群雄劇についての創作論

Xで群雄劇について、意見がいくつかありましたので、
群雄劇を2021年04月から、累計150万字書き続けて、構想ではまだ3分の1しか進んでいない、わいが語りますwww
※長文になりますw

群雄劇のデメリットってのは、確実にありますね。
自分が読者だったらわかる事で、
例えば群雄劇とまではいかないまでも
漫画の「からくりサーカス」
あの作品は勝パートと鳴海パートの2つのシナリオが同時に進むのですが、正直連載を読んでいる間は、鳴海パートは面白くなかった(鳴海が序盤、嫌いだったので)

群雄劇と言えば、銀英伝。
自分はヤン推しでしたので、ラインハルトのパートは読み飛ばしたかったw(ラインハルトのみの外伝とか、読むのしんどかったw)

良く巷の創作論でよく言われる
「視点がボケる」
とか言うのは、作家側の技術の話で、実はそういう事ではなく、

●読者が、離れてしまうパート

ってのが存在してしまうのが、群雄劇の最大の弱点だと思っています。
実際からくりサーカスでは、鳴海パートの際は連載を読むのを辞めており、完結してから読んだ記憶があります。
群雄劇を書く上で、一番注意しなきゃいけないのは、どの陣営も魅力的に書かなければならない。が、それは実質不可能です。
※好みの問題はどうしてもある。
Aの陣営が魅力的なら魅力的なほど、Bの陣営の話は読み飛ばしたくなる。

だったら、もう別作品で出したほうがいいわけですよ。

からくりサーカスなら、鳴海主人公の作品と勝主人公の2作品。
銀英伝なら、帝国主人公の作品と同盟主人公の2作品。

そういうの実際ありますよね。
野球のドカベンとか、最終的に別々の作品(それぞれ主人公が別の作品)が最終的に、「大甲子園」って作品で一つにまとまって、甲子園で試合するとかw

あと、無理くり例をあげれば、ガンダム。
初代ガンダムや、Zガンダム、ZZガンダム、ポケットの中の戦争、逆襲のシャア、ユニコーン、ハサウェイなど、各作品が全て集まって、宇宙世紀のガンダムというシリーズは、群雄劇っぽくなっている。

多分、方法的にはそれが一番正しい。
※商業的にも

その場合、大甲子園で初めて知ったキャラが居て、そのキャラが主人公の作品も読んでみよう!ってなる可能性もある。
ジークアクスを見て、シャアに興味を持って初代ガンダムを見てみよう!ってなる。

群雄劇は、★途中で読者が離れる要素がある★
のに対し、
別々の作品に分ける事で、★旧作品でも新規読者を獲得する事ができる★

で、群雄劇で成功してるなぁ。と思うのは
自分は漫画のファイブスター物語です。

あれは、どうして成功していると感じるかと言うと、
主人公のアマテラスの話なんですが、
彼は雲の上の存在と言うか、
主人公!してないんですよね。
ファイブスター物語は、
★アマテラスが見ている世の中★
を描いている。
逆に、アマテラス自身の描写は、作品全体で見るとあまりにも少ない。
もちろん、アマテラス自身も世の中に介入はしてきますが、そこはメインではなく、アマテラスが見ている世界を読者は見せられているので、
アマテラスの話。ではないんですよね。

つまり、群雄劇というのは、極論を言えば
主人公を作ってはいけなくて、読者をその世界に没入させるのではなく、上から客観的に神の視点で全てを中立に見ているように作らなきゃいけない。

そういう意味では、
からくりサーカスは「群雄劇としては失敗」であるし
銀英伝は、「群雄劇っぽいが群雄劇としては及第点」で
ファイブスター物語は「群雄劇」であると感じます。

要は、一般に言われる
キャラの掘り下げや、魅力的なキャラを作るって手法は、群雄劇では逆にマイナスで、掘り下げれば掘り下げるほどデメリットになってしまう。
全てのキャラを「モブ」として扱わないといけないのが群雄劇であるわけです。
どんな魅力的なキャラでも、ストーリー重視でさっさと退場させるのが、群雄劇なわけです。
あくまでも、モブ。
モブにどこまで魅力を付けるか?が群雄劇を書く肝で、ストーリーに関係ないキャラの掘り下げなんかは、蛇足でしかない。

つまり、普通の小説を書く技法と群雄劇を書く技法ってのは、そもそも根本的に逆のベクトルにあると思っています。

初心者が手を出すな!というのはそこ。

では、なんで自分は群雄劇を書いているかと言うと、
自分は小説とかラノベとか一切みない、参考書とか歴史書とかしか見ないので、逆に言うと
★普通の小説・ラノベが書けない★
※語彙力とか文法の手法とか技術力が全くの皆無
だから、仕方なく群雄劇っぽく書いてるだけで、
※群雄劇をテーマにして、語彙力・文章力のなさをカバーしている
だけだったりします。

結論を言えば、「小説家が」群雄劇を書くのであれば、
それぞれの短編(中編)を複数描いて、
最後にまとめちゃうのが一番の正解だと思っています。

つまり、初心者は
★群雄劇を書くのはやめとけ!★
は、実際そう。
特に、「小説・ラノベ」を書きたいのであれば、やめておいた方がいい。

正史の三国志より、三国志演義のほうが何で人気なのか?

それが答えだと思います。

で、わいは自称小説家なのではなく、自称歴史家なので、
小説やラノベではなく、歴史を描いています。
未来の人類史がどうなるか?を描いているので、
小説・ラノベを書いている自覚はないんですよね。
三国志演義を書いているのではなく、正史を描いている。

ですから自分の小説の1部とか見ていただくと、キャラ同士の会話なんか、最低限しか書いていません。
まるで、ちょっと詳細に書いたプロットです。
※プロットレベルのものを読ませているのか?というのは置いておいてw

完結したら、改めて小説にしてみようと思ってたりしますが、完結するのは何年後かwwww

結論は
群雄劇は止めとけ!
なんですが、それでも、からくりサーカスや
銀英伝という作品が失敗だったか?と言われたら失敗ではないので、やりたい奴はやればいい!
と思いますが、

まぁ、読者を獲得するという要素は諦めたほうがいいのは事実だと思いますw
だったら、複数の中編を書いて、最後にまとめたほうが正解だと思います

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