業お疲れさまでした！私も買いますね！ ………………ふぁっ？いやいやいや「買いますね！」じゃねえよ。へ？は？どゆこと？？？もう目玉ポーンですよwww しょえーっ！？ってなりましたよ。書影だけに（うるせえ）震える手で二本目の煙草に火を点け、しばらく唸って、やっと事態を飲み込みました。皆さまもお察しの通り、まあそういうことです。そもそも応募要項にも『各賞受賞作品はアルファポリスからの書籍化を検討』としか書かれていないんですよね。あくまで「検討」です。ここテストに出ます。つまり、『アンティフォナ』は戦力外と判断されていたわけですね。っすぅー……。いやまあ確かに、ボカロカップの時に「書籍化確約！」という宣伝文句が引っ掛かっていたので、薄々嫌な予感はしていたんですよ。ちなみに、ホラー・ミステリー小説大賞の方も文言は「書籍化を検討」です。今回が第８回開催ですが、過去の受賞履歴を見ると、書籍化に至ったのは第５回からの２作が最新のようなんですね。第６回の大賞受賞作や、第５回と第７回で二度受賞している方の作品も未書籍化でした。なんなら第７回ではライト文芸大賞出身の先輩作家が【謎解き賞】を受賞しているのですが、こちらも書籍化はしていないようです。大賞・連続受賞・既プロでさえ検討ラインから落ちるってマ……？しかし、考えてみれば当たり前のことで。私が勝手に「受賞＝書籍化」という認識でいただけで、誰もそんなことを言ってないんですよねえ……。そんなわけでこの１週間はずっと、脳内ひろゆきが「なんかデータとかあるんすか？」とこちらを指差しニタニタ笑っておりました。ぐぎぎぎぎ。ワンチャン、本当に２月スタート√があるかもしれ……いやないな。さすがに全体のプロジェクト管理しているだろうし、夏のファンタジー小説大賞の受賞作（微炭酸先生著）さえ書影が出てるんだもんよwwww 重ねて申し上げますが、お気持ち表明の意図はありません。私が勝手に履き違えていただけですからね。呑気に小躍りしていた半年前の自分を張り倒したいっていう"お気持ち"はありますが（遠い目）こんな奴もいるんだなということで。皆さまも受賞の際は、告知時点で「書籍化はしますか？」と確認しておくことをオススメします。 ……とはいえ。見ようによってはこれは大きな学びでしょうね。受賞と書籍化の間にもう１枚壁があるとわかったのなら、次はそれさえブチ抜くように狙いを定めればよいだけです。むしろ逆に「ホラー・ミステリー小説大賞から三年ぶり書籍化！」とか勝ち獲ったら超カッコいいじゃないですか。ったくこの半年、どんな鬼が悪さをしてくれやがっているのか知りませんが、この程度で俺を殺せると思うなよクソが。作家舐めんなコラ。さて。前置きが長くなってしまいましたが、まずは現在の『ムカサリ』『遺顔絵師』の動向を。深夜２４時時点でのホラーカテゴリ内順位です。７日（金）ムカサリ：３９位、遺顔絵師：８４位（６９０１件中）８日（土）ムカサリ：１６位、遺顔絵師：６２位（６９１４件中）９日（日）ムカサリ：１５位、遺顔絵師：４５位（６９１７件中）いやあ幸先いいですね！『遺顔絵師』なんか更新ナシでランクインですよ。有志の分析によれば、アルファポリスのランキングポイントは１話読まれると8ptが付くのですが、エピソードの更新をするとそれだけで200ptのボーナスが付くんですよ。カテゴリ的にアクティブが少ないとはいえ、この順位はマジで強い。『ムカサリ』も最後に抜かれてしまいましたが、一時的とはいえ１３位まで上がれました。よかよか。ここから上の順位には「意味怖・洒落怖系ＳＳ」「Ｒ１８のハードコア系」「第５回の書籍化したやーつ」という顔ぶれですので、ホラミス大賞のことを考えれば『ムカサリ』は実質トップといっても過言ではないでしょう。（脳内ひろゆき「それってあなたの感想ですよね？」）い、一応近いところにホラミスのエントリー作品がいるんですが、どれも短編のようですので競合にはならないでしょう。 ――って、ちゃっかり４８位（12/10.00:27時点）に豊島ダイさんの『邪眼の巫女』がおるやんけ！？お、おうふ。多分現時点で一番の好敵手……どないしよ。あ、お気に入り入れときました！（揉み手）もっとも『邪眼の巫女』のみならず、本戦ではミステリーの方も混ざってくるということと、今月末までにどれだけのエントリーが駆け込んでくるかと考えると楽観視はできませんね。ちなみに前回は応募総数１３０２件だったそうです……多いな。また現状、お気に入り登録やいいねがほぼ０の状態ですので、今後フォロワーを引き連れて殴り込みしてくる作品が来ればあっさり引き離される可能性も十分あります。たとえば『邪眼の巫女』とかね！？閑話休題。そんなこんなで、現在は脳内ひろゆきと殴り合いながら『ムカサリ』の校正をしております。やはり第一部時点では第二部・第三部の設定が決まっていなかったこともあり、細かい情報描写に矛盾がありますね。第一部時点では十三課にそこそこの人数がいた（御廟紫の葬儀に参列していた）りとか、英が紲と同級生ということに触れていなかったりとか。大きな追記としては今のところ１点。第三部のクライマックスに１エピソード差し込む予定でいます。漆山夫妻vsキズナまではかなり良かったと思うのですが、その後、アサヒ巫女が覚醒して紲那を奪いに米沢警察署へ飛んでいき、それを追いかけて倒すという流れ。ここがちょっと駆け足気味に感じたからです。追記予定内容をざっくり箇条書きしますと、１．朝日がキズナを取り込んでアサヒ巫女に覚醒→紲那の存在を嗅ぎつけて飛翔（既存部分）２．追跡する漆山夫妻を雑魚鬼たちが襲撃。それをヨジロウたちが最後の力で迎撃（既存部分）３．ニコラが相手をしていた敵のメンズが、巫女の下へ馳せ参じようとする。４．追い縋ったニコラとチャーリーがメンズごと巫女を倒そうとするが、巫女は即時再生。５．巫女、何か異変を感じたように首をもたげる。直後に無線。相森が二色根を救出したという報せ。６．巫女は再生中の肉体を血飛沫のように飛び散らせ、その『赤い糸』でメンズや雑魚鬼たちの骸を取り込み速度を増していく。７．ニコラ焦る。チャーリーでは太刀打ちできず、ヨジロウたちも既に還っている。８．紲「手はある。俺『たち』に任せろ！」９．ニコラがハッと顔を上げれば、そこにはあの日（白蛇の時）の覚悟の眼が。そして、同じ炎が楪の瞳にも灯っていて―― 10．ニコラの頬に一掬の涙が伝う。あなめあなめ。こんな時に目にゴミが…… 11．小さくなりゆくバイクにニコラが呟く「頼んだわよ。最高の伴侶を得たわね、紲」 12．漆山夫妻、米沢警察署へ到着（既存部分）以上のような感じとなります。ニコラがメンズと戦闘開始してからの決着が描かれていなかったというのも消化不良の一因だったので、彼女をメインとしつつ紲と楪を描くという形にしたいですね。第三部がアルファポリス上に投稿されるまではまだ時間があるので、他の加筆修正ポイントを探しながら、じっくり煮詰めたいと思います。頑張ります。次こそは書籍化枠を獲るぞー！！ではでは！！
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2025年2月2日
【Vol.106】行けるのかい、行けないのかい、どっちなんだい！【ジョサスケラ定例報告】
どーもっし！　ノーキツネ・ウシュワル……ツェネーガー（ハッ）改めまして、雨愁軒経です。今年は２日が節分ということで、日曜日と被ったこともあり賑やかでしたね。現在我が家の冷蔵庫には昨日の売れ残りを安く買わさｒ――喜んで買わせていただいた大量の恵方巻が鎮座しております。皆さまはいかがお過ごしでしょうか。さて、あっという間に２月ですよ。そして２月といえば、先日から度々触れておりました『第8回ホラー・ミステリー小説大賞』のエントリー期間です。応募要項が発表されましたので、今回はそちらを見ていきましょう。 https://www.alphapolis.co.jp/prize/requirements 大賞・読者賞に関してはとりあえず置いておくとしまして、注目すべきは『テーマ賞』！応募要項にはテーマ賞の一例が掲載されているのですが、これは他のコンテストでも開催ごとにちょこちょこ変わっていたりします。つまり、これらのテーマを押さえられるかどうかが勝利の鍵といっても過言ではないというわけですね。今回は『ムカサリ』『遺顔絵師』『ＩＤ』が各テーマに該当しそうかという点に着目して読み解いていきましょう。行けるのかい、行けないのかい、どっちなんだい！ヤーッ！！というわけで、まずは「ホラー」のテーマ例を見て行きましょう。大きく４つあります。【①実話風ホラー】＞＞心霊現象や恐怖体験をもとにした、とっておきの実話「風」ホラー。昨今人気の高いモキュメンタリーなど、リアリティのある、おそろしい話を募集します。やはり来ましたね……。先日『近畿地方』の映画化が発表され、かなり勢いのあるジャンルですね。うん、書ける自信がまるでありませんので見なかったことにしましょう（白目）【②因習ホラー】＞＞不可思議な言い伝え、忌まわしい風習、古くから続く奇妙なしきたり……因習・土着信仰・民間伝承などをテーマにした物語。はい、本題ですね。因習！土着信仰！民間伝承！『ムカサリ』はトリプル役満です。ありがとうございました。 ……というわけにもいかなくて。よくいわれる「因習ホラー」タイプの作品って、『ムカサリ』とはちょっと毛色が違うんですよね。カクヨムコン系だと『鬼妃秘記』とかがそうかな？テーマ説明の前半にある「不可思議な」「忌まわしい」「奇妙な」といったワードからも察せられるように、やっぱりあくまでフィクションの因習・伝承が求められているくさいんですよね。現実の風習って、基本的には人のしあわせを願うものですから、不可思議でも忌まわしくも奇妙でもないんですよね。そういう意味では、ここは『ＩＤ』をどうにか捻じ込みたいところです。【③オカルト・異能】＞＞魔術、UMA、都市伝説といった定番オカルトに加えて、陰陽師、超能力者など、特別な力をもつ人を題材にした物語。これを読んだ時「どっちだ……？」と思いました。お固く文芸寄りに考えれば、「魔術」は黒魔術やブードゥー、「特別な力」はサトリとか共感覚だとか、そういったシリアス路線が当てはまりそうなんですよね。ただ一方で「異能」という括りが気になります。ホラー・ミステリー小説大賞では前回をはじめ過去の受賞作で霊能探偵系があるんですよ。その辺も「異能」にカウントできるのなら、『ムカサリ』はアリなのかなと。【④学校のこわい話】＞＞怖い、だけどワクワクする！　七不思議や怪談など、学校にまつわる、摩訶不思議で背筋がぞっとするお話。それ入るんだwwwwというのが正直な感想でした。ちなみに学校舞台のデスゲーム系は後述する「ミステリー」の方に入るようです。ただそうなると難しくって。奇しくもちょうど先日『遺顔絵師』でも触れましたが、学校の七不思議を題材にすると舞台が小～中学校くらいになるはずなんですよ。高校生は地元から遠いところに電車乗って通うことが多いため、その土地のこと、近所のいわくなどを知らないから七不思議を作りにくいんですよね。かといって児童文学でも作るんけ？というわけではないでしょうから……ううん。もしかして、もしかしてですよ。これ『遺顔絵師-Reminiscence-』のこと言ってます？ただ『遺顔絵師』という大きな括りで見ると、別に「学校のこわい話」ではないんですよねえ……ううん。なんだかアリ寄りのナシ寄りのアリみたいな複雑なところですが、次に行きましょう。「ミステリー」のテーマです。こちらも４つありますね。【①個性派キャラクター】＞＞個性豊かで魅力的なキャラクターが活躍する物語。目を惹くギャップや能力をもつキャラクターを大募集！はい紲ファミリーと合歓のことですねありがとうございます（２回目）これはむしろ私の「文芸寄りではないキャラクター造形」というところが有利に働きそうな気がします。『ＩＤ』の方はどうだろう。ぶっちゃけ昴はだいぶニュートラルな存在なので、現在の時点で未登場の「いただき女子」や「ＨＥＮＴＡＩ」で色を付けていくのが良さそう？【②頭脳ゲーム】＞＞犯人を当てるだけがミステリーじゃない！　頭脳バトル、推理ゲームなど、ひねりのある謎解きをテーマにした物語。あ～～～、微っっっ妙！ものすっごく都合よく拡大解釈をすれば、『ムカサリ』の推理パートや『遺顔絵師』での成仏条件の模索パートといったところは「ひねりのある謎解き」といえなくはないんでしょうが、まあそういう意味ではないんでしょうねえ。要は『今際の国のアリス』や『たとえ灰になっても』みたいなことをやらせたいんでしょう？これに関しては引っかかれば御の字くらいで見なかったことにするのが安牌そうですね。【③ユニークシチュエーション】＞＞密室やデスゲームといった定番はもちろん、特別なことが起こりそうな極上の舞台で繰り広げられる物語。 ……お、おう。②に続いてグロ系の色が強そうなテーマですね。こちらは『うみねこのなく頃に』や『シロナガス島への帰還』みたいなことをさせたいのかなという印象。説明文ガン無視で「ユニークシチュエーション」という点だけ見れば、そりゃもうこちらには「山形」という最強の切り札があるんですけどね。冥婚が人気でありながら、多くの人が日本をスルーして海外式冥婚をやる理由は、ひとえに山形へ取材に行くのがめんどいからだと思うんです。その点こっちはド近所のガチ勢ですからwww つまりその、ええと……『ムカサリ』はダメっすか運営さん？（ﾁﾗｯﾁﾗｯ【④息をのむドラマ】＞＞スリリングな展開、絡み合う思惑、あっと驚く真実……。読み応えのある、骨太でドラマティックな物語。有　終　の　美　！！はじめにざっと応募要項へ目を通した時、ここでガッツポーズをしました。好きな形式を追い続けてきて良かった……！！『ムカサリ』における、「糸結び」「糸繋ぎ」「糸解き」と三部にかけて「運命の赤い糸」を根幹のテーマとした紲と楪の愛のドラマ。これを骨太といわずしてなんといいましょうか！（迫真）『遺顔絵師』もそうですね。スリリングや思惑といったところは作品の性質上軸がズレますが、花言葉を絡めた合歓と右近くんの決断はドラマティックと呼んで差し支えないのではないでしょうか。あとはこれから続くことになる『ＩＤ』でも、しっかりこの辺りのポイントを押さえておけるといいですね！以上、８点のテーマ例でした。先ほども申し上げましたが、全体的に「アリ寄りのナシ寄りのアリ」といいいますか、ドンピシャド真ん中ではないだろうけれど、決してカテエラというわけではないという結論になりそうです。一応、有利なところはいくつかあって。まず、コンテストでもひとくくりになっている「ホラーとミステリー」の２要素。これは『ムカサリ』然り『遺顔絵師』然り『ＩＤ』然り、同時に持ち合わせているものなんですよね。過去の受賞作を見ても「ホラー部門はこれが受賞で、ミステリー部門はこれが受賞」といった発表のされ方はしていなくて。つまり全体の中でもホラー寄りかミステリー寄りかという形になることが重要だと思うんです。例えば極端な話、ミステリーの名があるからとシャーロック・ホームズを投げてもダメだということですね。そういう意味では、うちの子たちはだいぶ適任なのかなと。もうひとつは、物量で攻められること。現在エピソード・ゼロを書いている『遺顔絵師』は、第一部分をアルファポリスに投稿済みなのでちょっと難しいんですが、『ムカサリ』は先日まで外部リンク投稿をしておりましたので、新規投稿すればエントリー期間中からアクセル全開でイケるんですよね。『ムカサリ』は第三部のエピローグまでで８４話あります。この時点で１日１話投稿でも溢れるくらいなんですが、いかんせんあの頃は１話あたり４～５千文字とかザラだったので、さらに分割すると１日２話＆週末は３話投稿も見えてきます。これはかなりデカい。一方で、明確に不利な要素もあります。ある意味では致命的な欠陥です。というのも、アルファポリスでは作品投稿に際して、男性向けか女性向けのどちらかを選ぶ必要があるんですね。これがまあ～厄介で、両方という選択肢がないんですよ。『ムカサリ』はヒロイン勢だけ見れば男性向けっぽいところがありますが、紲と楪のＷ主人公ですし、根幹の「愛」というところに目を向けると考え方は女性的のような気もするんです。『遺顔絵師』にしても、女性向けではないだろうなとは言えるのですが、じゃあ男性向けかと問われれば疑問で。たとえば『君の名は』や『ヴァイオレット・エヴァ―ガーデン』はどっち向けですか？といった感じのサムシングがあるんですよね。というかホラーに男性向けも女性向けもあるかーい！とちゃぶ台返しをしたくなるところですが、昨年書籍化された『腹痛さん』に思い知らされたことは記憶に新しいですね。あちらはヒロインのかなめちゃんから見たかっこいいヒーローの腹痛さん、という構図だったから、女性向けレーベルである富士見Ｌからの出版となったんじゃないかと思うんです。その点『ムカサリ』は富士見Ｌからは確実に外れます。もちろん、それ以前から承知の上ではありました。だからこそ電撃小説大賞でＭＷ文庫狙いをしていましたから。とりあえず男性向けで投稿して、アルファポリス編集部さまの懐の深さに賭けるしかありませんね。それともう一点。こちらもめちゃくちゃ重要なのですが、実は『遺顔絵師』は以前「ほっこり・じんわり大賞」で選外となっているんです。何がヤバいかもうおわかりですね？そうです。アルファポリス編集部から「『遺顔絵師』は"じんわり"ではない」と見なされている可能性があるんです。ほっこり要素の方がなかったから、という理由であれば救いもあるのですが、じんわりではない＝ドラマ性がないという判断であればとても厳しい戦いになりそうです。 ……いやまあ投げるだけタダかな。やってみましょう。まずは目下、２月中に『遺顔絵師』の完結と『ＩＤ』の始動を果たせるよう頑張ります。 ――と言った矢先に申し訳ありませんが、今日はヨムに回る予定です。どっかの誰かさんが応募要項の分析ノートだけで5000字も書いているから……もう朝ですよ。面目ない。。。また次回更新から、よろしくお願いします。ではでは！！
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2025年1月27日
【Vol.105】背筋も凍るような寒い日ですけえ、ホラーの話でも【ジョサスケラ定例報告】
どーもっし！　雨愁軒経です。ちょっと前に年末だよ！と言ったかと思えばもう２月。はええ……。皆さまはいかがお過ごしでしょうか。世間では今年も横溝正史ミステリ&ホラー大賞が行われ、先日一次選考の結果が発表されたとのことで。まあ私の好むホラーでは当大賞のカラーに合わないということで蚊帳の外ですね。仮に『ＩＤ』が順調だったとしても、やはり合わないかなと思います。こればっかりは仕方ないですね。さて、ホラーと言えば、なんですが。今回はちょろっと、ホラー分野で応援している作家さんの紹介をできればなあと思っております。というのもですね。これが素敵な作品ばかりですので、腰を据えて読もう！と思っているうちにどんどん時が経ってしまっていて…… 読む気はあるんすよ！ごめんなさい！というお詫びの意味もあります。いやほんと、近日中に読みます！というわけで、今回は三作をご紹介！（順番はブラウザに開いていたタブの順です。悪しからず）まずお一作目。六散人さまの『＜カクヨムコン10＞鏡堂達哉怪異事件簿ー五帝の佐の章』 https://kakuyomu.jp/works/16818093089005452755 こちらは各章が別個に投稿されていた『鏡堂達哉シリーズ』をカクヨムコン向けに合体させた作品で、とある事件をきっかけに怪異事件へ立ち向かうことになった刑事・鏡堂が主人公の異能サスペンス・ホラーです。事件として捜査をしていくため、きちんと各章で解決がなされるというのが大きな特徴で、サスペンスとしての構成力はもちろん、個々の事件のテーマ性というのもまた魅力なんですよ（第二章『ほのかみ』の結末などは大好物です）。そんな風にサスペンスとしての要所をしっかりと押さえつつ、ヒロインの天宮さんとの恋模様なども添えてくるので非の打ちどころがありません。しかもスピンオフで『〇〇大学リケジョ女子会』という作品も投稿されていて、チラッと見た感じ、少なくとももう四人は魅力的な女性陣が控えていそうなんですね。楽しみです。私が『ムカサリ』をライト文芸として書き始めていたらこういうテイストになっていたのかなあという、ある種の理想といいますか、お手本のような作品です。ムカサリだと芽瑠やニコラの兼ね合いで実写化には不向きですが、『鏡堂達哉』はバリバリいけそうです。天宮さん誰になるかなあ…… 講談社運営の投稿サイト「Novel Days」にてランキング首位を勝ち獲っているということで、近いうちに形になったりしちゃうんじゃないかと密かに注目しています。これで投稿一年目とかマジぃ？そして二作目。夷也荊さまの『紫苑』 https://kakuyomu.jp/works/16818093089463048067 南米において願いごとを叶えてくれるといわれる「エケコ人形」を題材に、主人公の少年が惨劇に巻き込まれていくホラー作品です。幸運を呼ぶとはいえ、まじないをかけた以上は呪物。惨劇と人形との関連は……という、和ホラーのじわじわ来る恐怖が味わえる逸品。作者の夷也さまが民族学に造詣が深い方で、その真骨頂が発揮されておりますね。夷也さまもお手本としてリスペクトしている作家様の一人です。この方は私と同じく山形に縁のある方で、『ムカサリ』の時に出会いました。ムカサリも実在の風習や民話を題材にした作品ですから、民俗学の扱いや考え方といった点で道標になるんですよね。呼んでいて解釈が一致していたりすると嬉しくなったりします笑カクヨム上では珍しい、一般文芸寄りの作品を多く手掛けておられて、過去には『カッコウの巣』という作品で小説現代の新人賞にて一次通過をしたこともある確かな実力者です。ちょうど今朝方完結通知が来ましたので、文芸イケるぜ！という方はぜひぜひ。ラスト、三作目。豊島ダイさまの『邪眼の巫女』 https://kakuyomu.jp/works/16818093081870736043 かつてその美しい目で人々を救っていた巫女が、強大な悪霊『邪眼の巫女』として現代に黄泉返ってしまっている……という作品。ジャンルとしてはアクションホラーになるんでしょうか。私がよく引き合いに出す『零』や『ＳＩＲＥＮ』のように、エピソードによって主人公を変えながら悪霊に立ち向かっていくタイプのお話です。こちらなんと、作者の豊島さまはカクヨム投稿一本目ということで、新進気鋭の作家様なんですよ。カクヨムコン前にお見かけしてフォローした時にはまだ☆１桁だったのが、いつの間にか☆３桁突入されていてびっくりしました。やっぱ見る目あるな私（隙あらば自賛）こういう言い方をすると上から目線のようになってしまいますが、確かに全体的に文章構造は初心者感があるんです。しかし、邪眼の巫女が襲ってくるシーンでは思わずゾワッと来るような一文があったりして、それがまた記憶に残るんですよね。パンチラインってこういうことなんだろうなと、そのセンスには脱帽です。以前どっかの誰かさんが「『零』系の話はWebホラーではウケない」なんて言っていましたが、アレはただの負け惜しみだということが証明されてしまいましたね。読まれる作品を書けばちゃんと読まれるんすよ……ぐすん。今のうちに媚びを売っておいて、豊島さまがいつか頭角を現したあかつきには、図々しく古参を名乗っていきたいと思います（白目）えー……というわけで、「ちゃんと読むよ！わ、忘れたわけじゃないのよ！？」という弁解も兼ねて、注目作品の紹介をさせていただきました。どれか気になった作品はあったでしょうか。やはり私が好んでいるということもあり、雨愁作品が合う方には刺さるんじゃないかなと思いますので、お時間の都合などよろしければ、是非立ち寄って♡や☆を付けて応援してくださると嬉しいです。私の方はといいますと、先日の復帰から連勤に次ぐ連勤だったのが、明日から二連休と相成りまして。さらに来月も、連勤多めな代わりに、休日はすべて二連休でいただけることになりましたので、この機にガガガッと調子を取り戻していきたいと思います。スポーツやピアノと一緒で、ちょっと書かないとすぐに感覚が鈍りますね。頭の中の点と点が線で繋がらないもどかしさ。これは早急にどげんかせんといかんところです。例年通りであれば２月は「ホラー・ミステリー大賞」のエントリー期間がありますから、来月は『ムカサリ』の改稿をしつつ、『ＩＤ』か何かの新作に着手したいと思います。ＩＤで確定じゃないのは、この賞の過去回を見ていると時代の流れによってかなり左右されている感じがあるからですね。最悪『ムカサリ』も駄目かもしれないまであるんです。ミステリーホラーなのにwwww こればかりは、応募要項が発表されてからですね。臨機応変に対応していきましょう。何、最後に立っていれば勝ちです。書き続けてさえいれば道はあります。頑張りまっしょい。ではではーノシ
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2025年1月20日
【Vol.104】なあ。ちょうどいい塩梅にしてくれないか【ジョサスケラ定例報告】
どーもっし！　雨愁軒経です。今回の年末年始は過去イチてんてこ舞いの状況ですが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか。私は……昨夜、ホッカイロで地獄を見ました（まだあるのかよww）いやほんと困った話でして。さすがに体の老化が著しいという事実を深く受け止め、これからは寒いと感じる前にきちんと体を温める方向で予防しようと考えました。職場の制服（エプロン風作業着）は夏も冬も同じで、衛生上何かを羽織ったりすることもできませんので、インナーをどうにかするしかないんですよね。そこで採用したのが『貼るカイロ』でした。色々調べてみたところ、どうやら①丹田、②仙骨、③肝臓の三カ所に貼ると体温や代謝が上がり、ダイエットにもいいよということがわかりまして。まず初日が下腹部だけ。二日目がプラスおしり。そして三日目が肝臓も含めた三点貼り……といった風に、一昨昨日からちょっとずつやってみたんですよ。仙骨までは良かったんです。すごくポカポカしていて、低温火傷に悩まされることもなく、これはいいぞと狂喜乱舞していたくらい。問題は肝臓です。それが昨夜のことでした。資料によりますと、重要な臓器である肝臓を温めることで、老廃物の排出や脂質の代謝が活発になり、美肌効果もあるそうで。当然、ワクワクしながら貼ってみました。はじめは「腰回りと違って服が浮くから、ちゃんと温まらないんじゃない？」と思いながらも、一時間もするころにはしっかり温かくなってくれました。そこからさらに小一時間もすると、じんわりと汗もかいてきて体の芯から温まっているのがわかりました。ここまでは良かった。それから30分もした頃でしょうか。寝起きに圧迫されていた腕に感覚が蘇っていく時のような、血の流れる感覚と、熱い風呂でのぼせたような感覚がどっと押し寄せてきて、頭がクラっとしたんですよね。原因はカイロしかないと直感し、慌てて剥がしました。すぐに症状は鎮まりはじめてくれましたが、やはり体の内側から熱を持っているせいか、余韻はけっこう長かったです。もう勘弁してくれと思いましたねwww もしかしたらこれは俗に言う好転反応の一種なのかもしれないんですが、体を良い方向に持っていきたいのに苦痛を伴わないでくれとwwww 頼むから、ちょうどいい塩梅にしてくれないか……っ！貼る位置は複数のサイト・動画で確認をしたので合っているはずなんですよね。シャツ一枚越しでは薄すぎたのか、そのシャツがヒートテックであったことが問題だったのか、まだちょっと良く解っていませんが。もう何回か試してみて、合わなさそうなら丹田と仙骨だけに留めるしかないでしょうか。しかし現状一番の大敵は体調を崩すことなので、それを防ぐためには試行錯誤するしかありませんね。奇しくもそんな今日から大寒期ということで。皆さまもどうぞご健康に、日々をお過ごしください。誰かさんの二の舞にはならないように（白目）ではではー！
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2025年1月5日
【Vol.103】三が日って言ったじゃない！！【ジョサスケラ定例報告】
どーもっし！　おはようございます。改めまして、明けましておめでとうございます。雨愁軒経です。今年は４、５日が土日ということで、例年より長いお正月でしたね。これじゃあ五か日じゃないですかー、やだー！！やはり休みが長いと帰省される方も多いのでしょうか。それを想定して多めの発注をかけていましたが、それでもカツカツになるくらいのお客様がいらっしゃいました。もう今から来年の昨比が怖いですww 嬉しい悲鳴って、悲鳴なんだなって（遠い目）さて。年明けからドタバタしておりましたが、不肖雨愁軒経、ようやく新年の第一歩を踏ませていただきます。本日の更新は『遺顔絵師』のみとなりますが、明日以降は他作品にも手を加えていく予定です。よろしくお願いします。それにしても、この時期の何が一番困るって、カラオケでのリフレッシュができないことなんですよね……wwww 雪やフロントの凍結・結露を溶かすために暖房をガンガンにかけるんですが、そんな中で車内カラオケをするとすぐに喉ががっさがさになるんですよ。かといってカラオケ店に駆け込もうにも、冬休みのため満室＆満室。よしんば入れたとしても周囲はお祭り騒ぎなので治安があまりよろしくなかったり。いやあ困った。まあ、もう少ししたら日常が戻るので、それまでの辛抱ですね。頑張って行きまっしょう！ではではーノシ
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2025年1月1日
はっぴーにゅーいええええええええ！！
どーもっし！　雨愁軒経です。新年明けましておめでとうございます。こちらは朝イチの干支置物配布や福袋販売に目処が付き、雪の中小休止をしております。コーヒー美味え。皆さまはいかがお過ごしでしょうか。さて。私は↑でゴリ押した新年の挨拶でございますが、皆さまは何と言っていますか？今日「『新年明けましておめでとうございます』は間違いだよ」と指摘されてびっくりしましたww 曰く。 ①「新年」も「明けまして」も同じ意味だから重複する。 ②「明ける」は梅雨明け、夜勤明けのように何かが終わることを意味するから、「新年明けまして」だと新年が終わってしまう。とのこと。 ……アッハイ。お、おう。……んんー？わかりそうでわからないwww その理屈に則るなら「新年おめでとう」はともかく、少なくとも「明けましておめでとう」も禁止なはずなんですけどね。大丈夫そ？この場合の「明け」は言外の「旧年」にかかっているので別に問題ないでしょう。むしろ「旧年」と口にしないという、忌み言葉を避ける最上の配慮までありますよね。近年ちらほら耳にしますが、ほんと、よくわからないマナー講師が増えてるなあ。素直に定型文使って言祝いでおけって笑ふと思ったんですが、作家が集まって本気で似非マナー作ったらとんでもないことになりそうですね。んではでは、仕事の続きに行って参ります。今年もよろしくお願いしまっす！ではではーノシ
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2024年12月30日
【Vol.102】ほんとに医者の言うことを守らないなお前はwwww【ジョサスケラ定例報告】
どーもっし！　雨愁軒経です。皆さまはクリスマスと年末、いかがお過ごしでしょうか。他の方の近況ノートでも家族サービスなり大掃除なりと賑やかそうでいいですね。私どもはそういった皆さまの買い物先を担う側の労働者ですので、誠心誠意張り切らせていただきます。さて。前回のジョサスケラで、名乗りを「地獄生徒う～しゅ～」としていたんですが、お気づきになられましたでしょうか。アレは元々、サブタイトルが「この世はわからないことが沢山ある」だったんですよ。年の瀬のドタバタだったり、愛飲していたピースが製造終了してしまったり。職場の人間ドラマのあれこれだったり。それが結局ああなったんですが、その際にう～しゅ～の部分を修正し忘れていたという背景があったんです。推敲は大事ですね。んでんで。本当にこの世はわからないことがあるなあと改めて思ったのが先日の話。なんとですね。サイボーグ婆さんが退院してきましたwwwwwww ええ。ええ。「年内には帰れない」「二ヶ月ほどの入院が必要」「手術は必要ないが、体力的に万が一は有り得る」という話はどこにいったのかと。点滴が外れたという電話をもらったときには天を仰ぎましたね――あ、もちろん良かったなあという善の感情ですよHAHAHA！ ……しぶてえwww まったく、医者が二ヶ月って言ったなら二ヶ月寝ておけwwww そんなわけで、またドタバタしておりました。後はもうないな！？事件はないな！？解放してくれるな！？ww 皆さまも年末年始、どうぞお元気でお過ごしください。よいお年を！ではではーノシ
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2024年12月23日
【Vol.101】キラキラネームにもほどがある【ジョサスケラ定例報告】
どーもっし！　地獄生徒う～しゅ～です。ハッピーバースデートゥーミー！　……なんて喜ぶ歳でもなくなり、まして国から祝日化を却下されたためにアイデンティティも失った我が誕生日ですが、今年はちょっといい発見がありました。事の発端はスーパーのジャムコーナーでコメダ珈琲のパキッテこしあんを見つけたことでした。そういえばクリスマスケーキ注文してねえわと思い立ち、スポンジケーキと生クリームとを併せて買い、和菓子風ホールケーキを作ったんです。それがまあ美味しくて美味しくて……出費千円でこれは大当たりでした。ただいくら美味しかったとはいえやっぱりスーパーのスポンジケーキは限界がありますから、是非ともお店のこしあんショートを食べたいところ。しかしググってもレシピサイトはちらほら出てくるだけで、ケーキ屋として扱っているところは少なさそうで驚きました。ホテルニューオータニでも『大納言ショートケーキ』として、抹茶クリームだったんですよね。流行ってくれないかなあ、こしあんショート。一方で、あまり良くないニュースもありまして。昨年のカクヨムコンの時にもお騒がせした我が家のサイボーグ婆さんが先日再入院をしました……wwww 心不全の方にはままある状況らしいですね。むしろ手術が不要な上、再入院まで約１年もったというのは長い方だそうで。一応、大事には至らないとのことですが、歳も歳ですし、前回のことを考えると長期入院によってボケが加速するんじゃないかと予想されます。正直そっちの方がめんどい。にしてもほんと、年の瀬ってのは魔境ですね。『来年のことを話すと鬼が笑う』なんて言いますが、それだけ鬼が近くに潜んでいるんでしょう。しまっていこー。さてさて、掲題の件。これは正月のしめ飾りの話なんですが。当店でももちろん際物として扱っておりまして、部門の都合上うちの担当範囲だったりするのですが、にっくき多忙の元凶という反面、実は毎年楽しみにしていたりする要素でもあるんですよ。というのも、『玄関飾り ○○』とか『リース △△』だとかの名前が読めないからですwwwww しかもこれ、伝票にも商品パッケージにもルビがないんですよ。メーカーのホームページも覗いてみましたが、ルビもないし、一部商品に至っては業者（店頭販売）専用なのか一覧に商品自体がなくって。これは困ったぞとwwwwww 簡単なものはめちゃくちゃ簡単なんです。普通に読めます。『朝日』や『梅花』はもちろんのこと、鬼滅の刃の影響で『紅蓮』は認知度が高いですよね。もう一歩踏み込むと『百々花』や『翠花』など、百をももと読んだり、翡翠を知っていたりすると読めるよねという難易度になります。ギリ迷うのが『花の宴』と『雫月』。『花の宴』は個人的に語呂の良さで「はなのえん」と読んでいるのですが、もしかしたら単純に「はなのうたげ」かもしれません。漢字が読めないというよりは、どう読ませるものかがわからないパターンですね。また『雫月』の方も、シリーズ？商品に『雫音』『雫花』があるので、「しげつ」ではなく「しずき」であることが推測できます。ここまではいい。問題は上級です。一例を挙げてみましょう。『リース飛花』『玄関飾り乃雅』みなさんは読めますでしょうか。『飛花』に関しては飛花落葉から「ひか」かなと思ったのですが、しかし飛花落葉の意味は「花が散り葉が落ちること＝人生や世の儚さ」なので、正月飾りのネーミングとしてはやや忌み言葉っぽいきらいがあるんですよね。多分違う読み方だと思うんです。『乃雅』についても、乃が音読みでダイ・ナイなので「だいが」もしくは「ないが」だと予想していたのですが、キラキラネーム的にはこれで「のあ」と読ませるようで。そっちが語源なのかな……？ただ昨年「乃蒼」を見た記憶があるんですよね。あっちが「のあ」とちゃうんかい！wwwww まさかの『乃雅（のが）』説あります……？いや語呂悪くねえ？もうほんと、作家でも読めない名前付けてくるのやめて欲しいですよね（クレーム）一応仕事をする上では品番を参照すればいいのですれ違いが発生することはないのですが、いちばん不思議なのは、お客様から「これどう読むの？」って訊かれたことがないんですよ。 ……実はみんな読めていたりします？www いよいよ今年も残り１週間ということで。とりあえず今の願いは、安全に、健康に、無事年を越せることです（切実）いつ我が身に降りかかってもおかしくないですからね。特に先日は職場で、このクソ忙しい時期に３日ほど連休を取った挙句東京に遊びに行ってコロナを貰ってきたとてもとてもお茶目な人も出たりしまして。盆正月は帰省の関係もあってお客様の顔ぶれもがらっと変わりますから、いくら自分が山形に引きこもっていてもどこから貰うか何をもらうか分かったもんじゃないですしね（インフルとマイコで今年二敗中）。寝正月ならぬ寝込み正月にならないよう、どうぞ皆さまもお体には気を付けてくださいませませ。ではでは！
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2024年12月16日
【Vol.100】おかげさまでアニバーサリーを迎えました【ジョサスケラ定例報告】
どーもっし！　雨愁軒経です。祝☆ジョサスケラ100回達成！！わーーー！！まあ、100回だから何をするってわけでもないんですけれどもwwwww いやしかし、ここまで来られたのはひとえに皆さまのおかげでございます。本当にありがとうございます！！！！！正直言うと、もっと序盤に頓挫すると思っていました。なにせリア充（死語）とは真逆の生き方をしている人間ですから、話すことなんてすぐになくなって、職場の愚痴とかアニメやゲームの感想記みたいな状態になるんじゃなかろうかと。それがまさかまさか。意外と喋ることはあるもんですねwwww もっとも内容面に言及すると、お見苦しいところは多々見せてしまっていたかと存じます。アイドルやタレントだったら失格なやーつ。ただ一方で、何かに挑み、敗北をする度に「悔しい！」と叫んでこられた自分のことは、褒めてあげたいなとも思うんです。頑張ったよ、お前。特に今年は、私にとってとても大きな出来事がありましたね。『聖夜のアンティフォナ』の受賞。改めて皆さま、ありがとうございます。当時のジョサスケラでも触れましたが、そのコンテストの受賞作の中では最も低いランキング順位からの受賞でした。そんなところから、見出していただけた。タイミングも重要でした。あの頃の私は、もう「数字至上主義に舵切るしかねえぞ！」という状態で、オペレーションコードPAKURIとかなんとか血迷ったことを言っていたのを憶えています。実はあのライト文芸大賞も、過去の自分を捨てるために参加したんですよ。いわゆる「これでダメなら……」というやつですね。だからきっと、創作の神様が引き留めてくれたのだと思っています。私は幸せ者ですね。まあ、おかげで現在ストレスマッハなんですけどね！！（白目）もちろん、受賞できたからといって喜んでばかりもいられません。結果として『今年中にもうひとつ結果を残す』という目標も達成できませんでしたし、そこは真剣に受け止め、反省をする必要があると思っています。こえけんを落としたのは本当に手痛かった……。来年は、まず先日触れた通り、執筆スタイルの効率化を図るのが最優先に頑張ります。また作品の方向性としては、少しライト文芸系に比重を置いて核を強化しつつ、新しいことに挑戦していきたいと考えています。一言でいえば『雨愁軒経というブランドの形成』ですね。ブランドなんていうとものすごく大層なことのように聞こえますが、つまるところ『雨愁軒経？きみだーれ？』という答えを作るべく、からだごしごしあわだてあわあわする作業です。ネッキーならぬノッキーと呼んでください（白目）冗談はさておき。もしも来年、『アンティフォナ』の書籍化が叶ったあかつきには、それからの私には『アンティフォナの作者』というタスキがかかるわけですよ。聾者や障害について題材にしたキレイめな作品がデビュー作になるというのは、箔でもあり呪縛でもあるかと思います。その時になってからジタバタしなくてもいいように、今のうちに「うるせえこれがワシじゃ！」という地盤を固めておきたいという狙いです。皮算用甚だしい上、多分なんだかんだ今とそんなに変わらないとは思いますがwwww そして、年間100万字チャレンジにも挑戦します。度々話題にしている同期受賞のめっちゃすげー御方がポストしていたんですが、今年一年で目標の100万字を達成したそうなんですよ。やっぱり強い人ってそういうところを実直に達成しているんだなと思い知りました。字数もコンテスト挑戦数も私よりずっと多かった。しかもその方、最近までスマホで執筆されていたようなんですね。PCを手にした今、さらに加速することが予想されます。私も概算してみたのですが、今年一年の執筆字数はボツ含めて75万字ほどしかありませんでした。ジョサスケラで毎度長々とべしゃっているのを足すと90万字に指がかかりそうですが、それでも100万字には及んでいません。悔しいですが、これが今の私と実力者との差ですね。頑張ります。最後に。繰り返しになりますが、本当にここまでありがとうございました！！今年が殻を破れた一年であれば、来年はそこから飛び出して産声をがなり散らす一年です。カラスのまま終わるか、怪鳥として足跡を刻めるか。ピーチクパーチクピヨピヨピーピー喚きながら羽ばたきますので、どうぞこれからも見守ってやっていただければ幸いです。ではでは！！雨愁軒経
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2024年12月15日
ただいま戻りました
どーもっし！　雨愁軒経です。恥ずかしながらやっと帰って参りましたほんとすんません……っ！！年末のあれやこれやは漏れなく酒がセットで困りますね。元々そんなに強くないのですが、最近はとうとう「睡眠の質を高めるサプリ」や「目のかすみを抑えてピントを合わせるサプリ」に手を出すようになったお爺ちゃんなので、お酒による翌日のダメージがより辛くなってきまして。ぽやあーっとしてきた時点でセーブしないと怖いタチの私でこれなんですが、記憶なくなるくらい飲める人って、あの自我喪失ラインや二日酔いをどう乗り越えてるんですかね？？？酒強い人がほんと羨ましい限りです。というわけで、今日からまた更新していきます。よろしくお願いします。来年の抱負でもあるのですが、現在どうにか執筆スタイルを改革していこうと試行錯誤しています。これまでは感情型といいますか、たとえば戦うシーンでは前のめりになったり、別れのシーンでは自分も涙目になっていたり、女性視点では椅子の座り方がちょっと斜めになっていたりと、脳内の映像と感情の波を擦り合わせて書くスタイルだったんですよ。そのため途中で集中が切れる要素（来客など）があるとテンションを持ち直すのが大変だったり、次の予定を気にしながらだと気もそぞろになってしまったりするので、ひとつのエピソードを書くためにまとまった時間が必要という致命的な欠陥がありました。そのため今日更新した二つのエピソードは試みの一環として、それぞれわざと500文字程度で区切り時間を空けて書いています。いかがでしょうか。普段と相違なく仕上げられていると思うのですが…… スキマ時間活用の習慣が身につけられるよう頑張ります。何かオススメの方法等あれば教えてください。ではではーノシ
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2024年12月9日
こえけん、落選でした……。
どーもっし！　雨愁軒経です。こえけん、ダメでした……ッッッ！！色々言いたいことはありますが、負け惜しみでしかないので差し控えます。ただ驚いたのは、期間中私がフォローした作品たちがひとつも通っていなかったことですね。作者様単位で見ると通っていたりするのですが、私が⭐︎を付けた方は落選だったようです。ひとつくらいは編集部ピックアップ枠にかすると思っていたのですが…… 反省は、ひとえに投稿タイミングの戦略ですね。先ほどもちらっと触れましたが、「編集部ピックアップ」というワードに甘い夢を見たのがすべての敗因でした。第４回のリベンジに向けて、頑張ります。首と耳の穴洗って待ってろ。ではでは。
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2024年12月9日
【Vol.99】いつ仕事してんの？いつ執筆してんの？？【ジョサスケラ定例報告】
どーもっし！　雨愁軒経です。先週は色々とバタバタしておりまして……生存報告に足跡やコメントをくださった方、ありがとうございます。年の瀬って色んなものが駆け込んできますね。皆さまもお体をお大事にお過ごしください。そんな中、凄い人ってすげえんだなあと思い知らされる事件？がありまして。ちょっと前段から説明をするのですが、人が亡くなるとその家は年賀状を出せないじゃないですか。それについて、男の子がお母さんに「なんで？なんで？なんで？」ってやってたんですよ。「前の年のことは前の年のことで、次の年になったらお祝いしてもいいんじゃないの？」とか、「僕がお爺ちゃんだったら、年賀状もらえなくさせるのは嫌だと思う！」とか。なかなか答えにくい正論ぶちかますなあと微笑ましく見ていて、ふと思ったんですよ。受賞できたコンテストの主催編集部への年賀状ってどうすんのと。単著を出した後ならばマストなんでしょうけど、私はまだ受賞しただけで何も始まってないんですよね。そこで、とある同期受賞の方に「年賀状とかどうします？」と相談のＤＭをしました。この時、金曜日の16時頃です。週末の終業前、しかも12月といういっちゃん忙しいだろう時間帯ですよ。なので夜中にでも返事が来ればいいかなあと思っていました。 ……ものの１分で返ってきたんですよねwwww 仕事わい！と思いながらありがたーくレスのやり取りをしていたらですね、なんとその方「他の受賞組にも聞いてみますねー！」とか言って、そっから５分もしないうちに「これこれこうだそうですー！」って。はえーよホセ。なんかね。もうね。あんたたちどんな生活してんのとwww だってその人だけじゃなく、そこからさらに質問が回った他の方もレスポンスが早いわけじゃないですか。でもパッと浮かぶあの方とかあの方とかあの方とか、皆さん作家業以外のお仕事をされているはずなんですよ。いつ仕事してんの？いつ執筆してんの？？私なんか数日Ｘ開かないとかザラよ？？？よく『優秀な人はフットワークが軽い』なんて言いますが、その最たる例を見ましたね。やっぱりこういうアグレッシブなコミュ強さんが受賞掻っ攫うんだろうなーと（遠い目）こういうバケモノたちを見ると、自分はまだまだまだまだ雑魚なんだなあと思い知らされますね。根本的に行動原理や考え方の位相が違うんだろうな。本当にすごい。見習っていかねば。あるいは反対に、あの人たちがやっていなくてこちらがやっていることもあるかもしれません。そういうところは自信を持って武器に変えて行ければいいですね。頑張りまっしょい。ではではーノシ
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2024年12月6日
生存報告
こんにちは、雨愁軒経です。ただ今私事により、執筆時間の確保がうまくいかず、更新が滞っております。とりあえず私は生きております。相互さんのカクヨムコン参加作も読みに行けておらず申し訳ない……。明日明日にでも落ち着くとは思うので、またどうかよろしくお願いします。取り急ぎ、生存報告でした。雨愁軒経
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2024年12月2日
【Vol.98】えっ、全国共通じゃないの！？【ジョサスケラ定例報告】
どーもっし！　雨愁軒経です。秋田県のスーパーにて熊が侵入したという衝撃的なニュースを受け、うちの店も他人事じゃないのですが、鼻水がシュビドゥバしているのでそれどころではありません。皆さまはいかがお過ごしでしょうか。鼻風邪は困りものですね。ただでさえ目の奥を攻められるのに、薬を飲むと鼻水切りの作用で喉周りもカッピカピになるので本当に厄介。というかここ一年、何かにつけて症状がキツイ！！（半ギレ）これは何か悪いものの前触れなんでしょうか……とお医者せんせーに訊ねたところ「端的にいえば老化だよ」と一笑に付されました。また「みんな勘違いしているけれど、『風邪は我慢できるもの』という認識がまず間違っているからね」というお叱りも受けましたね。要はもっと早く医者にかかれと。すみませんww さて、カクヨムコン10が始まりましたね。既に応募総数が5000を超えているということで、いやあ恐ろしい。スタートの感触が一番良かったのは『四姉妹』でした。ある意味納得ですね。というのも、先日作業用BGMを流していたらこんな動画が自動再生されてきたんですよ。＞＞『“令和トキワ荘”で若者たちが切磋琢磨…今どきのまんが道に密着！いつの時代も「まんがには夢がある」【テレメンタリー】』 https://www.youtube.com/watch?v=r_R904s0QTc その中の打ち合わせ（動画の12:16～）で『プロットよりキャラクター』という旨のことが漫画編集さんから言及されているんですね。その通りだなと思いました。実際私たちが何か作品のタイトルを挙げられた時、パッと連想するのってキャラクターですよね。もちろん世界観だとかギミックだとか、どんでん返しの部分も作品を語る上では大事ですが、それより手前のレイヤーにあるのがキャラクターだと思います。そういう意味では『四姉妹』の「何か敵に回したらヤバそうだけど主人公にはベタ甘なお姉ちゃんたち」という記号は、たとえば『五等分の花嫁』の五つ子のように、セットでイメージするのに良い役柄だったのかなと思います。その点『勇者無理っす！』は『四姉妹』と比較するといささかギミック重視というか、舞台装置ありきのタイトルですから、今後きちんとヒロインたちを目立たせてあげないとなというのが課題ですね。また、『ＩＤ』はやらかしました……。昴の生い立ちについてばら撒いて置こうと逸った結果、怪異の登場より先に胸糞要素（性的○待）に触れてしまったのはやり過ぎましたね。定休日は月・木と予定していながら昨夜の更新をできなかったのはこういう理由でした。申し訳ありません。早急に練り直します。そして。意外な事態が起きたのは『遺顔絵師』でした。皆さまは「おごふ」というものを御存じでしょうか。仏前から引き下げたお供え物のことで、それを私たち人間が頂戴するという敬いの文化です。ただ……ええ、おそらく多くの方が初耳でしょう。実はおごふの風習って、山形県の日蓮宗だけらしいんスよwwwww 私としては当たり前のことだったので、ムカサリ第三部のプロローグでも全国共通認識だと思って書いていたのですが、衝撃の事実でした。よく配信者がぽろっとこぼした方言や店名で出身地がバレてしまうみたいな話がありますが、宗派バレってのは新しすぎません……？いやまあバレたからなんだって話ではあるんですけれども。図らずも「本当に山形に住んでいる奴がムカサリを書いていたんだＺＥ☆」というのが証明されたということで。そんな、てんやわんやの滑り出しだった12月頭でした。そういえば12月は、こえけんコンテストの中間発表が予定されていますね。前回は11月中間の1月最終というスケジュールで、中間の結果は11月27日（月）に発表されたようです。ワンチャン今日辺り来るかもしれませんね。ドキドキです……どうか通っていますように。ではではーノシ
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2024年11月29日
カクヨムコン10応募作、18:00より公開開始します！！
どーもっし！　雨愁軒経です。カクヨムコン10が開始ということで。うちの子たちも先ほど公開が開始されました。何卒よろしくお願いします！！【ライト文芸部門】遺顔絵師-Reminiscence- https://kakuyomu.jp/works/16817330654887008775 【異世界冒険部門】勇者、無理っす！～異世界転移して勇者になったけれど戦うのが怖すぎるので「どうせ死ぬなら一発ヤらせてくれ」と土下座したらチートスキルが目覚めた件～ https://kakuyomu.jp/works/16818093089205274528 【異世界ライフ部門】家無し貴族、メンヘラ四姉妹と領地再興を始めます～先代の領地は魔物蔓延る辺境ですが、姉さんたちが悪魔的に強すぎるので安心です～ https://kakuyomu.jp/works/16818093089205501733 【ホラー部門】ＩＤ‐夢貌ノ澱‐ https://kakuyomu.jp/works/16818093089205955473 月・木が定休日。それ以外は毎日更新ができるよう頑張ります。ではではー！！
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2024年11月25日
【Vol.97】お爺ちゃん、酉年は５年先ですよ【ジョサスケラ定例報告】
どーもっし！　雨愁軒経です。タイヤ交換にインフルエンザ予防接種にと早くも師走の感覚でぱたぱたしております11月末でございますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。私は運転免許証更新も来ましたwww 誕生日が12月末なので、ちょうどカクヨムコン期間中とだだ被りするんですよね。そういえば前回の更新はカクヨム参入前だったので、これは想定外だった……そうか、一日潰れるのは確定か（目逸らし）さて、週末にはとうとうカクヨムコン開催ということですが。いやあ、相変わらず鳥頭がひどいですね。仕事では商品づくりや売り場での作業など、手を動かすだけのタイミングがしばしばあって、そういう時には頭の中で妄想領域展開をしてセリフなどのシミュレーションをしているのですが、やはりあくまで仕事中なので、都度メモを取るわけにもいかないんですよね。なので一区切りつけてからバックヤードに引っ込んでメモを取ろうとするんですが、まあ忘れてるんですよwwwwww 今年は辰、来年は巳。酉年までまだ５年あるというのにこれは、ちょっとお爺ちゃんが過ぎますねえ。ひとまず、肩の力を抜いて頑張りたいと思います。ではでは！！
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2024年11月18日
【Vol.96】逆風の瞬間風速が強すぎるのよ【ジョサスケラ定例報告】
どーもっし！　雨愁軒経です。南の方で台風が暴れ散らかしている影響なのか、昨夜は山形にも謎の強風が吹き荒れました。皆さまはいかがお過ごしでしょうか。さて先週は、ちょこちょことティザーの公開を始めたりとしていましたが、一旦それとは別に、個人的大事件が２つありましたので、そちらから語ります。まず１つ目。先日『ムカサリ』にいただいたコメントに端を発する珍事件ですね。ある方がプロローグの部分を読んで下さり、そこに「孔雀みたいで面白い」とコメントをしてくださりました。浅学で恥ずかしいのですが、ピンと来ませんで。検索して漫画の『孔雀王』シリーズに行き当たり、まず驚きました。「宗教漫画ブームのはしり」とされる大先輩作品ということで、本当に申し訳ない……。してこの『孔雀王』。某漫画配信サイトで冒頭が読めたので目を通したのですが、腹を抱えて笑いました。「アビラ・ウンケン・ソワカ」と大日如来の真言を唱えながら戦い、その後村人へ怪異の説明をする際も、ページの半分文字なんじゃないかというくらい小難しい長広舌がつらつらつらと……。これもう自分が作者じゃなかったら『漆山紲』は『孔雀』のパクリだと確信するレベルっすよねwwww ただ笑いごとでもなくって。今回はたまたま「孔雀みたいで面白い」と仰っていただけましたが、もしかしたら「孔雀みたいなパクリ作品は読まない」と回れ右をされたり、選考でバツを付けられていたかもしれないわけですよ。 ……マジかと。もちろん書く前に類似作チェックなどをしていたのですが、検索範囲が「霊能探偵」だったんですよね。なので比較対象が『八雲』シリーズとか、『虚構推理』とかになっていたんですよ。これは盲点だったなあwwww ひとまずは、奇しくも魁たる作品と同じ発想ができたということは自信にしようと思います。 ……などと自画自賛しかけたところで、２つ目の事件です。皆さまは先月からカクヨムネクストとして先行公開されていた『宵を待つ月の物語』という作品はご覧になっておりますでしょうか。かの『わたしの幸せな結婚』の著者・顎木あくみ先生の新作ということで、注目必至な一作。ネクストじゃなくてもクライマックスまで読めますので、是非読んでみてください。 https://kakuyomu.jp/works/16818093085173211186 はじめこの作品のバナーを見かけた時には「へえ新作！和風？現代？はえー。まあカクヨムコンとは競合しなさそうだなあ、良かった良かった」なんて呑気に構えていたのですが、中身を読んで絶望に打ちひしがれました。本作『宵を待つ月の物語』は、『わたしの幸せな結婚』と同じく富士見L文庫です。富士見L文庫といえば記憶に新しいですね。そうです、『邪祓師の腹痛さん』の書籍化をしたレーベルですよ。つまりこれは、私が書籍化を目指す上で書くべきだった『ムカサリ』であり『黒騎士』だったという模範解答と解釈できるわけです。（以下、微ネタバレを含みます）『宵を待つ』の主人公である夜花は「まれびと」という運命の寵児であり、同時に呪いの対象でもある性質を持ちます。呪いというのは簡単にいえば「ある存在によって一族郎党まとめて惨殺されるため、まれびとは長生きできない」というものですね。この辺りは、『ムカサリ』の楪が置かれていた状況と通ずるものがあります。また戦闘シーンがけっこうがっつりと描かれているんですよ（特に七章）。夜花は御使いの力を借りて「盾の力」を使います。イメージ的にはBLEACHの織姫が使う三天結盾のようなものですね。滅却師よろしくな弓スタイルな我が家の楪さんとは攻守の面で対照的ですが、戦闘でのボロボロ加減は似たようなところがありました。また以前『黒騎士』の反省会にて、組織だった敵の存在などは今はウケないんじゃないかという考察をしましたが、『宵を待つ』の敵は序列何位とか決められているような大組織だったりもします。私がこれまで書いてきたものに要素は全部あったのに、それらの繋げ方が違うだけで、こうも評価が変わるわけです。一番凹んだのはレビューコメントの「民俗学要素もあり考えながら読むのも楽しい」という一文を読んだ時でした。『宵を待つ』はホラー作品ではないので、怪異設定は比較的ライトなんですよ。ですがそのくらいの温度感こそが正解だったんです。悔しいですね。ものすごく悔しい。もちろん、なにかパクりだとか当てつけだとかいちゃもんを付けるつもりは毛頭ありません。ただ王者が歩いただけです。それを見た私という路傍の石が勝手に砕け散っただけ。ただ一つ言えることは、心のどこかでわずかながらに夢見ていた「『腹痛さん』に続け！」という未来の可能性は、少なくとも富士見L文庫さまではゼロになったということ。 ……にしても、どーしてこのタイミングで来ちゃうかなあwwwwww 逆風の瞬間風速が強すぎるんですよ。どう立ち直れっちゅーねん。えっぐぅ……悪ぃやっぱつれえわwwwwww ただまあ凹んでもいられないので、どうにか這い上がってやりましょう！というわけで、前段が長くなりましたが、ティザーの振り返りと補足をしていきます。まずは【ライト文芸部門】遺顔絵師-Reminiscence-。 KIMSはOP/do as infinity『柊』、ED/彩音『Close Your Eyes』。事前の段階では、中華風舞台で絵筆を振るうヒロインの話にしたいと述べていましたが、あれから色々と考えた結果、自分が書きたい『遺顔絵師』というのは姫彼岸合歓なんだという結論に達しました。合歓がダメだったから主人公を変えようなんていう発想もなんか違うなと。今回も花言葉をベーステーマにできたらいいなと考えています。KIMSの『柊』もこういう理由からですね。柊の花言葉は「用心深さ」「先見の明」「貴方を守る」。素敵ですね。有棘・有毒植物の花言葉で統一するのも面白そうです。有名なところだと花言葉が怖いというスノードロップとか。由来を知ればむしろ愛に満ちたものなんですけどね。次に【異世界冒険部門】勇者、無理っす！（以下略） KIMSはOP/サイキックラバー『XTC』、ED/LiSA『ジェットロケット』。先日ふっと浮かんだものを採用したネタですね。全体的にコメディ寄りというか、えっちな雰囲気で進めようかなと思っています。ファンタジーにエロを混ぜるのは『神眼』でもやっているので、きっと大丈夫でしょう。また元々本番シーンは描かないという風に決めていたのでBANはそれほど気にしていないのですが、どちらかというとギャグの内容というかパロディ面が不安ですね。ティザーの段階で勢いで「ウィンガーディアム・レビオサー」を引き合いに出した小ボケをしたのですが、こういうことをやるなら複数散りばめた方がいいし、ここだけだったらいっそ無い方が良いわけです。 ……うん、レビオサーのところは変更ですねwwww ３つ目は【異世界ライフ部門】家無し貴族、メンヘラ四姉妹と領地再興を始めます（以下略） KIMSはOP/TRUE『Divine Spell』、ED/doubleeleven UpperCut『Allegro!! Non-Limit!! ～オトウト激LOVE MAX％～』。当初ヤンデレ四姉妹だったのですが、みんな主人公大好きなので、これはヤンデレじゃなくてメンヘラだったぞということに気付きました。ティザーの方でもあまり隠していないのですが、このお姉ちゃんたちは主人公の実の姉妹というわけではないんですよね。これが、以前の課題だった「ヒロイン追加どうするの」への一手でした。ただ一方で、実姉・実妹だからこそ萌えるという癖も理解ができるんですよね。その辺りが吉と出るか凶と出るか。まったくの余談ですが、KIMS:EDの『Allegro!! Non-Limit!!』はタイトルからわかる通り電波ソングですので、苦手な方は聴く際にご注意をばwwww そして真打。【ホラー部門】ＩＤ‐夢貌ノ澱‐ KIMSはOP/キズ『豚（一撃ver）』、ED/-真天地開闢集団-ジグザグ『昴』。初期からイメージがかなりあったのに、形にするのが大変だったという超難産でした。主人公・昴の母親について組み込んだ時にようやく、昴の生い立ちが明確になってくれたかなと思います。ティザーをご覧いただけた方はおわかりかと思いますが、昴のセリフの一人称がブレる瞬間があります。昴は一言で形容すれば「トランスジェンダー」に当たる人物です。その上でKIMSの『豚』と『昴』を聴いていただければ「まーたこいつやってんなww」と察していただけるかもしれませんねwwww また本作は、Tips式（ADV式？）を採用したいなという予定でいます。ホラーゲームなんかで『○○の手記』とか『歴史資料』とか『恋の三角海域SOSのレコード』とか拾うアレですね。ただモキュメンタリーのように、その情報が前提ではないようにしたいと思っています。本編は本編で語りつつ、あくまでTipsは補足情報という形。PV数稼ぎとも言います（白目）必ず書き切りたいというのが以上の４点です。【現代ファンタジー】と【ラブコメ】は参戦を見送ることに相成りました。【現ファン】についてはやはり、私がやりたいのは『ヒロイアゲーム』のような少年漫画テイストというか古き良きラノベのようなことなんですよね。決してダンジョン配信系が悪いわけではないんですが、カクヨムコンの当部門がそういった毛色であれば、私のはカテエラだろうなと判断しました。また【ラブコメ】に関して。こちらは昨年の『風吹さん』をはじめとして意欲はあるのですが、いかんせん今回の『勇者無理』『メンヘラ四姉妹』がどちらもはっちゃけ寄りなので、もう既に２作ラブコメがあるような状況なんですよね。その上で当部門用のチューニングをするのは余裕がありません。見送ります。そして残り２部門、【ファンタジー恋愛】と【現代恋愛】に関して。この期に及んでというのが非常にマズいのですが、いったん白紙化します。前述の事件もあり、何を書いていいかわからなくなりました。書きたいという思い自体はまだ消えていないので、足掻くつもりではいます。一応今のところ【現代恋愛】に関しては、いっそ軸を外すという案があります。『聖夜アンティフォナ』の時に触れた、春夏秋を足して4v4の恋愛模様にする試みですね。あきづき空太先生の『青春攻略本』が大好きで、私の中でアオハルといったらあれなんですよね。今回がアルファポリス開催であれば無理矢理にでも希死念慮だとか奇病や障害といった要素を捻じ込んだ方がいいでしょうが、誰も彼もがそうした作品を書くのが時流とやらであれば、敢えてその中にいてキラッキラしたアオハルを書く存在になるのもアリなんじゃねえのって。 ……まあ単純に、今のメンタルで希死念慮とか書いていたらただただ苦しいから目を背けたいってだけなんですけどねwwww さんざ泣き言は吐きましたが、心は折れても筆は折りません。遺顔絵師のところで書いたようなことを言うと、私がなりたいのは『作家』ではなくて『作家・雨愁軒経』なんです。はじめてカクヨムコンに応募してみた一昨年。それを踏まえて腰を据え臨んだ昨年。今年は、Re:Birth。改めて初心に立ち返り、カクヨムコンへ立ち向かいたいと思います。頑張ります。よろしくお願いします。ではでは。
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2024年11月15日
ティザー編の公開を開始します！
どーもっし！　タイヤ交換の待ち時間からこんにちは、雨愁軒経です。今夜18:00から、カクヨムコン10応募作品の予告編を順次公開いたします。「詩・童話・その他」とかいう謎カテゴリに投稿して、美しい詩や無垢なる童話を穢すという悪の所業ww もっとも、ティザーなんてカッコいい言い方をしていますが、つまるところ欲しいものリストです。「こういうのを書きたいから、脳味噌くんあとは任せた！」と。丸投げとも言いますね。予定と書いて願望と読むのが現状です（遠い目）それぞれの補足や小話、没ネタなどのエトセトラは来週のジョサスケラにて駄弁りたいと思います。ではではーノシ
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雨愁軒経

本日18:00、投稿します

【Vol.135】光陰……【ジョサスケラ定例報告】

四季織シンシアリィ・ティザー編（仮）

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【Vol.134】四季織シンシアリィ【ジョサスケラ定例報告】

【Vol.133】彼には何か別のものが視えているのかもしれない【ジョサスケラ定例報告】

【Vol.132】い、陰キャだからというわけじゃないもん！【ジョサスケラ定例報告】

【Vol.131】もう4回目だというのに、未だに応募要項で頭を抱える謎【ジョサスケラ定例報告】

【Vol.130】皆もあの従業員をなかせてやろうＺＥ☆【ジョサスケラ定例報告】

本当にありがとう。私は幸せ者です。必ず帰ります。

【Vol.129】結果来ないしアクナイ来てるしぬきたしキテるし【ジョサスケラ定例報告】

【Vol.128】言われてみればそりゃそうだ【ジョサスケラ定例報告】

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ひとまず区切りがつきました

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