超がつくほど甘えんぼな妹、芳乃。 芳乃が甘える相手は母さんと彼氏だけで、兄の俺に対してはむしろ当たりがキツいくらいだ。 だが母は蒸発し、一年間付きあった彼氏には「束縛に耐えられな…

この部屋には僕以外、誰もいないはずなのに。 開いているはずの浴槽のフタはなぜか閉じていて、緩く縛ったはずのゴミ袋の結び目はなぜかキツくて、乾いているはずの歯ブラシの先端はなぜか濡…

後輩の花森八瑛ちゃんが、俺の幼なじみに一目惚れしたらしい。 俺はもうひとりの幼なじみである澄夏とともに、奥手でヘタレな八瑛ちゃんの恋を全力でサポートすることに決めた。 「じゃ、…

不登校の美少女、館花るう花の自宅へ毎日プリントやノートを届けている学級委員長のあなた。 今日もいつものように荷物を届け、すぐに帰宅するはずが――いつのまにか意識を失い、気がつくと…

僕には栗羽おそらという恋人がいる。 だから、佳月さんがいくら魅力的な女の子でも、その気持ちに応えることはできない。 そう伝えようとして、次の瞬間、いきなり抱きつかれた。 「お願い…